草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

しゃべれどもしゃべれども

2007年05月27日 | 映画
しばらく振りに絶対見てみたいと思っていた映画がある。

国文太一さんの主演の「しゃべれどもしゃべれども」だ。

初日に行きたかったのでレイトショーにヨモーギン娘といった。

まず、落語が好き、特に「火焔太鼓」は良く知っているし、浅草とか三ノ輪とか下町も好き。そして、、

それ以上の情報はなかったが、この日は朝からテレビで特集があって、若手落語家と3人の人たちの交流が主軸になっていることを知った。

まぁあまり、予備知識がないほうが面白い場合が多い。

でもゆずの主題歌は何度か聞いていいと思った。

さて、映画だが、中々キャスティングが良いな。

国分さんはテレビに出ずっぱりの多忙な中良くアレだけの仕事をされたなとびっくり田。タレントとはいえ、下手でも、途中でぶちきれるキャラの長瀬君の「タイガー&ドラゴン」とは訳が違う。

私も昔、「長屋の花見」とか「千早振る」に挑戦したが、、そりゃぁ難しいよ落語は、落語家じゃない人が演じるのもいいアイディアだ。

子役の森永悠希君は最高だ。何でもオーディションで既に「饅頭怖い」を言えたとか。
将来は、俳優さんか、落語家か、、下手なお笑い芸人にはなってほしくないな。

それに、ここで枝雀さんの落語に合えるとは、、

香里奈さんは最後まで自分の殻にこもっているが、隅田川の水上バスの上の笑顔はやっと、自分に戻れたようで微笑ましかった。

元野球選手の松重さんは、不器用を演じておられて意外に難しい役ではなかったかと、

そうそう、おばあちゃん役の八千草薫さんは私の父のお気に入りだった。
いつまでも可愛いおばあちゃんで上品で素敵。

国分さんが「火焔太鼓」を演じるニュースが流れていたので、あれがラストシーンだと思ったが、、まぁこれ以上はネタバレなので、、

あの落語家さんにここでお目にかかれるとは、、枝雀さんがもっと長生きされていたらなぁと思った。

もう1年もしたらきっと日本テレビとかで放映されそうだけれど、こういう人畜無害な映画を沢山の人が見たら良いなと思う。

今年は、ほおずき市にも行ってみようかな。
コメント
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