beatitude

好きなことだらけさ…

新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 観てきました。

2018年11月25日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年11月22日(木) 開演18:00 IHIステージアラウンド東京

『豊饒の海』から中一日で真逆の新感線の舞台ですww
メタルは観る気無かったんですが、
娘が行きたがったので付き合いました。
目当ては柳下大くんだそうです。高杉くんも若干らしい。

2006年公演からの再演、今度は回る360°舞台もキャストを変えてdisc3。

ヘヴィメタがギンギン響く舞台、主役ランダムスターは浦井健治。
ミュージカル界プリンスの一人…浦井健治。
ううう…彼はロックのノリがあんまり得意じゃないかもw
ロックしてないというか、バラード歌ってる時の上手さが無いかも~。
同じ旋律と歌詞でメタルん時とバラードの時があったけど、
バラードはシビレる上手さだったw

ストーリーをグイグイ引っ張ったのは長澤まさみ。
さすが女優さんである。
後半に行くにつれ、ちゃんとマクベス要素を体現して話を盛り上げる。
歌も思ったより上手かった。

柳下大くんが舞台上にいるうちは、隣に座ってる娘が心の中で
「キャーーー!」と言ってるのがわかる感じでww
あ、頑張ってました。
そして高杉く~んw
見た目は綺麗でした~。王子キャラにピッタリ~。
お芝居も普通の若手な感じだったんだけどぉ。
歌が…キビシイ…まあ慣れてないとヘヴィメタ歌うのって大変だろなw

他のオジサマたちは余裕でギャグ飛ばしてましたが、
ラサール石井ってロックもサラッと歌えちゃうんだ、
スゲッwwと思って観てました。

娘は当日券狙いでもう1回観たいって言ってました。
私は遠慮しときますw

〈主なキャスト〉
ランダムスター/マクベス浦井・・・・・・・浦井健治
ランダムスター夫人/ローズ/右近B ・・・長澤まさみ
レスポールJr./元きよし・・・・・・・・・・高杉真宙
グレコ/マクダフ柳下・・・・・・・・・・・・柳下大
グレコ夫人/シマコ/林・・・・・・・・・・峯村リエ
パール王/ナンプラー・・・・・・・・・・栗根まこと
右近/医者・・・・・・・・・・・・・・・・右近健一
エクスプローラー/バンクォー橋本・・・・橋本じゅん
レスポール王/元社長・・・・・・・・・ラサール石井


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『豊饒の海』

2018年11月24日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年11月20日(火) 開演18:30 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

三島4部作「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」を原作とした舞台を観てきました。
いや~三島文学に造詣無いですから、
行く前にあらすじ読みまくりましたよw
「春の雪」は他の映画にも舞台にもなってるから、まあいいとして、
続く3作はどんどんわけ分からなくなる。
輪廻転生絡みの長い話をどう2時間半にまとめるのか興味津々でしたが、
なるほどね~と唸りました。

最初から最後まで土台を「春の雪」にし、
その上にその後の3部を組み込む形になってました。
第1部の「春の雪」で肺炎で早々に命を絶つことになる松枝清顕が
若い本田繁邦と最後まで登場します。
清顕演じる東出昌大がビックリするくらい美しい~!
東出ってこんなにキレイだったっけ?ってくらいw
清顕が美の象徴なんだから、これくらい綺麗じゃないと成り立たないんだけど、
なんか、それだけで観に来たかいがあったわww

中年出歯亀繁邦を演じた首藤さん、セリフ回し頑張ってましたね~。
インタビューとか聞くと、優し気にふんわりしゃべる人だから、
ボイストレーニングしてんだろうなぁ。
ストレートプレイの世界でもやっていく気なんだろうなぁ。
舞台上でみんなが踊ってる時に躍らせてないのもスゴイw

