beatitude

好きなことだらけさ…

『レニングラード・ホテル』

2018年07月07日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年7月5日(木) 開演19:00 スパイラルホール

去年の7月に公演した舞台の再演です。
たぶん手直ししてるところはなかったんじゃないかな?

─Story─
雪深い山の頂、湖のほとりに佇むレニングラード・ホテル。
優雅で美しい支配人と寡黙なスタッフによりホテルは営まれていた。
外界の混乱はホテルの随所から感じ取れたが、
その美しく静謐な空間は支配人によりなんとか保たれていた。

アル中で退役軍人のドアマン、
新人をいびることだけが生き甲斐のポーター、戦争未亡人のメイド。

湖に張る氷のように、彼らは堅く結束しているかのように見えたのだが…。

"ダンスにマイム、ジャンル無用のフィジカルシアター"と銘うってる
なんとも面白い舞台。
始まりと終わりがサスペンスフルなんだけど、中はコミカルなんだな。
支配人姿のカッコつけた首藤さんがまた観れるんだ!!とチケ取りました。
去年はサイド席だったので舞台を真横から観る状態でした。
正面からのフォーメイションが観れず、ちょっと残念でしたが、
何と今年は真正面の席でした~
それも1列目で、フロアにパイプイス並べてる状態なので、
いやいや、役者さんたちが目の前。観てる方が緊張するわww
カッコ良く動く首藤さんを堪能~。
表情もよく見えて面白かったです。
キャストは去年とほぼ同じ、
ハッサン役が金田一央紀さんからコンドルズの山本光二郎さんに変わってました。

〈キャスト〉
支配人・・・・・・・・・・セルゲイ:首藤康之
副支配人・・・・・・・・・イワノフ:黒田高秋
ポーター・・・・・・・・・ニコライ:藤代博之
ドアマン・・・・・・・ドミトリー:細身慎之介
ページボーイ・・・・・・・アレクセイ:澤村亮
ハウス・キーパー・・・カテリーナ:田中優希子
宿泊客・・・・・・・・ウラディミル:丸山和彰
宿泊客・・・・・・・・・ハッサン:山本光二郎

作・演出:丸山和彰


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『ニンゲン御破算』

2018年06月27日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年6月26日(火) 開演18:30 Bunkamuraシアターコクーン

あらすじ
頃は幕末。加瀬実之介(阿部サダヲ)は、人気狂言作者・鶴屋南北(松尾スズキ)、
河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)のもとへ、弟子入りを志願していた。
大の芝居好きで、成り行きとはいえ、家も侍分も捨て、狂言作者を志している実之介。
「あなた自身の話のほうが面白そうだ」と南北に言い放たれた彼は、
自分、そして自分の人生に関わってくるニンゲンたちの物語を語りだした―。
もともとは元松ヶ枝藩勘定方の実之介は奉行から直々の密命を受けていた。
それは偽金造りの職人たちを斬ること。
幼馴染みのお福(平岩紙)との祝言を済ませた実之介は、偽金造りの隠れ家へ向かい、
職人たちを次々に殺めたのだった。
その様子を目撃していた、マタギの黒太郎(荒川良々)と灰次(岡田将生)の兄弟は
殺しのことは黙っている代わりに自分たちを侍にしてくれるよう、
実之介に取り引きを持ちかけた。
そこへ駆け込んできた娘が一人。
黒太郎たちの幼馴染みで、吉原へ売られていく途中のお吉(多部未華子)だった。
ちょうどその頃、実之介は、同志の瀬谷(菅原永二)や豊田(小松和重)から、
悪事の責任をすべて負わされて切腹を迫られていた・・・・・。
(公式サイトより)

チケット取った後に知ったんですが、
2003年に十八代目中村勘三郎に松尾スズキが当て書きした舞台。
当時 灰次役だった阿部サダヲを主演に再演だそうです。
前回の舞台は観ていませんが、かなり歌舞伎色が強かったんじゃないかな?
阿部サダヲを観ていると勘三郎だったらどう動いたかな?って考えてしまう。
だからといって、面白くないわけじゃない。
いや、かなり面白かった!!
それぞれの役者さんの持ち味を存分に発揮させてて、
場面場面できっちり笑い取ってました。

