要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

四半世紀を超える長期的な視点

2021-11-03 15:48:02 | 投資日記
遠くから見ると全体像がよくわかる。

視覚というのは非常に便利なもので、特に色付きで奥行きが見える複眼だとなおさら。
かなり引いてみると全体像が見えるっていうのはまさにこれだな。以下の図。

明確に、こういうグラフになって表れる。どこが上限かは正直言ってわからない(僕にはわからない)。
フェルミ推定なんかで粗く図ることはできると思うけど、フェルミ推定では精度は±3倍が精々でしょう。
しかしながら、上限に達すると、成長率鈍化という形で表れてくる。これはそれ以上に早く利益率が落ちてくることでもわかる。

大事なことはこういう成長市場の初期でしっかりぶっこんでおくこと。ホームセンターの場合、具体的には1980年代前半で突っ込んでおければよい。
多少高くてもいい。他の2倍くらいでもいい。4000億程度の時に突っ込んでおけば、20年後には10倍になる。

またこういう市場の上位層、いわゆる勝ち組層に投資するとその拡大倍率はさらに高くなる。
市場内部にも勝ち組負け組がある。食う食われるがある。群雄割拠していた業界内部が淘汰され幾つかにまとまる。
そうすると、規模は10倍ではなく20倍、30倍、もしくはもっとになる。50倍とか。まぁとりあえず勝ち組は売上25倍程度になったとしておこう。
利益率も実は結構上がってくる。1.5倍くらいにしようか、すると37倍程度となる。投資初期に比べて利益が37倍になる。

PERが一定であれば、株価は37倍となる。20年で37倍ならば、まぁありでしょう。そういう話かなと。

業界の成長率は投下される資本、オーガニックなROE的な資本再投資、市場の需要環境などに左右される。
ただ、最終的には市場の需要環境が一番大事。というか、その業界のサイズを決めるのは需要環境、即ち一般社会。

業界の成長率は、まぁ資本投下のスピードとかに影響されるのかなと。これはROEというよりもROIC的な奴ですかね。


出典:https://strainer.jp/notes/2226
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