舞台上の小道具の出し入れも出演者が黒衣になって
独特な動きを見せてくれました。
ステージングのところに小野寺修二の名前があって納得。

長い話をうまくまとめて、最後の月修寺門跡(聡子)の言葉まで持っていってました。
これを言われてしまうと、もう諸行無常しか頭になくなるw
すべては夢、幻。

自分の子供の頃、三島由紀夫はまだ生きていたんだよなぁ。
割腹自殺のニュースは覚えている。
ただ、このニュースが流れるとチャンネルを変えられたのも覚えている。

〈主なキャスト〉
松枝清顕・・・・・・・・・東出昌大
飯沼勲・・・・・・・・・・宮沢氷魚
安永透・・・・・・・・・・上杉柊平
本田繁邦・・・・・・・・・大鶴佐助
    (中年)・・・・・・首藤康之
    (老年)・・・・・・笈田ヨシ
綾倉聡子・・・・・・・・初音映莉子


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NODA・MAP第22回公演『贋作 桜の森の満開の下』観てきました。

2018年11月09日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年11月6日(火) 開演19:00 東京芸術劇場プレイハウス

1989年夢の遊眠社で初演され92年に再演され、
2001年には野田自身がリメイクして耳男を堤真一が演じ再々演された本作。
今回の耳男は野田の舞台ではお馴染みになった妻夫木聡。
昔の舞台は観たことがなく、今回初です。
俳優陣がメッチャ豪華ですよねww

坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きにし、
若い野田が勢いのある筆で書き上げたものだけあって、
ふんだんに盛り込まれた言葉遊びとセリフ量でスピード感のある舞台でした。

中身を完全に理解できたかと聞かれれば、出来てないとしか言いようがないんだけど、
舞台の美しさは凄かったなぁ。
最後の桜吹雪なんて、最高に幻想的。
たっぷりの花を咲かせた大きな桜の木が舞台中央にあり、
大きな紙を突き破って登場する般若や
カラーのゴムテープを使った空間の仕切りなど、
2階席で上から観いていると使い方が圧巻でした。
主要人物の登場の仕方も空間からふっと出てくるように演出されていて面白く、
何度か観たくなるのですが、NODA・MAPのチケはなかなか取れないw

ストーリーは「夜長姫と耳男」の方がメインなんですね。
そこに満開の桜を持ってきて、
物づくりを生業とする男の苦悩と孤独を表現ってとこでしょうか。
と言っても、鬼がワラワラ出てきて笑かしてくれます。
池田成志、大倉孝二、藤井隆、この辺がもう達者過ぎてwww
天海祐希は男役だったんですね。
なんでもヅカ退団以来、初の男役なんだとかw
いや~カッコイイですよ。
2001年にも夜長姫をやったという深津絵里の不気味なかわいさは
表情が見えない2階席でも十分感じられる迫力がありました。
麦ちゃんは初NODA・MAPだそうで。

満開の桜は人の心をこの世とは別の世界にもっていってしまうのでしょうか。
春になったら満開の桜が見たいところですが、
花粉症が辛いので来年もお花見はしないだろうなぁ。

〈主なキャスト〉

耳男/妻夫木聡
夜長姫/深津絵里
オオアマ/天海祐希
マナコ/古田新太
ハンニャ/秋山菜津子
青名人/大倉孝二
赤名人/藤井隆
エナコ/村岡希美
早寝姫/門脇麦
エンマ/池田成志
アナマロ/銀粉蝶
ヒダの王/野田秀樹



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『ゲゲゲの先生へ』を観てきました。

2018年10月20日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年10月19日(金) 開演19:00 東京芸術劇場 プレイハウス

佐々木蔵之介のねずみ男が観たくて取ったチケ。
池谷のぶえっ!! コケカキイキイ~ 出色!!!
期待以上でした~wwwww

「イキウメ」の前川智大脚本・演出の新作。
「ゲゲゲの先生」はもちろん水木しげる先生。
"水木しげるの世界観をオリジナルストーリーの演劇として表現。
ある一つの原作の舞台化でも評伝でもなく、
水木しげるの人生観、世界や不思議との関わり方を新しい物語に編み上げる"
というもので、観るまでなんだか分からなかったけど、
小難しい舞台ではなく、おおいに笑わせてもらいました。

