黒いワンボックスカーで現れたお客さんは
インドネシアかフィリピンか南の島から来たのかと思われるような
風貌の波乗り師だった。でも、日本人。関西からこられた。
奥様と小学生の女の子供さんといっしょの旅
ちょくちょく四国の波を楽しんでいるらしい。
奥様も明るくてチャーミング、アウトドア系大好き女子っちゅう感じ、
お子様はそれはそれは可愛いくて、僕は「将来はタレントかモデル
やね」と予想した。
実は農家の民宿を始めてから、「サーファー」のお客様はまだだった。
彼が第一号サーファーお客さんになった
彼がビールの注文をしたのをきっかけに、僕はマイコップとマイビールを
持って勝手にお客様の部屋へ・・・・・
あとはグビグビ・・・
サーフィンの話はもちろん、仕事や遊び、プライベートなお話まで、奥様を
巻き込んで夜おそくまでやってしまいました。
あつかましい店主やねえ
まあこれも、共通の話題があればこそ、他のお客さんが隣室でお休みに
なられとったのを忘れてました。
「徳島はイイねえ!住みたいなあ!」彼も奥様もそんなことを
言ってましたよ。また、21歳にもなるお子さんもいて、ご夫婦の
年齢は40半ばちょいだそうです。、そんなには見えない若さでありました。
帰りしな、「また!」「それじゃー!」
見えなくなるまで車から手を振ってくれてました。