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エイフマン・バレエ「ロダン~魂を捧げた幻想」全2幕

2019年07月22日 | バレエ

2019年7月19日(金) 開演19:00 東京文化会館大ホール

〈ストーリー〉
第1幕
心を病んだカミーユ・クローデルが精神病院で暮らしている。
彼女に会いにきた彫刻家のロダンは、過去の様々な出来事を思い出す――。
アトリエに来た若い学生のカミーユに、ロダンはすっかり心を奪われた。
一方で、自宅で待っている内縁の妻ローズの献身的な愛には、
ろくに報いることがなかった。
ロダンの心の中に、カミーユとともに制作に励み、
作品を創り上げている自分の姿が浮かぶ。
カミーユは美貌、若さ、彫刻家としての才能と、
もてるものすべてを恋人であり、師であるロダンに捧げた。
しかし、傑作を生み出した作者としての栄誉はすべてロダンに与えられた。
ロダンが華々しく成功を祝う一方で、カミーユの存在は無視された。

第2幕
カミーユはロダンとの制作の場から出ていく。
取り残されたロダンにローズが寄り添い、
ロダンはブドウ祭りでローズに初めて会ったときのことを思い出す。
カミーユはロダンの元を去ったものの、どこにも落ち着くことができずに戻ってくる。
ロダンは帰ってきたカミーユへの激しい情熱と、ローズへの真摯な愛情の間で引き裂かれる。
『クロト』を制作したカミーユは、心身ともに限界を迎えていたところに
評論家たちに酷評され、自ら作品を破壊する。
そして悪夢のような幻影につきまとわれて狂気に陥り、精神病院に隔離される。
残されたロダンは一心に石を刻み続ける。
(プログラムより)

身体能力の高さを見せつけるようなアクロバテックな舞台でした。
映画にもなってるロダンとカミーユの話。
彫刻をする時の表現が秀逸ですね。




テーブルにのった塊を捏ね上げる、としか表現できない。
腕1本ずつ出来上がるってやつ。
それもこれも見た目の美しいダンサーが揃っているからこその美って感じです。
プログラムには"男性184cm以上、女性173cm以上のダンサー全員が
自らの肢体の可動域を極限まで拡大"って書いてありました。

いやもう動く彫刻ですよw

21年ぶりの来日公演らしいですが、21年前は観ていないので初です。
ストーリー的にはロダンというよりカミーユの話か?
これはこれで一つのスタイルなんだろうなぁとは思ったけど、
心に響くって程ではなかった。

って言うか、この日は日が悪かった。
前日の京アニ火災で心が動揺してた。(いまだに泣けてくる)
全く集中できないけど、チケ取ってしまってたから観に行った。
サンサーンスもラヴェルもうわの空だった…。




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