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beatitude

好きなことだらけさ…

『翔んで埼玉』

2019年03月10日 | 映画 邦画

かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めて暮らしていた。
ある日、東京でトップの高校・白鵬堂学院の生徒会長で
東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、
アメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と出会い、互いに惹かれ合う。
しかし、麗が実は埼玉出身だったことが分かり、
二人は東京と埼玉の県境で引き裂かれてしまう……。
(MovieWalkerより)


魔夜峰央の原作コミック、存在は知ってましたが未読。
パタリロは若い頃、読んでましたね~
たぶん20巻くらいで飽きてやめたような気がする。
今100巻まで来てますねw

話題のディスり映画、面白そうだけどコケそうだなぁと思ってましたが、
実にくだらなくバカバカしく面白い映画でした~。
キャストの揃え方が絶妙ですね!
そして配置した俳優さんを
「それが見たかったんだよー」と思わせるカタチで魅せてくれてました。

魔夜峰央の世界には重要な女性は出てこないww
二階堂ふみちゃんも美少年設定。
そしてインパクトあり過ぎのGACKTwww
(いや、高校生って無理あんだろぅとディスる)
伊勢谷くんも京本ちゃんも、そうそうこれこれ~www
(GACKTと伊勢谷くんのからみは濃厚過ぎるだろw)

埼玉以外に東京近郊県がいろいろディスられてましたが、
キタぜ池袋!!
そうなんだよ、池袋だよーwww

バカバカしい事を大真面目にやってる面白みを
十分楽しめる映画でした~。



『ハード・コア』

2018年12月08日 | 映画 邦画

現代日本。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田孝之)は
あまりにも純粋で、曲がったことが大嫌い。
間違いを正そうとする自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、
仕事も居場所も失って来た。
そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。
共に働く牛山(荒川良々)だけが唯一心を許せる友人だ。
2人を見守るのは、右近の弟・権藤左近(佐藤健)。
一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。
そんな彼らの前にある日、謎の古びたロボット“ロボオ”が現れ、
人生を一変させる一大事が巻き起こる……。
(MovieWalkerより)


主演がこの3人じゃなかったら、たぶん観なかったw
原作コミックは未読。
山田くんと山下監督なので、「あ~赤羽かぁ」な気分で行ったけど、
赤羽よりは面白かった。
ホントにこの2人が嬉々として作りそうな映画だったw

ハイテクなはずなのにローテク感たっぷりのロボオ。
その風体にその声は似合わんw
声だけ妙にスマートだわ。
佐藤健~、大人になったなぁ、いつまでも高校生やってられねぇよなぁ。
なんて思いながら観ちゃいました。
「兄貴、その女はヤメロ。」発言が大人っぽ~。
良々のキモさは折紙付きなので、言うことなしw

サイト読んでて、「完」の後の映像は原作には無いものなのかな?
観てて、あれはいるのか?とちょっと疑問。
空に散っておしまいの方がカッコ良かったかも~。
最初から場末感ハンパないから、あのぬるい終わりの方が合ってるのか?
それにしても松たか子はなんで出演した?



『カメラを止めるな!』

2018年08月31日 | 映画 邦画

ゾンビ映画撮影のため、山奥にある廃墟にやってきた自主映画のクルーたち。
監督は本物を求めてなかなかOKを出さず、ついに42テイクに至る。
と、本物のゾンビが現れ撮影隊に襲いかかった。
次々とクルーの面々はゾンビ化していくが、
監督は撮影を中止するどころか嬉々として撮影を続行。
37分ワンシーン・ワンカットで描く
ノンストップ・ゾンビサバイブムービーを撮った彼らとは……。
(MovieWalkerより)


話題沸騰映画観てきましたw
あ~、こうなってたのか!!
だから"この映画は二度はじまる"なんだ!
エンドロールも入れると3度楽しい!