時代劇なんだけど、そこは松尾スズキ、何でもアリでした。
大人計画の面々とダンスやミュージカル系の役者さんも出てるので、かなりパワフル。
おまけに音楽は例の邦楽ユニット。面白いわ。
俳優さん、結構客席通路通ります。
真ん中くらいに座ってた方はお得だったんじゃないかな?
(自分は後ろの席でした~)

最後どう決着つけるのかと思ったら、ええっ!な展開でした。
それは有りなんですかぁwwww
実之介の母上もあっさり成仏しちゃうしー。
立ち見もいっぱいで会場盛り上がってました。

〈主なキャスト〉
加瀬実之介・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・阿部サダヲ
灰次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田将生
お吉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多部未華子
黒太郎/番頭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒川良々
田辺健蔵/彰義隊/水屋/足軽・・・・・・・・・・・・皆川猿時
豊田夢之進/新撰組/見世物芸人・・・・・・・・・・・小松和重
ヒュースケン/官軍/ヤクザ/関/幇間(玉助)・・・・村杉蝉之介
お福/婆あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平岩紙
佐野/彰義隊/ぼてふり/役人/取り方(偉)・・・・・・顔田顔彦
安藤小太郎/官軍/武士/提灯持ち・・・・・・・・・・少路勇介
イマ/婆あ/小娘/太夫(花魁)/飯盛り女/夜鷹・・・田村たがめ
有村雄介/彰義隊/武士/若衆/役人/取り方・・・・・町田水城
ボブ/彰義隊/ヤクザ・・・・・・・・・・・・・・・・山口航太
テツ/婆あ/禿/母親/夜鷹/役人・・・・・・・・・・川上友里
録蔵/トム/官軍・・・・・・・・・・・・・・・・・片岡正二郎
ムツ/婆あ/芸人・・・・・・・・・・・・・・・・家納ジュンコ
瀬谷修一朗/新撰組/博徒・・・・・・・・・・・・・・菅原永二
河竹黙阿弥/新瓦版売り/土方歳三・・・・・・・・・ノゾエ征爾
隠し玉/婆あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平田敦子
鶴屋南北/瓦版売り/近藤勇・・・・・・・・・・・・松尾スズキ

作・演出 松尾スズキ


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NAPPOS PRODUCE『斜面』

2018年06月13日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年6月12日(火) 開演19:30 東京芸術劇場 シアターウエスト

カンパニー「デラシネラ」の小野寺修二と
バレエダンサー首藤康之のコラボ舞台も4回目なのか~。
2008年『空白に落ちた男』
主演の首藤さんは以外はキャスト違いで
2010年『空白に落ちた男』
2013年『シレンシオ』

今回の『斜面』は前作に比べ一番ストーリー性がなかったかな。
それでも観ていると、この男は何かの拍子に人を殺めてしまったのか?
いや、そう思い込んでいるだけで、相手は生きているのか?
男を執拗に見ているもう一人の男は刑事?
それもただの勘違い?
色々想像されますが、なにせセリフが一切ないので、
観た側がどう解釈しようが自由だなw

公式サイトには
今作は物語によりかかるのではなく、言葉を使わず奥底のヒダを見つめ、
通常目には見えない裏側を視覚的に表出させていく。
登場人物は、いたって常識的なある男。
人当たりがよく明るく、礼儀正しい。
条件に恵まれ不自由ない人生、に思える。だがしかし。
彼の心の深淵。裏側にある奥底。汚い部分醜い部分陰の部分。
目に見えない、誰にも知られていない秘密の項がある。
これは特別な男の話だろうか。
と載ってました。

まあとにかくカッコよく動く首藤さんを観に行ったわけでw
最初から最後まで出ずっぱり。
会場の照明が全部消えた中、首藤さんが自分で手に持った明かりのみで
踊るシーンはなんとも魅惑的。
そして小野寺さんの流れるような動きの演出にまたしても魅入る~。
ご自分自身はコミカル担当してました。
イスに座ってるだけで、なんか笑っちゃうんですよね。
舞台右側に設置された斜面に向かってイスをもって駆け上り、
斜面上で腰掛けようとしてました。
仮面を付けて税関の人っぽい役はそれなりに不気味~。

