各放送局で追悼番組が決まったようですね。
情報プレゼンター とくダネ!
2010年8月31日(火)
フジテレビ系 8:00~9:54
明日の朝ですね。
http://www.fujitv.co.jp/tokudane/
ANIMAX
2010年9月4日(土)24:00~27:30(9月5日(日)0:00~3:30)
東京ゴッドファーザーズ 24:00~25:45(0:00~1:45)
http://www.animax.co.jp/feature/index.php?code=NN00015823
パプリカ 25:45~27:30(1:45~3:30)
http://www.animax.co.jp/feature/index.php?code=NN10000784
両作品ともTVからDVDにダビングしてありますが、また見ようかな。
WOWOW
2010年9月15日(水)深夜27:25~(9月16日(木) 午前3:25~)
PERFECT BLUE (R指定)
http://www.wowow.co.jp/pg/detail/014377001/index.php
8月のジャパン・クールアニメの中の1本として今月の15日の深夜にも放送しました。
VTRでは持っていたんですが、その時録画しました。
R15指定です。(子供等には見せてないんですよ。お姉は解禁か)
以前NHKで放送していたショートアニメ『アニクリ15』のオンラインページが
今はもう無いんですね。残念です。
今敏監督作品は「オハヨウ」。
昨夜は誕生日を祝ってもらってであろう自分の部屋で女性が目覚め、
ボンヤリした意識のまま(ここ幽体離脱状態)携帯をチェックし、
冷蔵庫を開けて麦茶を飲み、TVをつける(画面はNHKニュース)。
TVを見ながら歯磨きしてるとベットに残してたもう1体も目覚め、
先に起きていた幽体と同じ行動を追従。
その後ズレが徐々に縮まっていき、シャワーを浴び、顔を洗って
鏡の前で自分と対峙した時2体がピッタリ重なり「オハヨウ」の台詞。
この時点でやっとハッキリ目が覚めたというのがわかります。
1分という短い作品ですが初めて見た時は「おお!」と思いました。
押井守、小田扉&清水保行、河森正治、木村真二、小林治、新海誠、ソエジマヤスフミ、
竹内敦志、中沢一登、西見祥次示郎、林明美、マイケル・アリアス、前田真宏、村田蓮爾&藪田達也と
そうそうたる他の監督作品も素晴らしかったです。
アニクリ15のページ復活して欲しいなぁ、ってかまた放送して欲しい…
森絵都の『カラフル』って児童文学だったんですね。(未読)
2000年公開の実写版『カラフル』未見。
今回のアニメ版劇場予告のみ見て行ってきました。
突然現れて当選を告げる天使の計らいで、
死んだはずの“ぼく”の魂は、自殺してしまった少年・真の体に“ホームステイ”をすることに。
現世に戻る再挑戦のため、真としての生活を始めた“ぼく”は、
やがて真が自ら死を選んだ理由を知る。
そんな中、“ぼく”は現世に戻る再挑戦をすることの本当の意味を考え始めるが……。
(シネマトゥデイより)
『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督作品。
『河童~』の時は大人も楽しめる『クレヨンしんちゃん』映画を作った監督として話題になり、
たくさんの賞を受賞してました。
前回同様、媚びないキャラクターデザインと声優で
通常のTV放送後の劇場アニメとは一線を画す映画作品として仕上がってると思います。
CGも効果的に使われていて、出だしの死者の魂が集まっている場所は
輪郭線のハッキリしないヌルっとした表現になっているし(その中でプラプラだけがクッキリ)、
現実世界での俯瞰風景から日常風景、昔の都電の情景など
実写と見まごうばかりのリアルさです。
このキャラデザは毎日TVアニメ漬けになってる腐った目には
ぜんぜんキャラ立ちしてなくてカワイクないーですが、
だからこそ、観ているうちに実写映画さながらに気持ちが入ります。
腐った耳にはアニメ声優独特のしゃべりじゃない声のトーンが新鮮ですし、
俳優さんたちの顔が浮かばないのがまたスゴイ!(アリエッティとは真逆!?)
