くろねこの散歩道

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障害者手帳不正取得疑惑 立件へ

2008-09-06 09:37:23 | 社会
おはようございます。くろねこです。

<障害手帳不正>医師宅を捜索へ 北海道警
9月3日12時41分配信 毎日新聞

 聴覚障害の障害者手帳不正取得問題で、北海道警は3日、札幌市中央区で耳鼻咽喉(いんこう)科医院を経営する前田幸※(よしあき)医師(73)が虚偽の診断書作成に関与した疑いが強まったとして、虚偽診断書作成容疑で、医院や前田医師の自宅など数カ所を家宅捜索する。既に同日午前、手帳の申請を代行した社会保険労務士(67)の同市内の自宅を家宅捜索しており、より罰則の重い詐欺容疑の適用も視野に強制捜査へ乗り出した。また、道と札幌市は同日午前、同容疑で前田医師を道警に告発した。

 前田医師は94年以降、障害者手帳を取得した患者828人の診断書を作成。その大半が両耳の全く聞こえない最重度の聴覚障害2級の手帳を取得したが、昨年12月の問題発覚以降、道や札幌市などが再検査した結果、ほとんどの患者の聴覚に異常のないことが判明した。既に手帳取得者の9割以上が自治体に手帳を返還する事態に発展している。

 道警は7月に入り、01年度以降に手帳を取得した約600人を対象に事情聴取を開始。既に約300人の聴取を終え、その多くが補聴器なしで聴取に応じた上、前田医師から障害があるように装うよう誘導されたなどと供述している。一方、前田医師は札幌市が4月に実施した聴聞会で、「患者の詐病を見抜けなかった」などと疑惑を否定しており、道警は家宅捜索によって関係資料を押収し、診断の経緯を把握する必要性があると判断した。【大谷津統一、佐藤心哉】

※は「日」の下に「立」

最終更新:9月3日16時25分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000040-mai-soci
引用終了

 この事件は、「医師と社労士とブローカーと障害者」が連携した、巧妙な「障害者手帳&障害年金」の大規模な不正です。
 不正をした連中ですから言語道断です。牢屋か罰金だな。


実は自分、障害年金に対しても疑問があります。
現在のやり方が正しいのかどうか?です。

 今のやり方ですと、医師の診断書が大きく幅を利かせます。

 つまり、医師が「インチキ診断書」を書けば手帳や年金はパスします。
「このような診断書を書いてもらえればパスできる」と騒いでいる本などもありますが・・・

 診断書を「こう書けば」パスできるなど・・・危険です。
都合よく「診断書を操作」して「不正受給」をする。

 医療機関にとっても、診断書で鉛筆舐めて、障害を重くして等級を上げれば、未収の防止にもなるし。

 不正受給が横行すれば、障害認定自体がハードルが高くなって、本当に必要な人が受給できなくなる事が予想されます。
 また制度不信が起こり、制度の崩壊が始まります。

 介護認定でさえ調査するのですから・・・障害年金も調査が必須だと思います。
だからと言って全ての不正をなくす事は不可能ですが・・・不正を減らす事は出来ると思います。


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