〈ストーリー〉
平成六十年。子供が生まれなくなって人口の激減した日本。
人は都市に身を寄せ合い、田舎は打ち捨てられ植物に飲み込まれている。
都市は権力による抑圧的な社会で、貴重な妊婦と赤子は政府の管理化に置かれている。

ある廃村に、根津という男が一人で暮らしている。
根津は半分人間、半分妖怪の半妖怪。かつて村人がいた頃は、彼の周りに妖怪の姿があった。
しかし村人が減り、国中で子供が消えていくのと平行して、妖怪たちも姿を消した。
根津は、なぜ自分は消えないのかと考えつつ、
何かを待つかのように十年以上、独りまどろみの中にいる。

ある日、根津の前に都市からきた若い男女が現れる。
都市は突如現れた謎の怪物によって混乱しているという。
女は妊娠しており、混乱に乗じて逃げてきたのだ。

根津と二人の会話を通じて、根津がなぜ半妖怪になったのか、
なぜ妖怪たちが消えてしまったのか、
そして都市に現れた怪物はなんなのか、次第に明らかになっていく。

そしてその怪物は、三人のいる廃村に向かいつつあった。
(公式サイトより)

この物語の中には水木作品の
「丸い輪の世界」「錬金術」「コケカキイキイ」が出てきます。
それをうま~くストーリーの中に入れ込んで、根津に語らせていきます。

いい具合に力の抜けた佐々木蔵之介の根津、楽しそうに演じてました。
ねずみ男よろしく、半妖で保身や金のためなら平気で人を裏切るし、口臭や放屁は武器。
なんだけど、蔵之介がやるとそんなに汚らしく見えないww
TVアニメの「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくるねずみ男しか知りませんが、
飄々ととした雰囲気はよく出ていました。
それよりも池谷のぶえです!!
「コケカキイキイ」と叫びながらの爆笑演技。
後半、周りを完全に食ってました。

水木しげるのドライなユーモアに包まれた、人間社会に対する批判と寂寥感。
それでもなお残る、生き物や生きてない物に対する優しさは
ちゃんと感じ取れる舞台でした。

〈キャスト〉
根津=半妖怪、詐欺師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐々木蔵之介
花子=妖怪、雪山の精霊/リポーター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松雪泰子
おばば=妖怪、零落した土地神/庶民・・・・・・・・・・・・・・・・・・白石加代子
山田=都市の権力者、現代社会の妖怪/父、社長、詐欺師先輩、農夫・・・・手塚とおる
青子=子を奪われた母、庶民の不満を食べる新生物/孤児院職員、農婦・・・池谷のぶえ
要=山田の娘/看護師、庶民・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水上京香
忠=要の恋人/警備員、庶民・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水田航生
猫山=大病院の院長、山田の協力者/少年時代の根津・・・・・・・・・・・・浜田信也
政吉=警察組織の長、山田の協力者/青年団長・・・・・・・・・・・・・・・・盛隆二
豆蔵=妖怪、家に住み着く精霊/庶民・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森下創
三太=幼い頃の根津の友達/看護師、青年実業家・・・・・・・・・・・・・・
大窪人衛


 

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『レニングラード・ホテル』

2018年07月07日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年7月5日(木) 開演19:00 スパイラルホール

去年の7月に公演した舞台の再演です。
たぶん手直ししてるところはなかったんじゃないかな?