会場には長塚圭史さんと浅野和之さんの姿を確認しました。

〈キャスト〉
首藤康之
王下貴司
雫境
藤田桃子
小野寺修二

作・演出:小野寺修二



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劇団☆新感線『髑髏城の七人 極 修羅天魔』

2018年04月19日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年4月18日(水) 開演14:00 IHIステージアラウンド東京

去年の夏以来の髑髏城、そして2度目のステージアラウンド。
《花》《鳥》《風》《月》ときて最後の《極》。
今回の席はステージアラウンドの醍醐味を存分に堪能できる後方。
前回の3列目端っこではよく分からなかった、
席が動くのと連動して映像が広がってグワッと迫ってくるのが分かった。
やはりこのステージはかぶりつきで俳優さん見たいんじゃなければ、
若干後ろ寄りの方が楽しめるかも。
(後ろであるがための見づらさは否めないのだがw)

《極》は今までの髑髏城とはストーリーが違い、
天海祐希が主役になることで、別物になってた。
でも、大まかな流れは同じ感じでそこは髑髏城になってました。

〈ストーリー〉
関東荒野に現れた一人の美女、渡り遊女の極楽太夫(天海祐希)
だが彼女こそは、かつて織田信長に最も信用され愛された凄腕の狙撃手だった。

折しも関東では。髑髏の仮面で素顔を隠した天魔王(古田新太)が率いる
関東髑髏党を名乗る軍団が難攻不落の髑髏城を築城、
豊臣秀吉の天下統一を阻まんと関東に覇を唱えその勢力を広げていた。

その髑髏党に追われる熊木衆の少女・沙霧(清水くるみ)を行きがかりで助けた極楽は、
関八州荒武者隊の頭目である兵庫(福士誠治)の口利きで無界の里に身を寄せる。
宿場も兼ねているため旅人やボロボロの着物を着た貧相な百姓風の男・ぜん三(梶原善)など、
街道を旅する様々な諸事情を抱えた人々が出入りする色里・無界では、
一番人気の若衆太夫・夢三郎(竜星涼)がこの里を盛り立てていた。

そこで極楽を待つ狸穴二郎衛門(山本亨)と名乗る牢人。
彼は、極楽に天魔王暗殺を依頼する。
二郎衛門の正体は徳川家康。信長を通じて極楽とも親しい仲だったのだ。
秀吉は天魔王討伐のために20万余の大軍を率いて進軍していた。
関東で大戦が起きる前に天魔王を倒そうという策に乗る極楽。
沙霧をとある山奥にこもる鉄砲鍛治、
贋鉄斎とその弟子であるカンテツ(三宅弘城)の元に向かわせる。
無敵の鎧を貫く鉄砲を作るよう頼んでいたのだった。

だが、彼女に狙われていることを知った天魔王は自ら極楽の前に現れその仮面を取る。
その顔は、織田信長と瓜二つだった。

「貴様こそ信長公の仇」。極楽が銃口を向けたとき、天魔王は意外な真実を告げた。
修羅の道を行く女と天魔の世を作らんとする男。
二人の奇しき縁の歯車が再び回り出す…。

(公式サイトより)

さすがの天海祐希でした。
歌っても動いても、黙って立ってても場面場面でキッチリ絵になる。
古田新太はちょっと牽引力落ちてたかなw
天魔王、飽きてませんかwwと思ったけど、
カーテンコールで場を沸かせるネタはちゃんと仕込んで登場してたけどね。
代わりに竜星涼がんばってましたねー。
てか、彼こんなに上手いんだ!!
竜星涼って誰だっけ?と思いながら観てて、朝ドラ「ひよっこ」の警察官!?
ちょっと驚いたw
彼がキョウリュウジャーだったのは知ってたけど、
いや、別人だなっ!!
素晴らしかったんだけど、残念ながら好みじゃなかった~w
ときめかないwww(綺麗だったし、カッコ良かったし素敵でしたよ!)

