大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

すべては法の支配下

2015年01月21日 | 労働者福祉
「労働者自主福祉運動」語り部養成講座3回目。
実に、濃すぎるほど濃い半日でした。

労働組合をつくりたくても出来ない時代、高野房太郎らがつくったのは「労働組合期成会」で、共済会的な組織でした。。
「治安警察法」が社会主義を規制していますので、運動家は「産業組合法」に活路を見出します。
その延長線上に「生協」「労金」「労済」が誕生します。


鈴木文治らが「友愛会」を結成し徐々に労働組合が誕生します。
しかし「治安維持法」によって解散に追い込まれてしまいます。

終戦後、GHQにより「労働組合法」が制定され、あっという間に全国に労働組合が産まれていきます。


…時は流れ「連合」が誕生します。
そして今、1日8時間・週40時間の規範的な法律が危うくなっています。

すべては法の支配下にあります。
さて現代の日本社会で労働時間法制を根本的に変えることを許していいものだろうか?
最前線から離れたけれども気になってなりません。

「語り部養成講座」は、ほんとうに勉強になります。