今日は研醸会の研究班第3班で、発泡清酒のきき酒と分析をしてきました。
近くのスーパーなどで売っていた5点を買い、山形で取り組んでいる発泡清酒との違いなど検討しました。○関、月○冠、○桜、○の舞、○の宿でしたが、品数がそんなに店の棚に並んでないんですね。発泡清酒は夏の酒と考えられているのか、暑い盛りの時期よりアイテム数が減っているようでした。秋あがりの酒を楽しむ季節ですから、しょうがないですかね。
全体的に甘いお酒でした。精米歩合の入ったものは一つだけなので、どれくらいの研きで造っているか判りませんが、糠臭様の香りが目立つ感じです。精米歩合とは関係無い造りなのかも。また、一つはプラム様の香りがして、酵母由来でこの香りが出るのなら面白いと感じました。炭酸の口当たりも、ガス圧の違いだけでなく泡のきめ細かさも違うので面白いです。
今、山形県で取り組んでいる発泡清酒とは別物と感じましたが、価格が安いだけに脅威です。
蔵人S