たかが10億円されど10億円

24時間テレビなんぞ！偽善者どもがぁ！と言いつつも・・・気になってしまう、くろねこです。
24時間テレビなんぞ知らん！と言っても説得力がなくなってしまう


24時間テレビとくれば、障害者お涙ちょうだいを煽り募金させるですが・・・
その金額が
http://www.ntv.co.jp/24h/contents/how2012.html


去年は大震災だったので別とすれば、おおむね毎年10億円程度の寄付が集まるようです。
「だからどーした！」と言われればそれまでですが・・・
あれだけ全国ネットで24時間お祭りバカ騒ぎして「10億円しか」集まりません。経費が掛かりすぎです。
寄付が主たる目的ならば非常に効率が悪いです。セコイグッツやら募金を餌に販促したいスポンサー
見え見えです。

　障害者福祉の討論会でも24時間やっていればいいんです。寄付金額は間違いなく大幅に減るだろうが、番組制作コストが激安。視聴率はガツンと落ちるが広告費はそのままにして、芸人に払うギャラ分や製作費カット分を乗せれば軽く10億円以上浮く。
　例え1億円しか募金が集まらなくても十分にペイできます。その分ダイレクトに障害者にカネ回せる。日テレ職員の多くは24時間テレビ放映時は、1日無給扱いにすれば1人平均4万円以上軽く浮きます。討論番組にすればスタッフも数が少なくて済む。

何が言いたいのかと言えば・・・
日テレの24時間テレビは、障害者や弱者を都合よく利用して、お祭り騒ぎをして、スポンサー向けにカネを使わせるのが主たる目的。障害者をダシに使ってガンガン儲けましょう。なんですよ。
　スポンサーが募金ではなく儲かった分（利益）を、ダイレクトに障害者に還元されるのならばともかく・・・そんなことないでしょう。
　
以上おしまい！




と言いたいところだが・・・
しかし最近どうもどこかに影響されて（苦笑）、変な計算をする悪い癖がついています。
10億円？？？何か引っかかる数字だな。

10億円と言えば、日本共産党さんが、衆議院解散総選挙で10億円の素晴らしい花火を上げてしまうのかなぁ～とか妄想してしまいました。
共産党？なんじゃの人にとっては「こいつ一体何を言っているんだ？？？訳分からない？？？」だと思いますが・・・

少しばかりウンチクにお付き合いくださいね

「10億円」の花火とは？
ズバリ次期解散総選挙時の共産党「推定供託金没収金額」です。

簡単に言えば・・・
選挙に出る場合には、選挙ごとに「供託金」を国庫に預けます。
得票率が一定ライン以下の場合、国庫に預けた供託金が戻ってこない。
これを「供託金没収」と言っています。

参考
選挙ナビ
http://senkyo-navi.net/3/21/000015.html

共産党さんは全ての選挙区に候補者を立てますから・・・
小選挙区300と仮定して、すべての選挙区で候補者を立て得票率10％切れば
供託金が300万円
300万×300＝9億円
実際には（50選挙区くらいは得票率10％超えると仮定）
300万×250＝7億5000万円


比例代表は
供託金が1人600万円
没収額＝供託額－（300万円×重複立候補者のうち小選挙区当選者数＋600万円×比例代表選挙の当選者数×２）

比例は重複なしで50人立候補で10人当選と仮定した場合
600万円×50＝3億円・・・供託額
3億円－（600万円×10×2）＝3億円－1億2000万円＝1億8000万円

7億5000万円＋1億8000万円＝9億3000万円

共産党さんは9億～10億円程度国庫に寄付する事になります。
日本共産党は、お祭り騒ぎの24時間テレビ募金分くらい、国庫に寄付されることが推定されます。

もちろん選挙戦術を変えれば話は別になりますが・・・
もう少しマシなカネの使い方考えましょうよ。資源なんだからさ