惜しい配役が徳川の忍び約の清十郎かな。
ずーっとアクション監督に専念してた川原正嗣さんに文句はない!
いいんだけど、ここに若手を配して欲しかったかも。

新感線古参の俳優陣でかためた布陣でゆったり安心して観ていられる舞台。
行きは雨が降って寒く、豊洲まで面倒だなぁなんて思ったけど、
舞台終わったら雨も上がって、空気が暖かくなってました。

〈主要キャスト〉
極楽太夫(雑賀のお蘭)・・・天海祐希
兵庫・・・・・・・・・・・福士誠治
夢三郎・・・・・・・・・・・竜星涼
沙霧・・・・・・・・・・清水くるみ
カンテツ・・・・・・・・・三宅弘城
狸穴二郎衛門・・・・・・・・山本亨
ぜん三・・・・・・・・・・・梶原善
天魔王/織田信長・・・・・古田新太



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シス・カンパニー公演『近松心中物語』

2018年01月26日 | 舞台(演劇・音楽)

2018年1月24日(水) 開演13:30 新国立劇場 中劇場

いのうえひでのりの近松、行って来ました。
蜷川幸雄演出でロングラン公演された舞台は観たことがなく、
その後『新・近松心中物語』として上演された舞台も観ていませんので、
まっさらでの観賞です。

近松門左衛門の世話物『冥途の飛脚』をベースに
『緋縮緬卯月の紅葉』とその続編『卯月の潤色』を織り交ぜて
秋元松代が書き上げた世界。

心に決めた恋を成就させるためには心中という道しかなかった男女の物語。
パンフレットにもあったけど、
今の時代、基本的に身分差とか無いから、許されぬ恋っていうと不倫?
心中は生活に困窮してとかそんな感じ?
恋の成就のための心中は小説の中だけのような気がする。
"時は元禄。大阪新町の廊街。"とくれば、心中も現実味が増すというもの。

いのうえひでのり演出で堤真一&宮沢りえというと2013年に観た
シス・カンパニーの『今ひとたびの修羅』を思い出しますが、そちらは黒と赤、
『近松心中物語』は白と赤。
そしてどちらの赤も超絶似合う宮沢りえ。情念の世界を魅せつけてくれました。
この二人に対比するように池田成志&小池栄子は
笑いでグイグイ惹きつけてました。
(と言っても幽霊になっちゃった小池栄子はちょっとゾッとするかなw)

ラストの演出は見事でした。
雪深い山奥の構図からずーっと奥の方に廊街が覗き見える感じは
舞台の奥行きを十分に活かした美術になってました。

〈主なキャスト〉
亀屋忠兵衛:堤真一
遊女梅川:宮沢りえ
傘屋与兵衛:池田成志
傘屋お亀:小池栄子
丹波屋八右衛門:市川猿弥
亀屋後家妙閑:立石涼子
槌屋平三郎:小野武彦
傘屋お今:銀粉蝶


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シアターコクーン・オンレパートリー2017 DISCOVER WORLD THEATRE vol.2『危険な関係』

2017年10月18日 | 舞台(演劇・音楽)

2017年10月17日(火) 開演14:00 Bunkamuraシアターコクーン

〈ストーリー〉
原作は18世紀末のパリ、華麗なる社交界が舞台。
社交界に君臨する妖艶な未亡人メルトゥイユ侯爵夫人(鈴木京香)は、
かつての愛人ジェルクール伯爵への恨みから、
その婚約者セシル・ヴォランジュ(青山美郷)の純潔を踏みにじろうと
稀代のプレイボーイであるヴァルモン子爵(玉木宏)に助力を求める。
しかしヴァルモンは、叔母ロズモンド夫人(新橋耐子)のもとに滞在している
貞淑なトゥルヴェル法院長夫人(野々すみ花)を誘惑しようとしているところで、
その依頼を断る。
ところがセシルの母ヴォランジュ夫人(高橋惠子)こそが、
トゥルヴェル夫人に彼を非難し近づいてはならぬと忠告していることを知り、
ヴォランジュ夫人への復讐を決意、メルトゥイユ夫人の計画にのる。