─Story─
雪深い山の頂、湖のほとりに佇むレニングラード・ホテル。
優雅で美しい支配人と寡黙なスタッフによりホテルは営まれていた。
外界の混乱はホテルの随所から感じ取れたが、
その美しく静謐な空間は支配人によりなんとか保たれていた。

アル中で退役軍人のドアマン、
新人をいびることだけが生き甲斐のポーター、戦争未亡人のメイド。

湖に張る氷のように、彼らは堅く結束しているかのように見えたのだが…。

"ダンスにマイム、ジャンル無用のフィジカルシアター"と銘うってる
なんとも面白い舞台。
始まりと終わりがサスペンスフルなんだけど、中はコミカルなんだな。
支配人姿のカッコつけた首藤さんがまた観れるんだ!!とチケ取りました。
去年はサイド席だったので舞台を真横から観る状態でした。
正面からのフォーメイションが観れず、ちょっと残念でしたが、
何と今年は真正面の席でした~
それも1列目で、フロアにパイプイス並べてる状態なので、
いやいや、役者さんたちが目の前。観てる方が緊張するわww
カッコ良く動く首藤さんを堪能~。
表情もよく見えて面白かったです。
キャストは去年とほぼ同じ、
ハッサン役が金田一央紀さんからコンドルズの山本光二郎さんに変わってました。

〈キャスト〉
支配人・・・・・・・・・・セルゲイ:首藤康之
副支配人・・・・・・・・・イワノフ:黒田高秋
ポーター・・・・・・・・・ニコライ:藤代博之
ドアマン・・・・・・・ドミトリー:細身慎之介
ページボーイ・・・・・・・アレクセイ:澤村亮
ハウス・キーパー・・・カテリーナ:田中優希子
宿泊客・・・・・・・・ウラディミル:丸山和彰
宿泊客・・・・・・・・・ハッサン:山本光二郎

作・演出:丸山和彰


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『ニンゲン御破算』

2018年06月27日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年6月26日(火) 開演18:30 Bunkamuraシアターコクーン

あらすじ
頃は幕末。加瀬実之介(阿部サダヲ)は、人気狂言作者・鶴屋南北(松尾スズキ)、
河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)のもとへ、弟子入りを志願していた。
大の芝居好きで、成り行きとはいえ、家も侍分も捨て、狂言作者を志している実之介。
「あなた自身の話のほうが面白そうだ」と南北に言い放たれた彼は、
自分、そして自分の人生に関わってくるニンゲンたちの物語を語りだした―。
もともとは元松ヶ枝藩勘定方の実之介は奉行から直々の密命を受けていた。
それは偽金造りの職人たちを斬ること。
幼馴染みのお福(平岩紙)との祝言を済ませた実之介は、偽金造りの隠れ家へ向かい、
職人たちを次々に殺めたのだった。
その様子を目撃していた、マタギの黒太郎(荒川良々)と灰次(岡田将生)の兄弟は
殺しのことは黙っている代わりに自分たちを侍にしてくれるよう、
実之介に取り引きを持ちかけた。
そこへ駆け込んできた娘が一人。
黒太郎たちの幼馴染みで、吉原へ売られていく途中のお吉(多部未華子)だった。
ちょうどその頃、実之介は、同志の瀬谷(菅原永二)や豊田(小松和重)から、
悪事の責任をすべて負わされて切腹を迫られていた・・・・・。
(公式サイトより)

チケット取った後に知ったんですが、
2003年に十八代目中村勘三郎に松尾スズキが当て書きした舞台。
当時 灰次役だった阿部サダヲを主演に再演だそうです。
前回の舞台は観ていませんが、かなり歌舞伎色が強かったんじゃないかな?
阿部サダヲを観ていると勘三郎だったらどう動いたかな?って考えてしまう。
だからといって、面白くないわけじゃない。
いや、かなり面白かった!!
それぞれの役者さんの持ち味を存分に発揮させてて、
場面場面できっちり笑い取ってました。

時代劇なんだけど、そこは松尾スズキ、何でもアリでした。
大人計画の面々とダンスやミュージカル系の役者さんも出てるので、かなりパワフル。
おまけに音楽は例の邦楽ユニット。面白いわ。
俳優さん、結構客席通路通ります。
真ん中くらいに座ってた方はお得だったんじゃないかな?
(自分は後ろの席でした~)