言ってしまえば中二病的に自殺してしまった真ですが、
あの頃って、かたくななんですよね。
いろんな事が許せなくて、この世の終わりなんですよ。
まあ、そんなこと言えるのも半世紀生きちゃったおばさんですから
タイトルの「カラフル」の意味をそういうことだったのか、と納得できる
自己&家族の再生物語で、『ハナミズキ』より泣けました
下の娘(まさに中三)と観るのはこっちだったかなと思いましたが、
『カラフル』は友達と観るそうなので、それもきっといいです。
Bunkamura ザ・ミュージアムでやってる
ベルギー王立図書館所蔵 『ブリューゲル版画の世界』行ってきました。
またしてもぎりぎり、会期は今度の日曜29日までです。
(行けてよかったぁ~土日は混みそうですねぇ)
16世紀ネーデルラントの画家ピーテル・ブリューゲル
今回の版画展はブリューゲルの作品と同時代の版画と合わせて150点の展示です。
プロローグ
第1章 雄大なアルプス山脈の賛美と近郊の田園風景への親近感
第2章 聖書の主題や宗教的な寓意を描く
第3章 武装帆船やガレー船の驚くべき表現力
第4章 人間観察と道徳教訓の世界
第5章 諺を通じて知る「青いマント」の世界
第6章 民衆文化や民話への共感
第7章 四季や月暦表現で綴る市民の祝祭や農民の労働
エピローグ
7つの章に分けて展示してありました。
第2章で展示されていた「バベルの塔」(1728年)は
もっとも有名と思われる1563年作の油絵えを基に描かれた版画で、
隣にはピーテル・ヴァン・デル・ボルフト作の「バベルの塔」を並べて展示していました。
チラシやポスターに使われてる「聖アントニウスの誘惑」やちょっとグロテスクなキャラクターは
第2章(特に七つの罪源シリーズ)と第5章でみられます。
第1章のアルプスの山々や第3章の帆船シリーズは驚くばかりの細密描写。
第4章以降は普通の人々の日常にある、人間の愚かしさやおかしみが
細かく描かれていて、当時のヨーロッパの民衆の生活がうかがえます。
会場ではデジタル・コンテンツもありました。
一つ一つの作品が大きくはないので、自分を含め皆さん顔を近づけて食い入るように見てました。
ポストカードたくさん買ってきちゃいました。
ガチャガチャやったら出てきたのは「怠け者の天国」にいる卵ちゃんでしたw
順次、新潟展 2010年9月4日(土)~10月17日(日) 新潟市美術館
京都展 2010年10月22日(金)~11月23日(火・祝) 美術館「えき」KYOTO で、開催です。
下の娘がガッキーファン。行こうよーと言われ観てきました。
土井裕泰監督作品は映画もドラマも見たことがなく(ドラマを殆ど見ないもので…)、
おばさんは、生田斗真と向井理を観るつもりで行きました。
ようは10年に及ぶ遠距離恋愛映画。
ありがちなご都合主義はしょうがない、恋愛映画ですから。
でも、主人公含め若い人たちが一生懸命映画作ってる感じがして良かったです。
新聞の映画評にもあったと思いますが、
ネットや携帯電話の普及でタイムラグやすれ違いが起こらなくなり、
恋愛映画が成立しにくくなった現代です。
最初の出会いから遠恋が進む辺りまでは携帯のない時代でした。
ここら辺はドラマとしていろんな事が成立しますね。
その後は経済不況だったり、世界情勢だったりといったところに
二人を引き裂く要因を持ってきたのは、良かったんじゃないかと。
生田くん、太宰の時とは違ってガッツリ漁師に見えましたよ。
向井くん、大学6年生で登場。いいですねぇ~
紗枝のお父さん役はARATAくんだったんですね。ああ~パパ役なのかぁ。
実はラブストーリー的な部分ではそれ程泣けなくて、
やっぱり過去をバリバリ引きずるのは男の方かぁ、女の子はスッパリ前を向けるもんね。という感想。
(アニメですが新海誠の『秒速5センチメートル』思い出しました。
康平は貴樹ほどは引きずってませんでしたが)
それより、おばさんの心に響いたのは母娘の関係でしょうか。
薬師丸ひろ子&ガッキーの会話に涙しました(〃∇〃)ヘヘ
ああ、やっと話が繋がったか!
成程ね~、アロイスにとってはシエルは刺身のつま!?
目的はセバスだったのかぁ。(今頃気づいたのは己だけ?)
って、幻のアロイスOPにおおと色めきたったけど
なんとこの展開!
ええっ!指輪になっちゃったし
しがみつかれた時点で、そりゃあクロードもドン引きでしょうが
もう少しいたぶってからでもいいんじゃない?
でも、グレルのチェーンソーでグチャグチャになったはずのメイドが現れ、
抜け殻アロイスの目玉をグリって(たぶん)、自分の目に嵌めるのかなぁ?
ちゃんと次の展開に期待をもたせてますね~
EDはまた幻のEDかな?