一方、清純なセシルは純粋な若き騎士ダンスニー(千葉雄大)と恋に落ちていた。
そこにメルトゥイユ夫人の策略が、そしてヴァルモンはトゥルヴェル夫人を誘惑に……。

二人が仕掛ける退廃に満ちた恋愛ゲームが繰り広げられていく。
(Bunkamuraサイトより)

玉木宏のヴァルモン子爵観てきました~。
どちらかというと、生で観たかったのは千葉くんの方かもw
NHK朝ドラからもとっとと撤退してしまって、もう少し生きてて欲しかった。

ラクロの「危険な関係」は何度も映画化されてますよねー。
グレン・クローズ&ジョン・マルコヴィッチ版が一番好きです。
舞台もあるし、アダム・クーパーも自身の新作バレエとして日本に持ってきましたよね。
(あ~懐かしい)
中身は恋の駆引きって言やぁ聞こえはいいけど、貴族社会の道徳的退廃と紊乱。
今の道徳観念と違う男性貴族優位の価値観の上に成り立ってる恋愛模様。
表面さえ取り繕う事ができれば裏で何があろうと、それはそれと問題無い世界。
そこで名を馳せてる稀代のプレイボーイ、ヴァルモン!!ってとこです。

演出はリチャード・トワイマン、美術・衣装はジョン・ボウサー
どちらもロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身。
なのに舞台美術は
和風。
和室のような趣き。ドアは引戸、奥に見える庭も和風。(寝間はベッドでしたがw)
女性の衣裳もコルセットギューギューのロングドレスではなく、
前合わせのワンピース風(ゴージャスですけどね)。
セシルの衣裳は男性を知ってからはTシャツ着てたかもw
ヴァルモンがランニングマシン使ってたりと、ちょいちょい現代の小道具も登場する。
それが結構面白く、日本人がおフランスモノやる時の、
妙に浮いた感じがしなくてとても良かった。
舞台の暗転も効果的に使ってたし、音楽もOK。

この舞台女性陣の力量でもってるかな?
4年ぶり二度目の舞台出演というヴァルモン玉木、セリフ噛み過ぎ~w
いや、大量で長~いセリフはさぞ大変だろうなぁ、とは思う。
しかし、言葉に感情が乗ってこない。
いつも1本調子で長々話してると、眠くなっちゃうよ。
あの量をやっと頭に入れたところで、こなれてない感じがする。
公演後半に観に来た方がよかったかなぁ。
見てくれが完璧なだけに残念過ぎるよ。
(そう恰好はいいぞー、着ても脱いでもカッコイイw)
それとヴァルモンとメルトゥイユのドロドロした大人の関係が見えてこない。
二人で結託してるのは分かるけど、なんかサバっとして見える。
う~ん、玉木の色気がサッパリしてるのが、このストーリーに合ってないのか?
いや自分がジョン・マルコヴィッチ刷り込まれ過ぎなのかもw
鈴木京香、新橋耐子、はさすがw
千葉くんはいつものカワイイキャラで声もよく通り問題無い。
彼は自分のキャパ以上の役をやってるの観た事ないからさw
玉木と並ぶとちょっともっさり感が出てて、そこもカワイイ。
セシルがおバカちゃんな女の子になってしまってて、
清楚な感じで観たかったなぁ。
それとトゥルヴェル法院長夫人がヴァルモンも入れ込む魅力的な女性に
あんまり見えなかったのも残念。
ヴァルモンにくっついてるアゾランが面白かった。

〈キャスト〉
ヴァルモン子爵:玉木宏
メルトゥイユ侯爵夫人:鈴木京香
トゥルヴェル法院長夫人:野々すみ花
ダンスニー騎士:千葉雄大
セシル・ヴォランジュ:青山美郷
アゾラン:佐藤永典
エミリー:土井ケイト
ロズモンド夫人:新橋耐子
ヴォランジュ夫人:高橋惠子
家令・召使:冨岡弘
女中:黒田こらん


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劇団☆新感線『髑髏城の七人 鳥』

2017年08月27日 | 舞台(演劇・音楽)

2017年8月25日(金) 開演14:00 IHIステージアラウンド東京

ウワサの回転する円形劇場行って来ましたー!

