暇を持て余し
たくさん有る角館歴史関係資料の
整理をしようと思ったらいきなり
案内人時代の組合パンフレットが目についた
見やすくて評判が良かったけれど
私が辞めてから変えたらしい
この最初の4行
角館武家屋敷通りの四季を表した
素晴らしい文章と思える
どなたが書かれたのか
ずっと知らずにいました
最後の一行は
角館初代「佐竹北家」の殿様が
書いたものです
組合を去ってしばらくしたある時
私が師と仰ぐ一人の
元教師のお宅へ伺ったとき
御茶を頂きながら
思い切って伺がいました
師は今も現役の案内人で御年91歳
私が並々ならぬほど教えを頂いた
お二人のうちの一人
「先生 私あの文が大好きです」
「どなたの書いたものか先生 ご存じないですか?」
そうしたら師はちょっと照れたお顏で
「おれだ」
とおっしゃいました
ずっと大好きで忘れないようにしようと
心に決めていた文章が
尊敬する方の書いたものであったと知り
本当に
嬉しかったのを思い出しました
思い出に浸りながら
昨日の片づけは
遅々と進みませんでした
コメントいつもありがとうございます。
ご高齢ですが、まだまだご指導を頂きたい
大切な方々です。