今回のツボはクロードの折り紙シーンでしょうか
ステキwな動きでした。
『DVD発売記念「黒執事II」 in ナムコ・ナンジャタウン』
2010年9月18日(土)~11月14日(日)
これこれ、行ってみたいですねぇw
「黒執事デザート&フード」
「黒執事グッズショップ」
「黒執事展」
「黒執事オリジナルアトラクション」
パスポートもこれですからねぇww
「シエルワンダーランドオリジナルグッズ」ってなんだろう。
再び、夏休みの続き~
青森県立美術館で8月29日までやってる
『ロボットと美術』~機械×身体のビジュアルイメージ~に行ってきました。
今日の日本では、産業や医療の現場から漫画・アニメ等のフィクションに至るまで、
社会のあらゆる場面でロボットが重要な役割を果たしています。
なかでも人の形をした「ヒューマノイド」は、
美術をはじめとする諸芸術において身体の表現と結びつき、独自の展開をとげてきました。
本展はロボットと美術とのかかわりの歴史を紹介し、その文化史的意義を問うものです。
(HPより)
美術館の入口入ったところ
反対側の壁にはフィギュアが
ガンメン見つけた下の娘は大喜び
会場の入口では四角いロボがお出迎え
展示作品は当然撮影禁止なのでここまで。HPに行くとある程度写真が見れます。
会場は
1.第一部:戦前 ロボットの誕生と同時代文化
2.序章:ロボット以前 動く「ひとがた」の夢
3.第二部:戦後I 大衆文化の興隆と戦後アートの動向
4.新作オリジナルアニメーション
5.第三部:戦後II ロボットイメージの現在 ロボティクスからアートまで
と、5つのブースに分かれていて
カレル・チャペックの戯曲『R.U.R.』の本の展示からメトロポリスの無声映画、
歴代ロボアニメに登場した大小数々のフィギュア、
(マグマ大使、鉄人28号、アトム、マジンガーZ、ガンダム、ヱヴァ、etc…)
四谷シモンの球体人形、初音ミクの画像、
東大情報システム工学研究所(JSK)の筋骨格ヒューマノイドロボ、
ロボ・ガレージの高橋智隆作品 等々
あらゆるロボモノがあり、なかなか見応えがありました。
(ガンダム作品が一番多かったかな)
新作オリジナルアニメは
舞台は近未来の日本。「チャリ」と呼ばれる乗物型ロボットと少女の物語。
チラシに使ってるこのキャラです。
短い作品ですが、きれいな映像でした。
美術館内の展示会場とは別の場所で、入口あったような
たぶん素人さんの方々のフィギュア作品がずらり並んでました。
青森の後、順次
静岡県立美術館 2010.9.18 - 11.7
島根県立石見美術館 2010.11.20 - 2011.1.10
で開催されるそうなのでお近くのロボ好きの方は行くと楽しいかもです。
けっこう面白いってよ!と聞こえてきたので観てきました。
う~ん、まあまあかな。
物理オタクの大学生・デイヴの前に、かつて出会ったことのある魔法使い・バルサザールが現れた。
彼は善なる魔法使い・マーリンの弟子で、
デイヴのことをマーリンの後継者となる能力を持っていると言うのだ。
バルサザールはデイヴに魔法を教えるが、なかなか上手くいかない。
しかしその頃、邪悪なる魔法使い・モルガナを甦らせるようとする勢力があった。
デイヴはバルサザールと共に悪の魔法使いに立ち向かうことを決意するが…。
(goo映画より)
実はニコラス・ケイジが苦手です。
何がって、そのお顔の造形が…
彼の出ている映画は殆ど観ていないのです。
そこそこお歳もとってきたことだし(それでも自分よりは若い…)
今回は魔法モノだったので、行ってみる事にしました。
1000年以上も生きてきた魔法使いの役(バルサザール)はイヤじゃなかったです。
ボサボサのロン毛は良いんじゃないでしょうか。
お約束の「ファンタジア」の中の「魔法使いの弟子」そのままに
モップやスポンジがメチャクチャに掃除するシーンは楽しめます。
しかし、この全編に漂うアメリカ~ンな恋愛絡みなノリが…ダメかも。
ディズニーのファミリー向け映画ですから、これはこれでいいんだと思います。
でも、自分の好みとしては魔法モノは仰々しい創りの方が現実逃避できて好きなんです。
まあ、分かってしまえば楽しんで観ればいいわけで、
バルサザールの弟子になる青年デイヴが終始ヘタレです。
偉大なる魔法使いの後継者なんだから途中から成長するのかと思いきや、
最後の戦いまでヘタレのままオタクの意地で突き進みますw
でもなぁ、こんなヘタレでオタクな男子にアメリカ~ンな女子がなびくかなぁ。
普通はかなりなヘタレでも、ストーリーを追っているうちにカッコよく見えてきたりするもんですが
ちょっと無理があるような…。
それよりも、話が軽~く見えてしまうのは事の本質が三角関係だったというところかも。
善なる魔法使いの弟子が仲間を裏切った理由が、
世界の掌握ではなく、女が自分を選ばなかったというのがどうも。
それって魔法の話じゃないじゃん。
エンドロールの後にチラッと次回に繋がるようなカットが入ってました。
カッコイイ魔法使いになるデイヴの話でも作るのかなぁ。