要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

物差し作りから始める

2024-04-16 10:06:04 | 投資日記
思う所があり、バフェット本を何冊か読んだ。

その中で「過去の失敗で何が失敗だったかちゃんと説明できるようにしておく」、みたいなフレーズがあった。
で、自分の経験と照らし合わせてみた。主に株式投資、不動産投資、物販(輸入小売販売)。

結果、
株式は失敗談が累々。失敗率も相当高い。

一方、
物販は大きく被弾したものはない。
不動産に至ってはゼロ。

なんだこの差は…。

確かに場数(投資回数)の違いはあるとしても、株式投資の失敗率はケタが違う。

んで、掘り下げてみると、原因判明。根拠薄弱な推論をベースに取引をし、結果それが大外れ。
それを繰り返している事が判明。

一方、物販は被弾こそすれど、失敗率は限定的。ロスも大したものではない。不動産もしかり。
何故か?妄想が入り込みにくい構造で取引をしていた。物販も不動産取引も、きわめて現実的な目線で行っていた。

結果として、今の資産の大部分は不動産と物販からのものという事に。。。
気持ちの上では、「俺は株式投資の方が能力的に秀でているんだ!!」と思ったけど、全然違うっぽい。わろた。いやぁ。。しかしひどいな。。

という事で仕切り直し。物差し作りから始める。
まぁ、言うほど難しいものではない。

要するに、現実ベースで精度の高い物差しを作って、それ以外は投資対象としない。これだけでいい。
精度の高い物差しっていうのは、今ならそれなりに作れる。

具体的には、一応、全銘柄分の四半世紀分の売上、営利、経常、PER、配当利回りの推移とそこから次の1年のリターンを業界別で見れる仕組み作って、それを可視化したんだわ。
で、暇つぶしに見てると、まぁあれだよね。あぁこういうパターン構造なのね。。狙えばいいのね。みたいなのがおぼろげながら見える。

そこで得られた検知を有名どころの投資家さんが書いた書籍と照らし合わせて肉付けしていく感じ。
ま、行きつく先は「安定成長する銘柄を安い時に買え」ってなだけだけどね。

で、投資はこの物差しのみを使って取引する。まぁ行ってみればチェックシートだよね。筋のいい見地を突っ込んで磨いたチェックシート。

不動産投資でもこれ使ってたな。レインズとかアットホームから新情報受信してそのままシートに流し込んでよさげな物件だったらアラート飛ばすっていうやつ。懐かしい。

このシートの中身ってのもまぁ、汎用なんだけど、建物の築年数と構造、延べ床面積から建物価値を、土地は面積と地域の相場から土地価値を積算で疑似的に出して、
築年数から一律、リフォーム単価を出して㎡で掛ける、必要に応じて追加工事費用も入れる(例えば風呂の入れ替えの金額とか壁紙の張替え外壁塗り替え等、
相場があるのでそれをデータベースから拾ってきて疑似的にいれたりとか)とか。
まぁとにかく、一般的な不動産業者がやってるような見積内容を予めチェックシートにモジュールとして組み込んで算出に使っていたみたいな感じ。

物販でも同じで、コストの相場ってものがあるのでそれに合わせて利益計算シートを作る。例えば物販だったらEC手数料はこのカテゴリは8%、保管費用は3000円/坪月とか。

肝なのは「実地ベース」の相場で見積もりを入れる事。
それと、自明な計算しか入れない事。で。株式投資の銘柄算定でも同じことをしましょうってこと。

まぁやりましょう。これやると、恐らく株式投資は死ぬほど退屈になる。が、まぁそれでいいかなって感じ。
株式投資にドキドキもワクワクも要らない。金だけくれ。


といっても、推定したいのは人の性。株式投資でも引き続き推定はしていくけどね。でもそれは金が絡むところではなくて、あくまでも理論とか、考え方とかそっちの方面。
というか、自分はそういうのを考えているのが好きで、考えてる時に脳内物質結構出るから、それでいいんだろうな。

という事で、金が絡むところは実地ベース。100%マーケットイン。
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