要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

10年間の売上変化率と経常利益変化率のプロット

2024-06-30 11:23:55 | 投資日記

10年間の売上変化率と経常利益変化率のプロット


10年で売上が…
2倍になる会社:約600/3000。20%。平均7%成長以上できるのは全体の20%。
3倍になる会社:約240/3000。8%位。
4倍になる会社:約140/3000。4%位。
5倍になる会社:約90/3000。3%位。

売上成長しているからといって一株当たりの売上が増えているとは限らない。
株券刷って売上拡大している可能性も十分にある。

売上拡大してるからといって儲かるわけではない。
市場評価(PERとか)というレイヤが被さるから。

利益は凡そ売上成長に多少相関するが、かなりばらける。
成長しているからといって利益がついてくるわけではない。

次の10年も多少のブレはあっても似たようなトレンドかなぁ。
ようは成長するところは成長するけど腑分けしないと食えたものではない。
食える奴だけ選別していきましょう。という感じか。

面白いのは売上2倍にならない銘柄、特に1.5倍にならない銘柄の利益の散り方。
凄い発散の仕方。こんなぶれぶれの利益をもとに低PERだから割安とかいっても、すぐはしご外されちゃうんだよね。
結局、土台として安定業績がないと始まらないよなぁと思う今日この頃。自分がそういう投資手法に傾倒してるだけなのもあるけど。


まぁなんだろうな、強いビジネスは利益率高いしぶれないしなんならさらに利益率上げてくるんだよね。
なので過去から見て利益がしっかり堅調に推移しててその理由が明らかで、
そりゃそうだわって腑に落ちる銘柄を集めればいいんじゃねって感じ。
そういう銘柄は売上成長とともに利益も着実に成長してくれるからね。
例えば売上成長はROEに紐づくのでROE20%で内部留保50%で売上成長率10%。売上利益率は安定なので固定、すなわち利益成長率も10%
後は安ければなおの事良い。絶対的な意味(PER10倍とか)でも相対的な意味(過去PER20倍デフォルトなのに今PER10倍)とかでもね。
更に成長投資で余った金を順次株主に還元している企業ね。還元性向50%とかで、年間5%の還元。

これで利益成長10%に利回り5%で合計15%確保。
さらに、いつ来るかわからんけどそのうち来る可能性が高い、PERで評価引き直しボーナス2倍付与(PER10倍⇒PER20倍)。

みたいなね。そりゃ儲かるでしょ。理路整然と。
まぁ、問題は、そんな分かりやすく儲かる銘柄、ほとんどないんだけどね。
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