beatitude

好きなことだらけさ…

『ヒア アフター』

2011年02月28日 | 映画 洋画

クリント・イーストウッド監督作品――品のいい予定調和か。


パリで活躍するジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は
、恋人と一緒に休暇で訪れていた東南アジアで、津波に遭遇。
波に飲まれて生死の境を彷徨ったものの、何とか一命を取り留める。
だが、帰国した後も、呼吸が停止した時に見た不思議なビジョンを忘れることができず、
仕事が手につかなくなってしまう。しばらく休暇を取ることになったマリーは、
自分が見たビジョンが何だったのかを突き止めようと、調査を開始する……。

一方、サンフランシスコでは、かつて霊能者として活躍したものの、
死者との対話に疲れきったジョージ(マット・デイモン)が、過去を隠して工場で働いていた。
彼は、人生を変えようと通い始めた料理教室で知り合った
メラニー(ブライス・ダラス・ハワード)に好意を寄せるが、
自分の能力が原因で、彼女は彼の前から去ってゆく……。

そして、ロンドン。
母親と双子の兄と一緒に暮らすマーカス(ジョージ・マクラレン/フランキー・マクラレン)は、
突然の交通事故で兄を亡くす。
母と別れ、里親に預けられたマーカスは、もう一度兄と話したいと霊能者を訪ね歩くものの、
本物の霊能力者には出会えない。だがある日、彼は、ジョージの古いウェブサイトに行き当たる……。

調査の成果を本に書き上げ、ブックフェアに参加するマリー。
すべてから逃げ出して大好きなディケンズの博物館を訪ねるジョージ。
二人の行き先はマーカスが暮らすロンドン。
3人の人生が交錯し、何かが起きようとしていた……。
(goo映画より)


出だしの津波シーンは結構な迫力で息を詰めて観てましたが、
その後は地味~な映画でした。
臨死体験に心を奪われたマリーにもヤク中の母親を慕う双子にも
グッとくるものがあまりなく、ジョージは暗い…。
まあ霊能者なんてきっと、マトモな精神じゃやってられませんよね
(暴利をむさぼってるインチキヤロウは平気でしょうがw)
さすがにジョージがマーカスの願いを聞き、ジェイソンの言葉を伝えるシーンは
キタゾ~でしたが、それも予想通り。

死後の世界やジョージが相手の手を握り、繋がる瞬間の描写なんかは
大仰でなく、なかなかいい感じだと思いましたが、
最後のビジョンは??予知??

『シックスセンス』の方が面白かったなぁ。





丸一日PCに張り付き…( ̄。 ̄;)ブツブツ

2011年02月26日 | 瑣末な日々

愚痴である。
目がショボショボして頭痛いのである。

引越ししたわけでもないのにプロバイダー変わったのである。
つまりメインで使ってるパソのアドレスが変更なのである。

自分が留守の間に連れ合いが、営業の兄ちゃんの「絶対お得です!」っいう上手~い口車に乗せられ、
変える事になり、昨日工事が入ったのである( ̄д ̄)チッ

アドレス変更がどんだけ面倒か今ひとつ分かってないアナログオヤジ…
そりゃそうだ。自分じゃ設定も何もやらず
「つながった?」って待ってるだけだし、自宅パソからメールのやり取りもしない。
使っているのは無料ゲームとCDのダビング。
ショッピング、チケ取り、オークション、銀行、全部私が使ってる。

しかーし、私はパソの達人ではない!!

一々オンラインの設定ページを開けて確認しながらのヘロヘロ設定作業である。
メチャクチャ時間がかかる。
頭がいっぱいの時に「お昼何食べるの~?」「夕飯なあに?」と言われると
ブチ切れそうになるΣ(-゛-;)ムカムカ

まだ全部メアド変更できてない…
設定質問の答えを忘れて、自分の銀行のページに入れなくなっちまった…
やはり、銀行はガードが堅い。
プロバイダーが変わっただけで、いつものパソからのアクセスとは判断されなくなっている。
でも3年も前に設定した答え、憶えてねぇー( ▽|||)
電話するしかないか…





ゴスジャンスカ 本体完成♪

2011年02月24日 | ハンドメイド

一時はどうなる事かと思いましたが完成です



前中心にはサテンのリポンを通しました。
グッとゴスロリっぽくなります



背中のゴムもなんとか付けることができました。
生地がまだまだ残っているので
本に載ってるような、ウエストにピンで付けられるようなリボンを作るかな。



参考にしたジャンスカはこれなんですが、オリジナルということでいいかなぁw


やっとこさ着られる状態になりましたが、このままではただのジャンスカ。
ゴスロリにするためにはパリッと膨らむパニエを作らなければなりません。
以前パニエになるかとバーゲンで手に入れたスカート


(真ん中のチュチュ風のヤツね)

これ穿いてもあんまり膨らまなかったんですよ。
色もオフホワイトだし、やっぱり作ることにしました
なるべく早く手を付けたいと思ってます。
(まだまだ黒いモノを作る日々が続くなぁw)




