要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

投資家の成績目安。アベノミクスから資産5倍が偏差値50。

2024-07-02 17:41:41 | 投資日記
株式投資家の成績目安。ある程度長くやってる場合で考える。

投資家に対するスクリーニング。簡易版。具体的には
2012年年末の資産を1倍として、現時点で5倍になってれば偏差値50。
というのも、日経平均が4倍。そして11年間の配当再投資分を鑑みて20%程度として4.8倍。切上げて5倍。

という事で目安として5倍。追加で資金投入したりワンチャン当てたとかも考えると、10-12倍で偏差値60って感じかな。
イメージね。イメージ。20倍超えたあたりでなんか持ってるぞって感じか。

え?お前はどうなんだって?
僕は不動産投資とか事業投資とか、他の事やってたんで…(逃)。

高配当利回り銘柄のリターンは市場平均を上回る。

2024-07-02 13:36:09 | 投資日記
さっきやったPERのついでに配当利回り上位勢も見てみた。
普通に高いな、という印象。PERと同じ位の違い、利回り上位1割は年平均リターン8%、下位1割は3%、平均5.9%とか。

以下の本で日経平均リターンを3.86%上回ったと書いてるんだけど、まぁ多分そんな感じになるんだろうな。
オートモードで月に23.5万円が入ってくる「超配当」株投資 日経平均リターンを3.86%上回った“割安買い”の極意



ただ、自分の計測が雑でそこから間違ったリターン推定している可能性も大いにあるので鵜呑みにしない方がいいかな。
あくまでもそういう傾向はあるって感じで。

まぁ何はともあれ、

買う時は
PERは低いほうがよく(PERの切り上げが期待できる)、
配当利回りや還元性向は高いほうがよく(インカムでもリターン取れる)、
売上成長は高いほうがよく(後で収穫できる)、
売上利益率は低いほうがいい(切り上げが期待できる)

売る時は
PERは高いほうがよく、
売上利益率は高いほうがいい

という感じか。当たり前だけど。

続:四半世紀リターンを見ていて思う事 (PER)

2024-07-02 13:03:11 | 投資日記
2000年から2024年までのリターンをざっくりサンプリングしたけど、ちょっと物足りない。
ちゃんと全部見てみよう、要素ごとに検討してみようという事で少し深堀。

で、取った。なんかちょっと認識のずれが合ったりもしたのでそれらも踏まえて、
要素ごとに検討してみましょう。まずはPER。


このグラフは2000年当時のPERを初期値として、それから年率でPERがどの程度動いたのかというグラフ。
なお、初期PER120倍以上と4倍以下は除去。グラフの通り、高PERは殺され、低PERは生かされる。


もう少し細かく見てみるとこれ↓PER4倍~30倍銘柄のその後の推移。

凡そ

PER20倍以上:高確率で評価引き下げが入る。
PER15-20倍:イーブン。
PER10-15倍:かなりの割合で評価の引き上げ発生。
PER10倍以下:原則評価引き上げ。

まぁ四半世紀というそこそこ長いスパンで見てこんな感じ。短年単位ではこうはいかない。
それでも、年平均でそこそこインパクト強めのリターン寄与がある。PER一桁台は平均で5%弱ってところか。

ただし、これ、株価の変動だけでこうなっているわけじゃないのは留意するべし。
要はEPS側の変動も考えないとならない。例えばEPSが低下すればPERは切り上がる。

じゃあPERが低いと一律減益していくのか?というとそういう訳でもない。ないわけではないけど。
以下は初期PERと年率利益変化のプロット。


PERのそれと比べてかなりばらけている。そして、気持ち、PER高いほうが年率利益変化が良い。
結果として、低PERは平均よりもリターンが高い。
例えばPER下位(割安)1割の平均リターンは8.0%、上位(割高)1割のそれは3.1%、全体では5.9%。