最後どう決着つけるのかと思ったら、ええっ!な展開でした。
それは有りなんですかぁwwww
実之介の母上もあっさり成仏しちゃうしー。
立ち見もいっぱいで会場盛り上がってました。

〈主なキャスト〉
加瀬実之介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阿部サダヲ
灰次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田将生
お吉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多部未華子
黒太郎/番頭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒川良々
田辺健蔵/彰義隊/水屋/足軽・・・・・・・・・・・・皆川猿時
豊田夢之進/新撰組/見世物芸人・・・・・・・・・・・小松和重
ヒュースケン/官軍/ヤクザ/関/幇間(玉助)・・・・村杉蝉之介
お福/婆あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平岩紙
佐野/彰義隊/ぼてふり/役人/取り方(偉)・・・・・・顔田顔彦
安藤小太郎/官軍/武士/提灯持ち・・・・・・・・・・少路勇介
イマ/婆あ/小娘/太夫(花魁)/飯盛り女/夜鷹・・・田村たがめ
有村雄介/彰義隊/武士/若衆/役人/取り方・・・・・町田水城
ボブ/彰義隊/ヤクザ・・・・・・・・・・・・・・・・山口航太
テツ/婆あ/禿/母親/夜鷹/役人・・・・・・・・・・川上友里
録蔵/トム/官軍・・・・・・・・・・・・・・・・・片岡正二郎
ムツ/婆あ/芸人・・・・・・・・・・・・・・・・家納ジュンコ
瀬谷修一朗/新撰組/博徒・・・・・・・・・・・・・・菅原永二
河竹黙阿弥/新瓦版売り/土方歳三・・・・・・・・・ノゾエ征爾
隠し玉/婆あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平田敦子
鶴屋南北/瓦版売り/近藤勇・・・・・・・・・・・・松尾スズキ

作・演出 松尾スズキ


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NAPPOS PRODUCE『斜面』

2018年06月13日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年6月12日(火) 開演19:30 東京芸術劇場 シアターウエスト

カンパニー「デラシネラ」の小野寺修二と
バレエダンサー首藤康之のコラボ舞台も4回目なのか~。
2008年『空白に落ちた男』
主演の首藤さんは以外はキャスト違いで
2010年『空白に落ちた男』
2013年『シレンシオ』

今回の『斜面』は前作に比べ一番ストーリー性がなかったかな。
それでも観ていると、この男は何かの拍子に人を殺めてしまったのか?
いや、そう思い込んでいるだけで、相手は生きているのか?
男を執拗に見ているもう一人の男は刑事?
それもただの勘違い?
色々想像されますが、なにせセリフが一切ないので、
観た側がどう解釈しようが自由だなw

公式サイトには
今作は物語によりかかるのではなく、言葉を使わず奥底のヒダを見つめ、
通常目には見えない裏側を視覚的に表出させていく。
登場人物は、いたって常識的なある男。
人当たりがよく明るく、礼儀正しい。
条件に恵まれ不自由ない人生、に思える。だがしかし。
彼の心の深淵。裏側にある奥底。汚い部分醜い部分陰の部分。
目に見えない、誰にも知られていない秘密の項がある。
これは特別な男の話だろうか。
と載ってました。

まあとにかくカッコよく動く首藤さんを観に行ったわけでw
最初から最後まで出ずっぱり。
会場の照明が全部消えた中、首藤さんが自分で手に持った明かりのみで
踊るシーンはなんとも魅惑的。
そして小野寺さんの流れるような動きの演出にまたしても魅入る~。
ご自分自身はコミカル担当してました。
イスに座ってるだけで、なんか笑っちゃうんですよね。
舞台右側に設置された斜面に向かってイスをもって駆け上り、
斜面上で腰掛けようとしてました。
仮面を付けて税関の人っぽい役はそれなりに不気味~。

