沖縄の興南－春夏高校野球連覇成る

今年の第92回全国高校野球選手権大会の決勝戦は、
予想通り沖縄・興南高校が東海大相模と対戦し13対1の大差で
興南高校が12年ぶりの春夏連覇の偉業をなし遂げた。

当初はここまで大差が付くとは思っていなかったが、
4回の裏に興南の強打で7点先取し、勝負の女神を引き寄せた。
以後バッティング練習のように連打が続き大量点に繋がった。
それとは逆と東海大の投手は疲れからか連打を浴び、
守備でも凡ミスが続き、あっけなく勝負は決まった。

まあ勝負とはこういうものだろうが、
この点差ほど実力が開いているとは思わない。
興南には好投手島袋、切れ目のない強打者揃いと、
春の選抜大会と全く同じ顔ぶれの好チームに成長していた。
振り返って見れば春夏連覇は当然だったのかもしれない。

この悲願の優勝で沖縄へ初めて真紅の優勝旗が渡るのだが、
興南高校の春夏連覇記録は球史上6校目になるそうだ。
前回は平成10年に怪物松阪大輔投手を要した横浜高校以来だそうだが、
とかく現在の沖縄は基地問題を抱え暗いニユースばかり続いてるが、
興南高校の優勝は日本全土に感動と活力を与えたことは確かであろう。

下馬評どおり結果が出せるのは真の実力者だ。
よくやった、おめでとう。興南高校!!