beatitude

好きなことだらけさ…

やっと日の目を見たよwワンちゃんパジャマ~

2012年02月28日 | ハンドメイド

やっとこさ完成。ヨカッタヨー (;^_^Aアセアセ・・・
オープンファスナーの背中開きです。




ふちに市販のレースを付けて、お花はレース糸で編みました。
袖口にはゴムを通しました、



前の首元にもモチーフを1個編んで付けました。

夕方さっそく持って行きました。

 

ご依頼主のルウちゃんです。
すぐにご試着。いい具合のようですw

仕上がりが遅くなってしまったので、
以前編んだセーターとマフラーをプレゼント。

 

もうすぐ3月なのに、明日東京は雪だそうで…
まだまだ寒いみたいなので、使ってくださいね。




『テ ヅカ TeZukA』

2012年02月25日 | 舞台(演劇・音楽)

2012年2月24日(金) 開演19:00 Bunkamuraオーチャードホール

ジャンル分けが不可能なというか無意味な変わった舞台でしたが、
振付家シディ・ラルビ・シェルカウイの並々ならぬ手塚治虫への思い入れは
よ~く伝わってきました。

イギリス×日本×ベルギー国際共同制作というだけあって
“手塚治虫”という日本のサブカル原点ともいえるモノを表現しながら
まさに多国籍、いや無国籍な作品になっていたような気がします。
シェルカウイ自身がモロッコ系ベルギー人で真のヨーロッパ人ではないといい、
音楽をインド系ニティン・ソーニー、韓国のパク・ウージェー、日本の堀つばさ、
ポーランドのオルガ・ヴォイチェホヴスカと多様なミュージシャンを使い、
違和感のない音楽空間を演出してました。
パフォーマーも国籍も様々なら、経歴も様々。
振付助手のアリ・タベはサーカスアーティストだし、
コンテンポラリーダンサー、俳優、バレエ、武術家、書道家と
知っていると言えるのは森山未來だけw
シェルカウイは以前、首藤さんと「アポクリフ」やってますが観てないです。

舞台上で多様されている映像は劇団☆新感線の劇中映像も手掛けている上田大樹。
映像とパフォーマーをシンクロさせて魅せる舞台としては
パリ・シャトレ座の「レ・パラダン」を思い出しましたが、



こちらはバロック×ヒップホップの原色溢れるポップオペラ。
お経のような歌や子守唄、琴や和太鼓の音、マンガであるからこその墨色の世界。
ある意味真逆かもw

倒れては起ち上がるコマ割り画面、パフォーマーの動きで現れる書き文字や動線、墨文字。
 上から吊り下げられた紙の上に展開する手塚マンガ。
あ~ダメだ。自分はどうしてもダンサー達の動きを追うよりも、
見せられるマンガの方に意識が集中してしまう。

プログラムの奥野卓司氏寄稿文の中に
「このダンスを見に来られる日本人の方々が、僕には想像がつかない。
マンガ、アニメ好きな若者、コミケに進んで集うマニアなら話が早いが、
そういう方は少ないだろう。なかには、ダンスは好きだが、
「萌」なんていわれているものは見たくもないという方もおられるだろう。」(一部分)とありました。
確かに何に惹かれてここまで足を運んだか。
手塚治虫と森山未來で来たわけだけど、
大人になってからせっせと見るようになったバレエやダンスの世界より、
子どもの頃からどっぷり浸っていたマンガやアニメの世界の方にどうしても傾いてしまう。
つまり、いろんな要素が詰まりすぎてる舞台で全てを観ることができないのです。
フランス語のナレーションに字幕が浮き上がり、不思議な旋律が流れダンスが繰り広げられ、
マンガ映像がバックに起ちあがる…降参、どこを観ればいいの!?
 観たものを消化しきれてません。

ダンスで印象的だったのはダニエル・プロイエット(たぶん)か。
MWや人間昆虫記を題材にした時の女装でのパフォーマンスは異様な雰囲気で目が釘付け!
森山未來は他のパフォーマーとも遜色なく、ナレーションの声も聞き取りやすく、良かったです。