会場には長塚圭史さんと浅野和之さんの姿を確認しました。

〈キャスト〉
首藤康之
王下貴司
雫境
藤田桃子
小野寺修二

作・演出:小野寺修二



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劇団☆新感線『髑髏城の七人 極 修羅天魔』

2018年04月19日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年4月18日(水) 開演14:00 IHIステージアラウンド東京

去年の夏以来の髑髏城、そして2度目のステージアラウンド。
《花》《鳥》《風》《月》ときて最後の《極》。
今回の席はステージアラウンドの醍醐味を存分に堪能できる後方。
前回の3列目端っこではよく分からなかった、
席が動くのと連動して映像が広がってグワッと迫ってくるのが分かった。
やはりこのステージはかぶりつきで俳優さん見たいんじゃなければ、
若干後ろ寄りの方が楽しめるかも。
(後ろであるがための見づらさは否めないのだがw)

《極》は今までの髑髏城とはストーリーが違い、
天海祐希が主役になることで、別物になってた。
でも、大まかな流れは同じ感じでそこは髑髏城になってました。

〈ストーリー〉
関東荒野に現れた一人の美女、渡り遊女の極楽太夫(天海祐希)
だが彼女こそは、かつて織田信長に最も信用され愛された凄腕の狙撃手だった。

折しも関東では。髑髏の仮面で素顔を隠した天魔王(古田新太)が率いる
関東髑髏党を名乗る軍団が難攻不落の髑髏城を築城、
豊臣秀吉の天下統一を阻まんと関東に覇を唱えその勢力を広げていた。

その髑髏党に追われる熊木衆の少女・沙霧(清水くるみ)を行きがかりで助けた極楽は、
関八州荒武者隊の頭目である兵庫(福士誠治)の口利きで無界の里に身を寄せる。
宿場も兼ねているため旅人やボロボロの着物を着た貧相な百姓風の男・ぜん三(梶原善)など、
街道を旅する様々な諸事情を抱えた人々が出入りする色里・無界では、
一番人気の若衆太夫・夢三郎(竜星涼)がこの里を盛り立てていた。

そこで極楽を待つ狸穴二郎衛門(山本亨)と名乗る牢人。
彼は、極楽に天魔王暗殺を依頼する。
二郎衛門の正体は徳川家康。信長を通じて極楽とも親しい仲だったのだ。
秀吉は天魔王討伐のために20万余の大軍を率いて進軍していた。
関東で大戦が起きる前に天魔王を倒そうという策に乗る極楽。
沙霧をとある山奥にこもる鉄砲鍛治、
贋鉄斎とその弟子であるカンテツ(三宅弘城)の元に向かわせる。
無敵の鎧を貫く鉄砲を作るよう頼んでいたのだった。

だが、彼女に狙われていることを知った天魔王は自ら極楽の前に現れその仮面を取る。
その顔は、織田信長と瓜二つだった。

「貴様こそ信長公の仇」。極楽が銃口を向けたとき、天魔王は意外な真実を告げた。
修羅の道を行く女と天魔の世を作らんとする男。
二人の奇しき縁の歯車が再び回り出す…。

(公式サイトより)

さすがの天海祐希でした。
歌っても動いても、黙って立ってても場面場面でキッチリ絵になる。
古田新太はちょっと牽引力落ちてたかなw
天魔王、飽きてませんかwwと思ったけど、
カーテンコールで場を沸かせるネタはちゃんと仕込んで登場してたけどね。
代わりに竜星涼がんばってましたねー。
てか、彼こんなに上手いんだ!!
竜星涼って誰だっけ?と思いながら観てて、朝ドラ「ひよっこ」の警察官!?
ちょっと驚いたw
彼がキョウリュウジャーだったのは知ってたけど、
いや、別人だなっ!!
素晴らしかったんだけど、残念ながら好みじゃなかった~w
ときめかないwww(綺麗だったし、カッコ良かったし素敵でしたよ!)