『リセット』

2011年02月23日 | 映画 洋画

ある夜、世界規模の大停電が発生し、地球上の人間が服や靴を残して消失してしまう。
電気は復旧する気配もなく、夜の時間が長くなっていく。
そのとき、偶然光を身につけていたルーク(ヘイデン・クリステンセン)、
ローズマリー(タンディ・ニュートン)、ポール(ジョン・レグイザモ)ら4人の男女は、とあるバーに辿り着く。
そこにはガソリンエンジン式の発電機で、かろうじて明かりがともっていた。
1587年に起きていまだ謎に包まれている“ロノアーク島集団失踪”と同じく、
“CROATOAN”という謎の文字が教会の壁に見つかる。
じわじわと迫りくる闇の恐怖のなかで、ルークたちは生き残りをかけ、
人類消失の謎の核心に近づいていく。そこには、戦慄の真実が待ち受けていた。
(goo映画より)


う~ん、SFサスペンスなのか?デキの悪いホラー映画のようだった…

ヘイデン・クリステンセンが主役ならそこそこ面白いかなと思って行ったんですが、違いましたw
登場人物がそれぞれ何が起きたのか分からない恐怖と“闇”の恐怖を抱えながら
いろんな謎をあちこちにちりばめ、
(ロアノーク島集団失踪事件なんて、そそる話まで持ってきていながら)
まったく話が繋がらず、回収もされず、
人類消失の謎の核心にぜんぜん近づかないw
迫り来る“闇”の恐怖表現もいま一つセンスが古い。
(これなら『鋼の錬金術師』のセリム・ブラッドレイが操る“影”の方がよっぽど怖い)
眠かったけど頑張って最後まで観ましたが、
ヘイデン君はあっけなくいなくなって
リンゴが転がり、生き残ったのは少年と少女――戦慄の真実ってアダム&イヴですか!?
なんだかなぁ
このイヴが天使のような愛くるしい少女だったらもう少し納得できたかもw


ここんとこ映画の当たりが悪い
地元の映画館にママチャリでへろ~んと観に行くんじゃなく、
わざわざ単館上映にせっせと行ったにもかかわらず、観る作品観る作品つまんない…
さて、次回は『ヒア アフター』観たいと思ってるんですが、
これは地元の映画館にたら~んと行こうと思ってます





ファスナーの付け直しに悪戦苦闘Σ( ̄◇ ̄;)ホエー!!

2011年02月20日 | ハンドメイド

ここんとこ例のゴスロリジャンスカのファスナー直しに従事しておったのですが…
えらく難儀しております

エンヤコラと壊れたファスナーをはずして、
ざっと付け方本に目を通して新しいのをしつけで止め、縫いました。
ここです!
ざっと見たのがいけなかった。
前回初めてコンシールファスナーを付けるときは、じっくり読んでから始めたので
あら、意外に簡単に付けられるじゃんと思ってしまったのです。
2回目の時は1回出来たんだからとさっそくミシンを掛けて

あ――――――!!間違えた
縫い目が表から見える!!

コンシールファスナーとは表から見た時、
あたかもそこにはファスナーなんて存在していないように見えるものです。
それが縫い目が出てるって…
やり直しです。

再びミシンの縫い目をほどいて…
なんて事を繰り返していると、その部分の生地がどんどんヘタってくるのです。
己の失敗とはいえ、かなりやる気が失せてきてます( ̄Д ̄)
自分が着るものだったら、とっくに放り投げているような気が…

「お母さん、大丈夫?夏までには着られるようになるかなぁ?」
「・・・・・・・ なんとかなるさw」
とりあえず、諦めずにガンバルか





『裁縫女子』

2011年02月17日 | コミック

『裁縫女子』 ワタナベ・コウ著 単行本 リトルモアブックス

ソーイングが好きな方なら面白いと思う……たぶん

“爆笑!裁縫コミックエッセイ!”と銘打ったこのマンガ、
爆笑って程じゃなかったけど、そこそこ笑えた。
でもそれは、お裁縫に興味があるか、実際教室に通ったことがあるか、通ってる人限定だと思われw
著者はマンガも描くソーイング講師ワタナベ・コウ先生。
NHK「おしゃれ工房」でしつけもチャコペンも使わない簡単ソーイングの先生をしていたみたいです。
(自分は見たことなかったです。)



この帯の“「麻」を「リネン」と呼ぶ女子に要注意!”に惹かれて購入w

そして「第八章 リネン族の襲来」

先生の定義によるとリネン族とは
70年代のヒッピー文化をルーツにして、
エコロジー、スローライフ、フェミニズムなどの主義主張を掲げる種族 だそうで
なによりトロイんだそうですw



そして極め付けが「リバティ生地が大好き」ww
持ってる冊子は「リンネル」「ナチュリラ」、バックはアフタヌーンティー。
ここはかなり笑った。
だって、自分好きなモノばっかりなんだもんw

ソーイング教室に通ったことはなく(すべて我流、本見て作ってます。)
エコロジストでもなく、スローライフじゃなくナマケモノライフで、
フェミニズムうぜぇとか思ってるトロイおばばですが(どう転んでも女子とは言えないお年頃)、

出掛ける時は、概ねこんな格好でヘタクソなくせにソーイング好き
買いこんで手付かずのリバティプリントがいくつか…
そんで、己のブログに綿や麻ではなくコットン、リネンと書いてる始末
あはは~これって自分のことぉ???