当日券取って行こうよと誘われて、メッチャ暑かったけどいそいそと。
席は3列目の一番端っこ。
でも円形になってる端っこなのでほぼ1列目と変わらない。
調度役者が走ってはける時に目の前を通るって感じ。
客席は真ん中、360度舞台。
聞いた時はどんなふうになってるのか想像つかなかったけど、
行ってみてなるほどね~。
客席は1方向を向いて階段状になってる普通の状態。
それが円盤の上に乗ってて場面に合わせてゆっくり回転するんですね。
舞台はドーナツ状に360度ぐるりとあらかじめセットされてて、
壁で閉じられていてシーンに合わせてその場面の壁が左右に開く。
観客は常に正面を向いている状態。
舞台セットをシーンに合わせて入れ替えなくてもいいという具合。
閉じられた壁にも開いた左右の壁にも
新感線お得意の映像がぐあ~っと映し出される。
この説明だと分かりにくいと思うけど、これで精一杯(スイヤセンwww)。
映像も含め舞台全体を楽しむなら、たぶん真ん中辺りの席の方がいいかも~。


で、『髑髏城』です。前に観たのはワカドクロ。
森山未來の天魔王と早乙女太一の蘭兵衛は同じ。
2011年に観てるからあれから6年。早乙女太一の成長っぷりがハンパない。
色里「無界」の主人《無界屋蘭兵衛》!!!と言っても6年前はちょっと頼りなかった。
やはり若かったんだね~。
今回は違った。色気プンプンの色里の主人である。
城内での天魔王と蘭兵衛のラカミのお耽美臭倍増し!!
二人の衣裳、微妙に色合いの違う白髪、口から血~ワワワッwww
これだけでも暑い中、行った甲斐があったよー。
阿部サダヲの捨之介が霞むくらい。

その捨之介、決め台詞飛んだー!!
髑髏党の背中を踏んづけてー出ないw
もう1度踏み直してー出ないww
なんか笑ってごまかし、周りの役者も笑ってるー。
会場も笑ってるー。
サダヲちゃん、いいよいいよ先進もうって感じで進んでしまったー。

新感線の主力メンバーが入っていない今回、
おふざけ&お笑いを一手に引き受けてたのが贋鉄斎の池田成志。
真面目な役の池田成志しか見た事なかったから、最初誰だか分からなかったw
いや、自由過ぎるでしょ!!ってくらい自由にやってた。
今日の東京は36度とか言ってたしwww

とにかく楽しかったです。
途中でお腹が空いたので、買って食べたのが

会場で売ってた木村屋のあんぱん。
ステージアラウンドの360マーク入り。
あんこの中にお餅も入ってましたw

〈主要キャスト〉
捨之介・・・・・・・・阿部サダヲ
天魔王・・・・・・・・・森山未來
無界屋蘭兵衛・・・・・早乙女太一
極楽太夫・・・・・・・・松雪泰子

渡京・・・・・・・・・粟根まこと
兵庫・・・・・・・・・・福田転球
少吉・・・・・・・・・・少路勇介
沙霧・・・・・・・・・・清水葉月
狸穴二郎衛門・・・・・・・梶原善
贋鉄斎・・・・・・・・・池田成志


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ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』2回目

2017年08月21日 | 舞台(演劇・音楽)

2017年8月20日(日) 開演17:00 赤坂ACTシアター

2回目のビリーは山城力くん。
5人目のビリーとして最後に選ばれた子です。
前回観た時はトール・ボーイとして舞台に立ってた力くん。
この日がビリーデビューでした。

歌声が綺麗でしたね。演技もしっかりできてる。
この役を掴むまではダンスはほとんどやってなかったという事でしたが、
頑張りましたね~。こなしてましたよ。
木村くんよりいっぱいいっぱい感がなかったかな。
意外と余裕もって次々踊ってました。
この年齢での1歳差は大きいかも。
そしてやはり舞台全体がこなれてきてる。
炭鉱労働者の野太い歌声もイイ感じだったし、
吉田お父さんもけっこうアドリブ入れてたようなww
ウィルキンソン先生は島田歌穂の方が好きかも~。
ビリー以外のキャストも前回とは別バージョン。
おばあちゃんとトニーは同じ人。
マイケルはたぶん一番カワイイ古賀瑠くん。

