職を離れ、趣味のパソコンに明け暮れ
そうしている間にハタッと気付いた。
「漢字が書けな~~い!」
いや、全く書けない訳ではないが、
たまにしか使わない漢字でも
あんなに自信を持っていた漢字が
「あれ!こんなだったよな?」という具合なのだ。
辞書を開くと、ちゃんと合っている。
でも、自信を持ってすらすらと書けない字が多くなっている。
そこで、メールや電話にばかり頼らず、
ペンを持つ機会を多くする事にした。
まずはと思い、友人知人数名と
息子のお嫁さんに送った。
息子なんかに送ったら、
「何だ!お袋どうしちゃったのだ?」
なんて言われそう。
返事はいらない・・・と断ったのだが、
手紙が届いた。
考えてみると、娘を産めなかった私は
娘からの手紙というのを
彼女以外は知らない。
今、お腹に赤ちゃんを抱えて、
彼女も大変な時期であるのに、
姑の気まぐれに付き合わされて、
申し訳ないと思うのだが、しかし、
娘からの手紙とは事の他
嬉しいものだ。