2館で劇場公開してた時「面白いらしいよ」と娘が言ってて
観に行こうよと言われたけど、ゾンビに二の足踏んでた。
そのうちどんどん上映館は増え、ニュース番組でも紹介され始め、
そんなに面白いんか?と、娘誘って行きましたw
なるべく情報入れずに行ったけど、なんかあるんだろうと最初から構えてまして、
これなんにも知らずにゾンビ映画だと思って観てたら、もっと衝撃的だったかもw

ゾンビ映画部分はいかにもな感じでチープ感満載。
変な間とかあるし、けっこうご都合主義っぽいなと思ってたら、
後半でそのわけが分かるしかけ。
これは面白いだろうww

監督がニュース番組のインタビューで、
「カメラマンが転んじゃったので、それ使いました。」って言ってたのは、
エンドロールムービーを観ると分かる。
なるほど、面白かった。



『DESTINY 鎌倉ものがたり』

2017年12月21日 | 映画 邦画

鎌倉。ここには、人間ばかりでなく、幽霊や物の怪、魔物に妖怪、
神様、仏様、死神、貧乏神までが住んでいた。
魔界や黄泉の国の間で、生者と死者の思いが交錯する都。
この地に暮らすミステリー作家、一色正和(堺雅人)の元に、
若い女性、亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。
しかし、亜紀子は、あちこちに人ならざる者がいるような、おかしな気配を感じていた。
正和と亜紀子が道を歩いていると、その前を何かが通り過ぎる。
それは、ムジナか河童か……? 驚く亜紀子に正和は、
“鎌倉は何千年も昔から妖気が溜りに溜まっていろいろな怪奇現象が起こるけれども
ここでは普通のこと、すぐに慣れる”と言うのだが……。
その一方で、犯罪研究の腕を買われた一色は、
迷宮入りしそうな事件が起きると、警察の捜査にも協力していた。
それらの事件には魔物や幽霊までが関わってきて、一筋縄ではいかなかったが、
心霊捜査にも精通する一色は、名探偵でもあった。
そんなある日、大金持ちが殺害される事件が発生。
一色はその捜査を依頼される。どうやらその犯行は、人間の仕業ではないらしかった。
同じ頃、亜紀子の嫁入りで静かだった正和の生活も大きく変わっていくが……。
(MovieWalkerより)


殆ど行く気がなかったのに、誘われたので観てきました。
予告は頻繁に観ていて夫の堺雅人が妻の高畑充希を霊界に助けに行く話ね。
というのは承知で観てて、そのシーンになるまでが長いw
丁寧に世界観を表現してると言えばそうなんだけど、飽きたww

幽霊や物の怪、魔物、黄泉の国の造形、なんかが
すでにジブリで観てるような感じで新鮮味がない。

堺雅人は好きだし、高畑充希も嫌いじゃないのに、たいして面白くない。

お手伝いの中村玉緒、死神の安藤サクラ、貧乏神の田中泯、
刑事の要潤、この辺りが面白かった。
天頭鬼の声が古田新太だったとは気付かなかった。

やはり自分には合わなかったw
そんな気がしたから山崎監督ヒット作の『ALWAYS 三丁目の夕日』も観てない。

ただそのジブリで観たような世界を
監督オハコのVFXで魅せる手法が凄いなぁと。
実写との融合でここまでリアルに表現できるんだなぁと感心して観てました。



『斉木楠雄のΨ難』

2017年10月27日 | 映画 邦画

テレパシーやサイコキネシス、透視、テレポートなど
多彩な超能力を持つ斉木楠雄(山崎賢人)は、
普通に生きることを望み、天賦の才を隠して高校生活を送っている。
しかし彼の周りは、斉木へ思いを寄せる妄想美少女や
斉木の力でも思考を読めないほどのバカなど変人ばかり。
毎年恒例の一大イベント、
文化祭を迎え恋と友情の嵐に巻き込まれた楠雄に災難が次々にふりかかり、
地球滅亡の危機に見舞われる。
(MovieWalkerより)


う~ん、コミックは読んでないけど、軍配は「アニメの方が断然面白い」だったぁ。
5分アニメでみせてた話を1時間半かけて観ると飽きるwww
深夜枠で1週間分を30分アニメでやってたから
細かいギャグが次々見れて面白かったんだなぁ。
ビジュアル的にはけっこういいんだけど、そんなに笑えなかったな。
隣に座ってたおばさんは爆笑してたけどw