まんま手塚マンガで育った世代としては、
「神」と祭り上げられる手塚治虫には多少違和感もあります。
3.11について言及した時、大友克洋の名前も出ましたが、
テーマや精神世界の話とは別に、大友が世に出た時に
手塚は古い、手塚は終わったと言われたものです。
そうあの時、自分も含め若い奴らは大友に走ったのです。
――この話は長くなるので止めますw
 
シェルカウイの手塚哲学に深く心酔している舞台。
アトムを軸に百鬼丸、ブラック・ジャック、ブッダ、火の鳥、美知夫、十枝子、奇子…
輪廻転生、色即是空…
観に行った方々はどれくらい心酔できましたか?
(まとまりがつかない文章になっちゃいましたぁ。)




今日は♪

2012年02月24日 | 舞台(演劇・音楽)

大規模修繕で窓も開けられない生活なのに
家族にインフル蔓延することもなく、下の娘は今日から学校~やれやれ。
大量の洗濯物を部屋干しして、湿度だけは十分過ぎるくらい…。

今日はこれから渋谷のオーチャードホールに行ってきます。
森山未來が出るダンス作品「テ ヅカ TeZukA」
どんな舞台なのか見当も付かないまま、チケ取っちゃったんですが、
昨日のNHKニュースにリハ風景が流れました。なんかビミョー( ̄Д ̄;)
で、ネットでちょっと探したら、ありました。

 

先週17日~19日に公演した香港藝術節での動画ですね。
これ見ると、スクリーンに映し出されたマンガ映像と人の動きを連動していてちょっと面白いかも。
でもダンス部分はどうなんだろう。

とにかく19時からなので行ってきます。




『アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト Bプロ』

2012年02月23日 | バレエ

2012年2月21日(火) 開演18:30 ゆうぽうとホール

ボリショイ祭りはチケ代が高くて参加しませんでした。ほほ…
コジョカルは「ザ・レッスン」が観たかったのでBプロのみです。
2回の休憩時間は両方とも20分。終了は21:15。
コジョカルはじめ、出演ダンサーがみんな楽しそうに踊ってて、
終わってみるとホンワカした公演だったような気がします。

◆第1部◆


「ラリナ・ワルツ」
振付:リアム・スカーレット
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ロベルタ・マルケス
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン

みんなでごあいさつ的な「ラリナ・ワルツ」。
ここから既に男性陣の「俺が一番スゴイだろ!」みたいな空気が流れていたようなww
みなさん気合い入ってました。
 

「タランテラ」
振付:ジョージ・バランシン
ロベルタ・マルケス、スティーヴン・マックレー

知らなかったのでバランシンでタランテラ(毒蜘蛛)ってどんなんだろうと思っていたら、
明るく楽しい演目でした。
ナポリの舞曲でタラントという町の名前に由来してる曲だとか。
タンバリンを持って元気に踊るマックレー、似合ってるわ~。


「くるみ割り人形」より グラン・パ・ド・ドゥ
原振付:ワシリー・ワイノーネン
ダリア・クリメントヴァ、ワディム・ムンタギロフ

お馴染みのグラン・パ・ド・ドゥ。ワディム・ムンタギロフはたぶん初めて観たと思うんですが、
手足の長い王子っぽいダンサーのようですが、
なんでですかね~オッサンぽい。


「ディアナとアクテオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ 音楽:チェーザレ・プーニ
ローレン・カスバートソン、セルゲイ・ポルーニン

いやいやポルーニン、魅せますね~。
腰布一枚の衣装で踊るマッチョ系の演目はお好みではないんですが、
倒れ込んだ時のポーズが色っぽいよww
ロイヤル退団騒動で来るとか来ないとか、踊るとか踊らないとか騒がれてましたが、
バレエから離れる気配は微塵も感じませんね。
吉田都さんの退団公演のロミ&ジュリでベンヴォーリオを踊ってた彼。
マキューシオのブライアン・マロニーとマックレーロミオの後は
どっちが先にロミオ踊るかねぇなんて友人と言ってたのに、
さっさと辞めちゃって、ロイヤルでのロミオは観れないのか…残念。


「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
アリーナ・コジョカル、アレクサンドル・リアブコ
三原淳子(ピアノ)