惜しい配役が徳川の忍び約の清十郎かな。
ずーっとアクション監督に専念してた川原正嗣さんに文句はない!
いいんだけど、ここに若手を配して欲しかったかも。

新感線古参の俳優陣でかためた布陣でゆったり安心して観ていられる舞台。
行きは雨が降って寒く、豊洲まで面倒だなぁなんて思ったけど、
舞台終わったら雨も上がって、空気が暖かくなってました。

〈主要キャスト〉
極楽太夫(雑賀のお蘭)・・・天海祐希
兵庫・・・・・・・・・・・福士誠治
夢三郎・・・・・・・・・・・竜星涼
沙霧・・・・・・・・・・清水くるみ
カンテツ・・・・・・・・・三宅弘城
狸穴二郎衛門・・・・・・・・山本亨
ぜん三・・・・・・・・・・・梶原善
天魔王/織田信長・・・・・古田新太



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シス・カンパニー公演『近松心中物語』

2018年01月26日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年1月24日(水) 開演13:30 新国立劇場 中劇場

いのうえひでのりの近松、行って来ました。
蜷川幸雄演出でロングラン公演された舞台は観たことがなく、
その後『新・近松心中物語』として上演された舞台も観ていませんので、
まっさらでの観賞です。

近松門左衛門の世話物『冥途の飛脚』をベースに
『緋縮緬卯月の紅葉』とその続編『卯月の潤色』を織り交ぜて
秋元松代が書き上げた世界。

心に決めた恋を成就させるためには心中という道しかなかった男女の物語。
パンフレットにもあったけど、
今の時代、基本的に身分差とか無いから、許されぬ恋っていうと不倫?
心中は生活に困窮してとかそんな感じ?
恋の成就のための心中は小説の中だけのような気がする。
"時は元禄。大阪新町の廊街。"とくれば、心中も現実味が増すというもの。

いのうえひでのり演出で堤真一&宮沢りえというと2013年に観た
シス・カンパニーの『今ひとたびの修羅』を思い出しますが、そちらは黒と赤、
『近松心中物語』は白と赤。
そしてどちらの赤も超絶似合う宮沢りえ。情念の世界を魅せつけてくれました。
この二人に対比するように池田成志&小池栄子は
笑いでグイグイ惹きつけてました。
(と言っても幽霊になっちゃった小池栄子はちょっとゾッとするかなw)

ラストの演出は見事でした。
雪深い山奥の構図からずーっと奥の方に廊街が覗き見える感じは
舞台の奥行きを十分に活かした美術になってました。

〈主なキャスト〉
亀屋忠兵衛:堤真一
遊女梅川:宮沢りえ
傘屋与兵衛:池田成志
傘屋お亀:小池栄子
丹波屋八右衛門:市川猿弥
亀屋後家妙閑:立石涼子
槌屋平三郎:小野武彦
傘屋お今:銀粉蝶


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シアターコクーン・オンレパートリー2017 DISCOVER WORLD THEATRE vol.2『危険な関係』

2017年10月18日 | 舞台(演劇・音楽)

2017年10月17日(火) 開演14:00 Bunkamuraシアターコクーン

〈ストーリー〉
原作は18世紀末のパリ、華麗なる社交界が舞台。
社交界に君臨する妖艶な未亡人メルトゥイユ侯爵夫人(鈴木京香)は、
かつての愛人ジェルクール伯爵への恨みから、
その婚約者セシル・ヴォランジュ(青山美郷)の純潔を踏みにじろうと
稀代のプレイボーイであるヴァルモン子爵(玉木宏)に助力を求める。
しかしヴァルモンは、叔母ロズモンド夫人(新橋耐子)のもとに滞在している
貞淑なトゥルヴェル法院長夫人(野々すみ花)を誘惑しようとしているところで、
その依頼を断る。
ところがセシルの母ヴォランジュ夫人(高橋惠子)こそが、
トゥルヴェル夫人に彼を非難し近づいてはならぬと忠告していることを知り、
ヴォランジュ夫人への復讐を決意、メルトゥイユ夫人の計画にのる。