なんだろ?、斉木の周りの面々はかなり頑張ってたけど、
斉木本人がそんなに面白くない。
心美の変顔はちょっとしつこいしキャラ崩壊。
最初は橋本環奈頑張るなと思ったけど、飽きたw
海道も中二病全開だったけど、中二キャラを維持できないところが面白いのに。
燃堂が地味だったw
鳥束と心美の兄ちゃんがいなかった。
キャラ的にも窪谷須の再現率が一番高いかもwww

来年アニメ2期やるから、そちらを楽しみにしよう。



『ミックス。』

2017年10月25日 | 映画 邦画

母・華子(真木よう子)のスパルタ教育により、
かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身の富田多満子(新垣結衣)。
母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を過ごしていたが、
会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)に告白され交際を始める。
ついにバラ色の人生が……と思った矢先、
新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)に江島を寝取られてしまう。
人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻った多満子だったが、
亡き母が経営していた卓球クラブは赤字に陥り、
自分の青春を捧げた活気のある練習風景はそこにはなかった。
クラブの部員も、暇を持て余した元ヤンキーのセレブ妻、ダイエット目的の中年夫婦、
オタクの引きこもり高校生、さらにケガで引退した元プロボクサーながら、
妻の上司を不倫相手と勘違いして暴力事件を起こし妻と娘に見捨てられた
新入部員の萩原(瑛太)など全く期待が持てない面々ばかり。
だが江島と愛莉の幸せそうな姿を見た多満子は、クラブ再建と打倒江島・愛莉ペアを目標に、
全日本卓球選手権の男女混合ダブルス〈ミックス〉部門への出場を決意。
部員たちは戸惑いながらも、大会へ向け猛練習を開始するのだった。
多満子は萩原とミックスを組むものの、全く反りが合わずケンカの毎日。
しかし、そんな二人の関係にもやがて変化が訪れ……。
(MovieWalkerより)


土方がこんなにカッコ良く見える瑛太が流石!!wwww
コメディタッチの恋愛モノもガッキーなら楽しく観れる。
話の展開も結末も目新しさはないけど、
この二人の力量で最後までグイグイいける。

それにしてもちょい出の大物俳優が多々。
小日向文世はお父さん役だからまだいいとして、
吉田鋼太郎は2回、生瀬勝久に至っては1シーンしかないww
贅沢な使い方してるよなー。

一番面白かったのは、中華屋の中国人店員役の蒼井優。
パンダの髪飾りも片言日本語もカワイイw
最近彼女の役を見てると振り切れてきたなぁ、なんて思った。

普通に面白い映画だった。



『亜人』

2017年10月03日 | 映画 邦画

2017年東京。病気の妹を救うため、日々勉学に励んでいた研修医の永井圭(佐藤健)は
ある日、交通事故で死んでしまう。
しかしその直後、肉体が復活し、圭は生き返る。
圭は絶対に死なない新人類・亜人だった。
亜人であることが発覚した圭は、警察や懸賞金目当ての人間に追われ、
亜人研究施設に監禁され、非人道的な実験のモルモットにされてしまう。
そんな圭に手を差し伸べたのは、同じく亜人の佐藤(綾野剛)という謎の男だった。
佐藤は亜人としてこの国で生きていくため、国家を転覆させるべく
人類の大量虐殺を繰り返すテロリストだった。
同じ亜人として佐藤の思い描く未来に共感できない圭に、佐藤は怒りの矛先を向ける。
人間でいたい亜人と、亜人を救いたい亜人の終わらない戦いが始まる……。
(MovieWalkerより)


アニメで結構満足してたので、観なくてもいいかと思ってたんだけど、
なんか評判良さげ~と行ってきた。
バトルに次ぐバトルで魅せていく映画でした。
登場人物をそぎ落とし、余計な話に反れないようにして、
佐藤と圭の対決に特化した作り。
最後のバトルシーンからエンディングは実写オリジナル。
第2弾作ろうと思えばできる感じに終わってました。
(だけど、あの終わりはいいのか?あれでww)