楽しみにしてた演目のひとつですが、う~ん自分的には今一つでした。
コジョカルもリアコブもそれぞれとてもいいんですが、なんかかみ合わない感じが…
プログラムに写真が載ってるので、ハンブルク・バレエ公演で
この二人踊ってるんですよね。
テイストが違うというか…息づかいまで聞こえてきて、
全身をぶつけて踊る凄さは感じるんですが、入り込めないまま終わりました。
2、3ヶ所から次々携帯音が響いたという最悪状況も…


◆第2部◆

「ザ・レッスン」
振付・デザイン:フレミング・フリント 音楽:ジョルジュ・ドルリュー
教師:ヨハン・コボー
生徒:アリーナ・コジョカル
ピアニスト:ローレン・カスバートソン

こ、これは…キモっ!!!!コボーキモイよ!!
ヨハン・コボーはあんまり好きじゃないんですが、この教師はハマって見えました~w
キョドるコボーからどんどん大胆になり傍若無人なコボー。
このコボーは好きかもww
不条理劇「授業」を原作に1幕バレエに創作した作品。
初老の教授のもとに個人指導を受けに女生徒が訪れる。
最初は快活な少女の姿に教授はおどおどとしているが、
授業が進んでいくと、その関係性に変化が生まれる。
女生徒の無知が明らかになっていくにつれ、教授は次第に攻撃的になり、
ついには女生徒を手にかけてしまうのだ。
(プログラムより)
その一部始終をわかっていながら、そこで働くピアニストをローレン・カスバートソンが演じます。
その温度のない感じが、はじける可愛さで登場するコジョカルと対になり
コボーのキモさが増します。
 

◆第3部◆

「ドン・キホーテ」 ディヴェルティスマン
原振付:マリウス・プティパ 音楽:レオン・ミンクス
アリーナ・コジョカル、ローレン・カスバートソン、ダリア・クリメントヴァ、ロベルタ・マルケス、
ヨハン・コボー、スティーヴン・マックレー、ワディム・ムンタギロフ、セルゲイ・ポルーニン
高村順子、西村真由美、乾 友子、高木 綾、奈良春夏、田中結子、吉川留衣、岸本夏未

なんだか笑えるドン・キ~。
みんながキトリで、みんながバジル。
一組ずつの時はいいんですが、全員揃うと面白過ぎでした。
やはり一番床屋っぽいのはマックレーか!
スゴ技ではポルーニンか! 
ムンタギロフはちょっと線が細いかな。
それにしても、ここで全員オレ様全開ww
どーだどーだとクルクルまわり、ジャンプジャンプ!!(゜m゜*)ププッ
コジョカルとコボーは幸せそうに踊ってました。
メチャメチャ楽しかったです。




やっぱりインフル…

2012年02月21日 | 瑣末な日々

日曜に39度熱が出た下の娘。
病院で検査したらインフルB型でした (ノ_-;)ハア… 
11月に予防接種したのに… 
市販の風邪薬で一時的に熱が下がるもんだから、ただの風邪かもと思ったけど違ったよ。
まあ注射のお陰で少しは軽く済んでるのかなぁ。
日中微熱だったけどまた39.6度まで上がってる。

毎年家族で注射してるのに、持ってくるのは下の娘。
アイツに予防接種は効かないのかなぁ。
注射で感染しないのは7割、3割は注射してもダメらしい。
あ~、その3割ヤロウか…

明日はコジョカル観に行く予定…。
しょうがない。インフルっ子はダンナに預けて行っちゃうもんね。
 

 
 


お家は決まらない。。。

2012年02月20日 | 瑣末な日々

土曜日曜と不動産屋とお家さがし。
新築一戸建てとこれから建つぞという土地なんかを色々見てきました。
建売りって万人向けに造られてるから、
多少仕様の豪華さや色が違うだけで、同じ価格帯で見ていくと大差ない気がしてきました。
やっぱり、狭いながらも満足のいく造りってのは自分で建てなきゃダメなんだろうね。
そのためにはお金かぁ。
お金がないと土地買って家建てるってのは無理かも…
だんだん諦めモードに入ってきたよ。
自分好みの家を建てる財力がないなら、マンションの方が楽かなw
その方が駅近物件探しやすいしさ。

