やはりこの車には脱帽してしまう。
国産ビンテージカーの文句なく最高峰、トヨタ2000GT。
天井知らずなお値段は家が買えるくらいでしょう。
屋内でのノスタルジックカーショーなんかでは厳重にロープなんか張られて近づけそうにないが、この車のオーナーさんはサービス精神旺盛でした。
じっくりと観察させていただきました。
エンジンルームを見た限りでは過度なレストアも施されていないようで逆に好感が持てた。
小学生くらいの頃はS30Zとトヨタ2000GTの区別がつかなかった記憶がある。
やたらトヨタ2000GTって多いんだな、なんて誤解してた。
しかし、この吉野のイベントで誰かが話してるのを聞いたのだが、日本の旧車を今は海外の大金持ちがコレクションにするために金に糸目をつけずに買ってる場合が最近目立つんだそうな。
トヨタ2000GTもその標的だそうです。
自分もいよいよ生活に窮したら海外のお金持ちにハコスカを買ってもらおうか!?と少し思った。
普段はまず目にできないトヨ2のリトラクタブルヘッドライトの構造です。
ついつい写真を撮った。
フェンダー横のバッテリー置き場も公開してくれていた。
この開き方なので誰かが上から足でもひっかけて破壊してしまわないかと人事ながら心配しました。
しかし、トランクやボンネットを閉める時もオーナーさんは普通の車のごとく扱っていらっしゃいました。
長期のオーナー様と見受けました。
しかししかし、このフェンダーとドアの完璧なチリってどうよ!!って思いませんか!?
このボディってハンドメイドじゃなかったですか。
トヨタ車といえばこの人!という方のサインが入った、専門誌。
元レーシングドライバーの細谷四方洋(ほそやしほみ)さんだと思います。
我々にとっては国さんみたいな存在でしょう。
こんなすごい車を見れるのも旧車イベントならではです。