一方、清純なセシルは純粋な若き騎士ダンスニー(千葉雄大)と恋に落ちていた。
そこにメルトゥイユ夫人の策略が、そしてヴァルモンはトゥルヴェル夫人を誘惑に……。

二人が仕掛ける退廃に満ちた恋愛ゲームが繰り広げられていく。
(Bunkamuraサイトより)

玉木宏のヴァルモン子爵観てきました~。
どちらかというと、生で観たかったのは千葉くんの方かもw
NHK朝ドラからもとっとと撤退してしまって、もう少し生きてて欲しかった。

ラクロの「危険な関係」は何度も映画化されてますよねー。
グレン・クローズ&ジョン・マルコヴィッチ版が一番好きです。
舞台もあるし、アダム・クーパーも自身の新作バレエとして日本に持ってきましたよね。
(あ~懐かしい)
中身は恋の駆引きって言やぁ聞こえはいいけど、貴族社会の道徳的退廃と紊乱。
今の道徳観念と違う男性貴族優位の価値観の上に成り立ってる恋愛模様。
表面さえ取り繕う事ができれば裏で何があろうと、それはそれと問題無い世界。
そこで名を馳せてる稀代のプレイボーイ、ヴァルモン!!ってとこです。

演出はリチャード・トワイマン、美術・衣装はジョン・ボウサー
どちらもロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身。
なのに舞台美術は
和風。
和室のような趣き。ドアは引戸、奥に見える庭も和風。(寝間はベッドでしたがw)
女性の衣裳もコルセットギューギューのロングドレスではなく、
前合わせのワンピース風(ゴージャスですけどね)。
セシルの衣裳は男性を知ってからはTシャツ着てたかもw
ヴァルモンがランニングマシン使ってたりと、ちょいちょい現代の小道具も登場する。
それが結構面白く、日本人がおフランスモノやる時の、
妙に浮いた感じがしなくてとても良かった。
舞台の暗転も効果的に使ってたし、音楽もOK。

この舞台女性陣の力量でもってるかな?
4年ぶり二度目の舞台出演というヴァルモン玉木、セリフ噛み過ぎ~w
いや、大量で長~いセリフはさぞ大変だろうなぁ、とは思う。
しかし、言葉に感情が乗ってこない。
いつも1本調子で長々話してると、眠くなっちゃうよ。
あの量をやっと頭に入れたところで、こなれてない感じがする。
公演後半に観に来た方がよかったかなぁ。
見てくれが完璧なだけに残念過ぎるよ。
(そう恰好はいいぞー、着ても脱いでもカッコイイw)
それとヴァルモンとメルトゥイユのドロドロした大人の関係が見えてこない。
二人で結託してるのは分かるけど、なんかサバっとして見える。
う~ん、玉木の色気がサッパリしてるのが、このストーリーに合ってないのか?
いや自分がジョン・マルコヴィッチ刷り込まれ過ぎなのかもw
鈴木京香、新橋耐子、はさすがw
千葉くんはいつものカワイイキャラで声もよく通り問題無い。
彼は自分のキャパ以上の役をやってるの観た事ないからさw
玉木と並ぶとちょっともっさり感が出てて、そこもカワイイ。
セシルがおバカちゃんな女の子になってしまってて、
清楚な感じで観たかったなぁ。
それとトゥルヴェル法院長夫人がヴァルモンも入れ込む魅力的な女性に
あんまり見えなかったのも残念。
ヴァルモンにくっついてるアゾランが面白かった。

〈キャスト〉
ヴァルモン子爵:玉木宏
メルトゥイユ侯爵夫人:鈴木京香
トゥルヴェル法院長夫人:野々すみ花
ダンスニー騎士:千葉雄大
セシル・ヴォランジュ:青山美郷
アゾラン:佐藤永典
エミリー:土井ケイト
ロズモンド夫人:新橋耐子
ヴォランジュ夫人:高橋惠子
家令・召使:冨岡弘
女中:黒田こらん


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