でも実際リバティを着たことはなく(シュシュは使ってるけど
店では売ってるけど、着て歩いてる人を見たことないんだなぁ。

まあ、ソーイングに興味があったら一読してみそ~ww





なんとゴスロリのファスナーがΣ( ̄□ ̄|||)

2011年02月16日 | ハンドメイド

(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!! 壊れた!!



あとは肩ひもにボタンホールして、後ろ身頃にボタン付けたら完成か!
というところまで来て…

スムーズに上げ下げ出来てなかったファスナー
力任せに動かしてたら、かみ合わせがズレたのか、
閉じたはずのファスナーが下から開いてしまった
それを直そうとさらに力任せに動かしてたら
左の歯が外れてしまった
結局、ファスナーは付け直さなければ、どうにもならなくなりました
やはり横着せずにベルト位置がズレた時点で直せばよかったんですよね…

後ろのゴムはなんとか付けたものの
試着してみたらレースが外側に倒れる事が判明
一番上のゴムだけ付け直しです



要するに胸の厚みが足りなくてゴムがゴムの役目をしてなかったというか…
長さを2本目と同じに短くしてキュッとなるようにすれば
たぶん大丈夫かと…

完成までの道のりは長いです…ハァ





『心中天使』

2011年02月15日 | 映画 邦画


チケットもらったので観てきました。でも・・・・・・・・・


ある昼下がり、ピアニストのアイ(尾野真千子)は、
青空の彼方から“なにか”が自分の心の中に落ちてくるのを感じる。
同じころ、離れた場所で暮らしている会社員のユウ(郭智博)、高校生のケイ(菊里ひかり)も
同じ感覚に襲われ、3人はその場で気を失ってしまう。
3人はすぐ何事もなかったかのように目覚めるが、その日を境に、奇妙な思いに取りつかれるようになる。それまで気にも留めなかった些細な出来事が、なにかのメッセージを伝えているように感じられ、
“なにかが私を呼んでいる”という奇妙な思いは日に日に強くなる。
アイは家族を避けるような言動を取り始め、父(國村隼)と母(萬田久子)は戸惑いを覚える。
ユウは殻に閉じこもるようになり、ユウの恋人(遠野あすか)は不安を隠せない。
ケイの母(麻生裕未)も、娘の様子がいつもと違うことが気になって仕方がない。
そんなある日、猫を抱く謎の女性(内山理名)が現われる。
それ以来、アイ、ユウ、ケイの思いがシンクロし始め、
3人は同じイメージを見、同じメロディを聞き、同じ言葉を呟くようになる。
(goo映画より)


さっぱり、分かりませんでした
公式サイトの監督ステートメントを読むと、前作『溺れる人』の一尾直樹監督が描く長編第2作。
その『溺れる人』は夫婦というミニマムな関係を描いたのだそうで、
冒頭、妻は浴槽で溺れ死に、翌朝、何事もなかったかのように生き返る。
しかし、それはあくまで夫の目から見た出来事で、
妻の方からすれば、今生きている自分が、過去に死んでいたということなどあるわけがない。
という内容で、妻と夫の絶対的な「ズレ」を描いたのだそうです。
今回の『心中天使』では孤独な個人と個人が「つながる」様を描いていて
私たちは分かり合えないから悩み苦しみ別れるのだが、
しかし、分かり合えないからこそつながり合うのではないか、という考え方で
その“なにか”が私たちを分断するだけでなく、
反作用として、無関係な個人と個人を「つなぐ」でいくのではないかと、
私たちが今住んでいる世界を、私たちとは別の視線で眺めたものなのだそうです。

しかし…

孤独な現代を生きる日常とか、コミュニケーションをとることのない家族とか、
その辺りの描写は分かりましたが、
猫を抱く謎の女性は謎のまま、猫も何のきっかけになってるのか分からない。
ユウの恋人がなぜハングル語になっちゃうのか、
音楽大学教授がなぜ痴呆症のような患者になっちゃうのか、意味不??
アイ、ユウ、ケイの3人が一緒に「それ」に取り付かれたのに、つながったのはアイとユウだけ。
そして肝心のアイとユウがつながるシーンが理解不能。
ケイは自分の居場所を確保できたから現実世界に残ったということ?
監督ステートメントには、彼女は「それ=深淵」の存在を認めた上で、なおかつ他者とつながろうとする。
とあるので、アイとユウは認めなかったということ?

自分の頭ではわからない映画でした
唯一、ケイ役の菊里ひかりの冷めた高校生が、なかなかカワイかったです。