しか~し、アクションに動体視力が追い付かないオバサンは
別視点で観てました。
こ、これはかなり萌えポイントの高い映画じゃないか!!www
綾野剛vs佐藤健の絵面はそりゃいいさ。
でもそれだけじゃなかった。
佐藤の隣に常にいる田中が城田優。
原作で彼は体がデカ目ってだけでイケメン設定ではない。
後半になると佐藤の常軌を逸した感に対するように
亜人がちゃんと生きていく地盤ができればそれでいいみたいなマトモ発言を始める。
城田優の田中は佐藤に心酔してるわけじゃないけど、人間抹殺に徹してる。
佐藤の攻撃チームのひとり奥山な千葉雄大。
足が悪くて杖を使ってる設定は一緒だったけど、
原作ではハッキングは朝飯前の頭脳派ありがちの、ぽっちゃりオタク体型。
それがカワイイ千葉雄大。
綾野剛は亜人を演じるために作り上げたスキっとしたマッチョ上半身も一瞬映る。
綾野剛の脇に城田優と千葉雄大www対するは佐藤健。

残念だったのは戸崎優。自分としては彼は玉山鉄二じゃないんだよなぁ。
玉山鉄二だとどうしても暖かい血の通った人間に見えてしまう。
戸崎はもっと冷たい鋭利な印象のFRISK星人ww
神経質に常にFRISK食べてるのにそのシーンは1回だけ。
川栄李奈の下村が良かっただけに惜しい!!
(「クロちゃん、お願い」がもう少し色っぽければ完璧だったw)

それと圭がクズじゃない…残念。
妹の病気を治すために医者を目指したいいお兄ちゃんじゃないですかぁ。
妹からクズ呼ばわりもされない。
圭がクズじゃなから海斗が登場しなくてもいいのかー。
IBMの声はわざわざマモ持ってくるほどセリフが無いw
普通に佐藤健の声で良かったんじゃないか?

とはいえ、長い話をうまくカットして100分強にまとめて破綻が無い。
IBMの表現は完璧。実写化成功か。




『ユリゴコロ』

2017年09月25日 | 映画 邦画

亮介(松坂桃李)が実家で見つけた一冊のノート。
「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか……」
異様な一文で始まるそのノートは、
美紗子(吉高由里子)という女の一人称で綴られた告白文であった。
誰しもが生きていくために必要な拠りどころ、彼女のそれは“人間の死”であった。
殺人という行為から逃れる術を持たず、絶望の日々を送るなか、
深い心の傷を抱えている洋介(松山ケンイチ)が美紗子の前に現れる。
一方、ノートに秘められた真相に迫っていく亮介。
これは事実か創作話か。誰が何のために書いたのか……。
そんななか、亮助の婚約者・千絵(清野菜名)が、忽然と姿を消す……。
(MovieWalkerより)

ポイント使って無料観賞。原作は未読。
殺人者の話かぁ、どれどれどんな話かなとYouTubeで予告見てしまったのは
ちょっと失敗だった~w
あの予告で大体の相関図が見えてしまう。
(最後の美沙子は分からなかったけど)
何にも知らずに観たら、サスペンス部分がもっと楽しめたかも。
とは言え、吉高由里子と佐津川愛美の異様さはゾッとする。
リストカットシーン多すぎ~。
血もいっぱい流れるし、グロイんですけど~。
刃物出てくる度、勘弁してくれと思ってしまった。

そんな美沙子も洋介に出会い救われるんですが、
次々人を殺しておいて幸せになれるはずもなく…。

あの結末は何があったとしても
洋介と美沙子の間には愛があったという事だろう。
洋介にとって自分に残された時間が無い中、
苦しみ抜いた時間と幸せだった時間、
どちらも過去の出来事として昇華できているという事か。
ではこの先、生きてゆかねばならない亮介は…。
松坂桃李、熱演でした。