そんなこんなで、夕方家に帰ってきたら、
下の娘が「お母さん、のど痛い、熱39度ある~」とヘロヘロになってた
インフルかなぁ。流行りモノに乗っかるなよ。
明日(今日かw)学校休みだね。病院に連れて行くか。

そして完成を見ぬワンちゃんパジャマ…ごめんなさい




 


家の中がスゴイことに。。。

2012年02月18日 | 瑣末な日々

マンションの大規模修繕が始まり1カ月。
わが家のある西側から始めたらしく、真っ先に足場が組まれ、
日中は働くオジサン達がウロウロ。
6時に起きてダンナと娘を出したあとグダグダ昼まで寝るためには、
再度カーテンを閉めなければ恥ずかしいことになる。。。

それよりも、ベランダに置いてあった物置や鉢植えなんかを
全て部屋に保管しなければならず、四畳半の和室が諸々で埋まってる。
その物置やガラクタの中に布団を敷いて寝てるダンナ。
自分はダイニングに毎晩布団を引きずってきて寝てる始末。
洗濯物は作業のない日曜しか外に出せなかったのが、
今日からは窓も開けられなくなり、日曜とはいえ、洗濯物を出せない。
埃は溜まるは、廊下には鉢植えが並んで歩きずらいは、
家の中がグチャグチャしてる。。。
ちょっと油断するとカビ臭ぁ~ 。

なんかストレス溜まってきたー

いろんなことがどうでもよくなってきたー



 


あちゃ~、電話きてしもたΣ(; ̄□ ̄)

2012年02月16日 | ハンドメイド

ほったらかしてたワンちゃんパジャマ…
「どうしたぁ?」と電話が

m(。≧Д≦。)mスイマセン!!

激しく反省しております。
 いくらご近所さんとはいえ、2、3カ月もほっといて音沙汰もないって…
ひとでなしですよね~
引越しちゃったのかと思ったよと言われてしまいました。

これは映画館に行って場合じゃないぜと
作りました。

 

オープンファスナーも付けて、本体完成。
後は袖口にゴム通して、ちょっとだけ飾りも付けようかと。

もう少しだけ待ってもらおう。

明日は不動産屋さんと建売り見に行く予定…
気分的にはキャンセルしたいよ





『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』

2012年02月14日 | 映画 アニメ

身の丈を超える長大な剣を自在に操る屈強な剣士ガッツ(声:岩永洋昭)は、
ある日、傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィス(声:櫻井孝宏)と出会う。
グリフィスは、己の夢の実現のためにガッツを団に引き入れ、
やがてガッツとグリフィス、そして鷹の団の仲間たちは、数々の激戦を潜り抜け、固い絆で結ばれてゆく。
だがある日、ガッツはグリフィスの夢にすがることをやめ、
対等な友として敢えてグリフィスのもとを離れていく。
そして、抗えない運命により、かつての友は最大の敵となるのだった……。
(goo映画より)


「ベルセルク」…10年以上前に、たぶん15巻辺りまで読んだような…(  ̄ ・ ̄) 
なので、人物関係はまあ入ってるけどストーリーはぼんやり覚えてる程度。
深夜アニメも時々見てたぐらいで、どっぷり浸ってはいなかった。

 黄金時代篇ということで、ガッツの暗~い話は無しでどんどん進んでいってます。
グリフィスとの勝負に負けて寝込んでいる時、朦朧とした意識の中で
ちょっとだけガッツの過去が出てきますが、
原作を読んでなければ何の事だかわからないんではないでしょうか。
でも、そこがわからなくても、流れ的には何の問題もなく、
原作知らなくても、十分楽しめるように出来上がってたと思います。

自分的には「ベルセルク」といえば、暗く、重く、ドーンと気分が沈むマンガという印象で、
グリフィスが登場してからやっと少し読みやすくなったなと思った覚えがあります。
今回、深夜アニメと同様、ガッツとグリフィスの一番いい時代を初っ端に持ってきていて、
より解りやすい感じでした。
原作に惚れ込んでる方々にとってはどうなんだろうと思いましたが、
なかなか好印象なのかな?