主役ビリーが違うと舞台の印象が違うってとこまでは無いですが、
他の子はどう踊ってるのか気になるww
来月もう1回行くか迷ってるとこです。

〈主なキャスト〉

ビリー:山城力
お父さん:吉田綱太郎
ウィルキンソン先生:島田歌穂
ビリーのおばあちゃん:久野綾希子
トニー:藤岡正明
ジョージ:小林正寛
オールダービリー:栗山廉
マイケル:古賀瑠
デビー:夏川あさひ
バレエガールズ:小野梓久保井まい子近貞月乃並木月渚堀越友里愛
トールボーイ:笹川幹太
スモールボーイ:岡野凛音



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ナショナル・シアター・ライブ『ハムレット』

2017年08月02日 | 舞台(演劇・音楽)

「ナショナル・シアター・ライブ夏祭りat シネ・リーブル池袋」としてやってる
再上映を観てきました。
2014年に観た(今回も再上映してます)『フランケンシュタイン』が
物凄く良かったんですよねー。
ベネディクト・カンバーバッチはこんな役者さんだったんだ―と再認識したくらい。
で、これもカンバーバッチがハムレットをやってる。
あ~しかし古典のハムレット、眠い。
夜の6時40分からの上映で夕飯食べた後だから尚更、超眠いwww
時々ふっと寝落ちしながら観てました~。
一応話の筋は分かってるし、登場人物も分かるので
ハッと気が付いても続けて観ることは出来るんですが、ちょっともったいなかったかもw

それにコスチューム物じゃなったのが残念。
物言いやストーリーの流れは古典のままなんだけど、
クローディアスは最初の軍服以外は普通にスーツ着てるし、ガートルードは現代風なドレス。
ホレイショーは体にタトゥーを入れたバックパッカーみたい。
オフィーリアの趣味は写真のようで首からカメラを下げてる。
ハムレットは騎兵隊の衣裳で狂ったふりを始めた時は面白かったんですが、
脇に線の入ったズボンのままで最後まで演ずるのでジャージみたいw
ジャージにパーカーのオッサンとバックパッカーという絵面。
これはいただけないww
建物も王宮ではなく、豪華な洋館風でした。
ただ舞台の使い方は迫力ありましたねー。
室内の2階手すりが場面によって外バルコニーになり、内階段が外階段になる。
舞台を転換させずに泥を敷いてそのまま墓地になる。
風も吹き荒れ、枯葉も舞う。
こんな使い方があるんだーと思いました。

『フランケンシュタイン』が2011年、『ハムレット』が2015年。
カンバーバッチがインタビューで
舞台をやった時は調度、長男が生まれた頃。
パパになってから苦悩する青年を演じなければならない。
しかし、逆に父親になった事で自分の若い頃を思い出すと言ってましたが、
う~ん、やはり丸くなった感が拭えない。
『フランケンシュタイン』の時の狂気がみえない。
いや、ただ単に自分が時々寝落ちしてたせいかもしれないww


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ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』

2017年07月30日 | 舞台(演劇・音楽)

2017年7月29日(土) 開演12:30 赤坂ACTシアター

この日の昼公演はイープラスの貸切だったようです。
8月に1回だけ行くつもりでチケ買ってたんだけど、
案内メールが来て、半額チケットだったんもんで買ってしまった。
ビリーは最年少10才の木村咲哉くん。

映画リトル・ダンサーも何度も見てるし(クーパーにつられてw)、
本場イギリスの舞台版を映画館上映した時も2回観に行ったので、中身はしっかり頭に入ってる。
(もうDVD&BDで販売してますね。)
なもんだから、どうしても日本人キャストでどこまでできるか、
なんて目線で観てしまうのは、しょうがないw