『散歩する侵略者』

2017年09月13日 | 映画 邦画

不仲だった夫・加瀬真治(松田龍平)が数日間の行方不明の後、まるで別人のように
穏やかで優しくなって帰ってきたことに、妻・加瀬鳴海(長澤まさみ)は戸惑う。
一方の真治は、何事もなかったかのように毎日散歩に出かけていく。
同じころ、町では一家惨殺事件が発生し、奇妙なことが多発する。
ジャーナリストの桜井(長谷川博己)は取材しながら、
天野(高杉真宙)という謎の若者に出会う。
二人は一家惨殺事件のカギを握る女子高生・立花あきら(恒松祐里)を探す。
桜井はあきらを見つけ、そこで天野とあきらが
ある男と会話をするなかで起こった異変を目撃する。
天野は、自分たちは侵略者で人間の概念を調査しており、
自分たちがその概念を学習すると相手からそれが抜け落ちると言う。
桜井は半信半疑ながら天野たちに興味を持ち、
もう一人の仲間を探すという彼らに密着取材を申し入れる。
一方、毎日ぶらぶらと散歩をするばかりの真治に、
散歩中に何をしているのかと鳴海が問い詰めると、地球を侵略しに来たと答える。
鳴海は戸惑いながらも、真治を再び愛し始めていた。
町は急速に不穏な世界となり、事態は加速していく。
さらなる混乱に巻き込まれていく桜井の選択とは? 
鳴海と真治の行きつく先にあるものとは?
(MovieWalkerより)


どう着地させるのかと最後まで興味を引かれて、面白かったです。
予想外の結末ってわけではないですね。ああそこかぁって感じ。
でもそこまでの見せ方が面白かった。
終始不機嫌な鳴海を演じる長澤まさみが結構深い。
夫に浮気されてたら、そりゃ誰でも不機嫌になるけど、
彼女はどうやらそれでだけではなく、浮気夫は好きだからこそ許せないんだろうし、
イライラしながらお世話してるし、もう世の中すべてに不機嫌って感じ。
それに対して松田龍平演じる真治は、いつもの松田龍平w
あの、感情の発露の無さがまんま宇宙人でした。
楽しそうに演じてる長谷川博己、無茶苦茶強い恒松祐里、
すっかり人間の体を使いこなしてる高杉真宙。
その他、ちょっとしか出演してない俳優さんたちも適材適所。
上手いこと使ってるー。

3人の宇宙人が侵略に来てるけど、微妙に温度差が感じられるのは、
憑りついた人間の中身のせいなのか。
天野は今の若者然とした反応だし、あきらはとにかく短絡的に事を勧めようとする。
それに比べ真治はもう少し大人な様子がうかがえるけど、
単なるヘタレの可能性もwww
侵略のために〈概念を奪う〉って意味がちょっと難しい気がするけど、
結局は真治のその部分が地球を救ったんだろうなと。

18日からWOWOWで始まる
スピンオフ「予兆 散歩する侵略者」も楽しみになってきた。
劇団イキウメの舞台は観てないですが、
10月末から改訂上演するけど、今からだとチケット取るのは無理無理w



『秘密 THE TOP SECRET』

2017年08月08日 | 映画 邦画

“第九”は死んだ人間の脳をスキャンして記憶を映像化し、難事件の謎に迫る特別捜査機関。
ある日、室長の薪と新人捜査官の青木に対し、
死刑囚・露口の脳内を見て行方不明の露口の長女・絹子を捜す任務が与えられる。
だが、モニターに映し出された映像に捜査官たちは息をのむ。
“第九”は当時事件の担当だった刑事の眞鍋を加え、
あらためて捜査を開始し、絹子が発見されるが、
彼女は父親の犯行のショックで記憶を失っていて……。
(WOWOWサイトより)


WOWOWから録画観賞。
映画の評判メッチャ悪かったので、映画館行くのやめたんですよねー。
原作は去年全巻読みましたが、
なるほど、これは原作ファンにとってはダメだわwww
生田斗真の薪と岡田将生の青木は思ったよりは悪くなかった。
青木の設定がぜんぜん違うのは気になったけど、
見た目はかなり青木だった。
薪の方は生田斗真で限界だろうけど、やっぱり違うんだなぁ。
で、何がイヤって、
あの脳内スキャンする時の電極だらけのボールを頭に乗っけた絵面。
あれカッコ良くないでしょ!!
だいたい、なんで生きてる人間の脳とシンクロさせなきゃならないの?
原作に全く無い設定持ってくるなら、そこはカッコ良くなきゃダメじゃんww
まあ、いろんな方が文句言ってるの、分かるわ~。
いくつかあるメインストーリーを全部くっつけた話にしちゃったのには笑った。
そしてテンコ盛りにしたがため長い!!

登場人物それぞれの背景や関係を一々脳内補完しないといけなくて、
原作知らずに観たら面白くないだろうなぁ。
だから原作ファン以外もダメだろなぁw