草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

芸術祭十月大歌舞伎怪談牡丹燈籠

2007年10月19日 | 日記
三遊亭円朝という落語家が有名なのは知っていたが、当時円朝の話を速記者が書きとめて小説が発表され、それが二葉亭四迷などに影響を与えて、文芸の原文一致更に口語文学に繋がっていったというから凄い。 今日は東の一例目に座ってみました。
うーん二列目が3Bで一例目が3Aならあまり違わないから来月は昼夜とも二列目にしたのは意外と正解だったかな?それにしてもなんで西の一階の桟敷に子供が座っているの?!

仁左衛門さんと玉三郎さんの夫婦なんて、最高だな。
お露役の七之助さんと乳母のお米さんの幽霊というのも中々技術が入りそうだがちゃんと幽霊に見えた(笑)
そもそも日本の幽霊の足がなくなったのは画家の円山応挙以来らしく、牡丹燈籠では下駄をカランコロンと鳴らしながら来るわけです。
二話目は坂東三津五郎さんの奴道上寺で相変わらず切れのある踊りで楽しい。
しかしこの道上寺というのを作った人は凄いと思う。奇想天外な筋だが応用が聞いて華やかだし、知ったか坊主は愉快な上に見応えもありなんといってもラストが鐘の上ですから。
コメント
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