ストーリー
1984年炭鉱労働者たちのストライキに揺れる、イギリス北部の町ダーラム。
主人公ビリーは炭鉱労働者の父と兄、祖母の4人暮らし。
幼い頃に母は他界してしまい、父と兄はより良い労働条件を勝ち得ようと
ストライキに参加しているため、収入がなく生活は厳しい。
父はビリーに逞しく育って欲しいと、乏しい家計からお金を工面し、
ビリーにボクシングを習わせるが、
ある日、バレエ教室のレッスンを偶然目にし、
心を奪われたビリーは少女達と共にレッスンに参加するようになる。
ボクシングの月謝を使って家族に内緒でバレエ教室に通っていたが、
その事を父が知り大激怒。バレエを辞めさせられてしまう。
しかし、踊っているときだけはツライことも忘れて夢中になれるビリーは、
ダンサーになるという夢を捨てられない。
そんなビリーの才能を見出したウィルキンソン夫人は、
彼の夢を叶えたい一心で、まるで我が子のようにバレエを無料で特訓し、
イギリスの名門「ロイヤル・バレエスクール」の受験を一緒に目指す。
一方、男手一つで息子を育ててきた父は、男は逞しく育つべきだと
バレエを強く反対していたが、ある晩、ビリーが一人踊っている姿を見る。
それは今まで見たことの無い息子の姿だった。
ビリーの溢れる情熱と才能、そして"バレエダンサーになる”という強い思いを知り、
父として何とか夢を叶えてやりたい、
自分とは違う世界を見せてやりたい、と決心する、、、
11歳の少年が夢に向かって突き進む姿、家族との軋轢、亡き母への想い、祖母の温かい応援。
度重なる苦難を乗り越えながら、ビリーの夢は家族全員の夢となり、
やがて街全体の夢となっていく・・・
(ホリプロサイトより)

主役ビリー、木村咲哉くん。物凄く頑張ってました。
っていうか、この役10歳の少年には、かな~り過酷!!
ミュージカルなんだから、歌が唄えてセリフもしっかりは当たり前、
加えて、バレエ、タップ、アクロバット体操の動きと盛沢山にこなさなきゃならない。
おまけに次はタップの準備~なんて余裕はない。
ストーリーの流れに添ってセリフを言いながら、脇や小道具の陰で、
運動靴→タップシューズ→バレエシューズ→運動靴→・・・と
ひっきりなしに履き替えてる。
もういっぱいいっぱいです!!
その一生懸命さがまた、いいんですけどね。
役は11歳だけど、もう少し大きい子でやってもいいんじゃないかなぁ。
5人のビリーの中では未来和樹くんが中3で一番年上。
それくらいでいいような気がしたけどね。

舞台はサッチャー政権による赤字炭鉱閉鎖計画反対ストや組合内の内ゲバ、
政府の警官隊とストライキ派炭鉱労働者の衝突なんかがベースにあるため、
これを日本人がやるとサッチャーをコケにしても、今ひとつ馴染まないw
やはりイギリス版の方が盛り上がる。
プレ公演後5日しか経ってないから、舞台としてのこなれ感がまだない。
でもウィルキンソン先生役の柚希礼音が登場すると舞台に華が出てたなぁ。
さすがヅカ出身者は舞台の使い方を心得てるって感じ。
ビリー&マイケルのシーンはもっと笑かしてくれよーw
あと、みなさんのセリフがちょっと聞き取りにくい部分もあったな。

主役のビリー選びはどこをメインに観たいかによるかな。
オールダービリーと一緒に踊るバレエシーン、
ビリーがロイヤルの試験でピンで踊るダンスシーンと見どころは何回かあるので、
たぶん、それぞれのビリーの得意分野があるだろうからね。
大阪公演も含めると11月までの長丁場。
5人のビリーは場数踏んで成長する事でしょう。

8月の観る日は最後にビリーに選ばれた山城力くんの日です。
この日はトールボーイにキャスティングされてました。
う~ん、この子も小さかったけど、
どんなビリーを見せてくれるか楽しみです。


カーテンコールでは木村くん疲れ果ててたようなww


〈主なキャスト〉

ビリー:木村咲哉
お父さん:増岡徹
ウィルキンソン先生:柚希礼音
ビリーのおばあちゃん:久野綾希子
トニー:藤岡正明
ジョージ:小林正寛
オールダービリー:大貫勇輔
マイケル:城野立樹
デビー:佐々木琴花
バレエガールズ:遠藤美緒大久保妃織佐々木佳音高畠美野新里藍那
トールボーイ:山城力
スモールボーイ:岡野凛音



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