こんばんは。くろねこです。
何気ない記事だったのですが・・・
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東奥日報
2010年10月2日(土)
国の財政支援 確約なければ「重大判断」/県議会、意見書を可決
県議会は1日の本会議で、東北新幹線全線開業に伴い、JR東日本から青い森鉄道に経営が移管される並行在来線の維持存続のため、財政支援措置を国に求める意見書案を自民党、民主党などの賛成多数で可決した。財政支援を確約しない場合、「重大な判断をせざるを得ない状況となる」と明記し、強硬手段も辞さない構えを見せている。
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「重大な判断」について、意見書を取りまとめた自民党からは、北海道新幹線建設費の地元負担を拒否したり、JR貨物の青い森鉄道線使用を認めないなどの意見が出ている。
青い森鉄道については、青森延伸に伴い、県の一般会計からの毎年の繰入金が現在の約5倍の16億円に膨らむ見通し。自民党は、JR貨物が走行することで青い森鉄道が過大な設備の保有や維持管理費を強いられるとし、国が責任を持って財政支援をするべきだと主張している。
意見書は財政支援のほか、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の特例業務勘定の利益剰余金を活用するための法整備も求めた。
自民党県連の阿部広悦政調会長は取材に対し、並行在来線維持に向けた意見書を過去3回可決した経緯を説明し「(国に)なし崩し的にされてきた。これが開業前の最後の機会。議会・与党の責任あるところを見せないといけない」と語った。
県議会はほかに五つの意見書案について採決し、米価下落への緊急対策を求める意見書案など四つを可決。また決算特別委員会を設置し、委員長に清水悦郎議員(自民)、副委員長に岡元行人議員(自民)を選んだ。
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20101002103933.asp
以上
ありきたりの記事です。読んでいたら
あれ???
>自民党、民主党などの「賛成多数」で可決した。
自民・民主・他で賛成多数???ってことは、全会一致ではないよな
まさかと思って調べたら・・・
案の定・・・やはり
青森県議会
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/gikai/files/hatsugi_263.pdf
この中の発議第5号 平行在来線の維持存続のための財政支援措置を求める意見書案
共産党がなぜか反対している?
しかも共産党は北陸新幹線では、平行在来線の分離反対とか大騒ぎしていたはずだが・・・
2010年4月5日(月)「しんぶん赤旗」
列島だより
並行在来線 守れ
北陸新幹線開業で経営分離するな
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-04-05/2010040513_01_0.html
どうして青森では、国の財政支援を求める決議に賛成しないのかな?
自民も民主も賛成しているのに???
自民党が提案した案件だから、面白くなくて駄々こねているのかな?
「平行在来線」自体を認めないから、「財政支援措置を求める事」さえも反対しているのかな?
もちろん共産党さんが、平行在来線をひっくり返せる「秘策」でも持っているのならば別ですが・・・そんなもん無いでしょう。
正直、この意見書は駆け引きでしょう
青森県議会がJR東・JR貨物・国に対して「プレッシャー」を与える為でしょう。多少の譲歩を迫っているのだろう。出来れば「全会一致」の方が良かったのに
この件では、自民連中を煽って「もっとやれ」とか言うのが共産党の役割では?
こんな所で、つまらない意地はって「損」しているんでしょうねー
運賃の高額化、労働者へのしわ寄せ、駅のサービスの低下(JRの特急券・指定券が買えなくなる)などデメリットばかりじゃありませんか。
だから、並行在来線もJRでやってほしいのです。
第一、九州新幹線転換線「肥薩おれんじ鉄道」は、廃線まで検討されたそうですよ。
ここの輸送密度は、913人/キロで、廃線になった鹿島鉄道並みです。
共産党はひっくり返せる「秘策」でもあるんですか?ないですよね。
ならば少しでも「条件闘争」すべきでしょ。どうして共産党は邪魔するんですか?
JR以外の第三セクターでも、「マルス」が置いてある駅もあります。
>新幹線転換線第一号「しなの鉄道」は、比較的条件に恵まれていると言われたのに、最初数年間は赤字続きだったのですよ。
よし、どうしたら「しなの鉄道」の稼ぎが増えるか考えようか?
ポイントは「軽井沢-上田間」の乗車率アップ。
「肥薩おれんじ」鉄道も、症状はおなじ。
通学定期(高校生)が大半でしょう。
人口減の時代ジリ貧になっていくのは当然。
さてと・・・どうする?
のんちゃんさんばかりに質問してもつまらないので、自分も考えてみよう。
しなの鉄道総合連携計画(PDF)
http://www.shinanorailway.co.jp/new/kyougikai/pdf/meeting3_210218.pdf
非常にボリュームがあるが・・・
のんちゃんさんも、ぜひとも読んで欲しい。
自分のレベルで出てくるような発想は、すでに「検討課題」に入っている。
首都圏で電車広告の「信州キャンペーン」もこの一部だろう。「タムーリンキャンペーン」なんぞよりも1億倍以上マシ。いや∞だな。
平行在来線に関心などない!潰れようが知った事ではない。単に「共産党やら不破やらタムーリン」マンセーの為に「平行在来線!」と騒いでいるだけの人にとっては・・・どーでもいい話ですが・・・