画はCGアニメですね~。あの
独特な妙に滑らかな動きw 
壮大な戦闘シーンを描くには有効なんだろうけど。
まあ、そこも慣れということで。
普通に血は吹き出すし、首は飛ぶし、目玉も飛び出る。
やんわり表現してないのは拍手。
でもこの先、二部三部と進んでもどんどんやっちゃうなら、R指定付くよなぁ。
だってエロスとバイオレンスだよw
音楽は平沢進と鷺巣詩郎でいいですね。

一番ウケたのは
櫻井孝宏(グリフィス)ですよー(≧∇≦) 
セリフ聞いてると吹きそうになる!!
いや、カッコイイですよ。女子としては(オバサンも一応女子)唯一の萌ポイント。
字面で読むのと声で聞くのでは、小っ恥ずかしさの度合いがw
グリフィス×ガッツ
グリフィス草笛w
グリフィス×シャルロット

と、この笑顔w
 うひゃひゃ、そこだけもう一回観たいwww

最後は妙な2回目のED。
いや、曲はいいんですけど、あの延々と続いたTwitterアカウント名…
最初意味不で???で観てたら、すっかり眠くなってしまいましたw
(ベルセルク観て眠くなるなんて…)

今回、高校生の娘と一緒に行ったんですが、
(もちろん彼女は原作は知らない、櫻井目当てです。)
まあ面白かったし、年内に三部作全部公開するみたいだし、
大学生のお姉にも勧めておきましたよ。(観るかなぁ。)




小野寺修二 カンパニーデラシネラ『カラマーゾフの兄弟』

2012年02月11日 | 舞台(演劇・音楽)

2012年2月10日(金) 開演19:00 新国立劇場 小劇場


小野寺修二の舞台は『空白に落ちた男』を2度観たことがあるだけで、
『カラマーゾフの兄弟』は2作品目。
ドストエフスキーものは数年前から亀山郁夫の新訳でも話題になり、
新たに読んだ方もたくさんいると思いますが、自分は読んでない
うる覚えのストーリーで観て大丈夫かなと心配してたら、
一緒に行った友人が「今日の昼にカラマーゾフのマンガ読んできた!」と言って
ざっくりストーリーのおさらいしてから観ることができました。
(大雑把でも聞いておいてよかったよw)

今回はセリフもちょっと有りのマイムとダンス。
出だしはコマ送りのような動きで惹き込みました。 
そしてまたしても惚れ々する流れるような動きに感動
一人の役者さんの動きを追ってみたいのに、次々焦点をずらされて
どこを観ていいやらw

今更ながら父親役だった浅野和之に驚いた。

なんと芸達者な
表情の出し方、動きの端々、自分で出す効果音の面白さ、絶品でした。
ドラマや映画でちょくちょく見てるはずなんですが、ここまで凄いとは。
『空白に落ちた男』を観た時は、出演者それぞれがいい感じでしたが、
(目当ては首藤さんで、彼以外ははっきり言ってどうでもよかった自分w)
小野寺修二だけは舞台人として突出した印象を持ったものです。
今回は小野寺修二はもちろんですが、浅野和之がダントツ。

残念だったのは藤田桃子が観れなかったことかな。
怪我で降板、代わりに江田由加でした。
紅一点でしたが、いまひとつ印象が薄い。
小柄で華奢なせいなのか、線の細い感じでした。
藤田の持つ、どこかすっとボケた存在感で観たかったです。

ストーリーを追いながら、シーンをずらしてダブらせたり、
それを殆んどセリフ無しの身体の動きのみで見せていく舞台。
小野寺修二は面白い。
最後は明るいエンディングでした。

3日前に観た『ロッキー・ホラー・ショー』の毒気からやっと抜け出せそうですw


〈キャスト〉

浅野和之
森川弘和
河内大和
大庭裕介
川合ロン
江角由加
小野寺修二

振付・演出:小野寺修二
美術:杉山至
衣装:堂本教子
照明:磯野眞也
音響:秋山斎裕
テキスト:小里清