去年の9月の出来事です。
私にはアルツハイマーの伯母(80代)がいます。やもめで、子どもと関わりが薄く、以前から実の妹である私の母がなんやかやと対応していました。今は施設に入っています。
アルツハイマーの兆候が現れた頃から、私は伯母の救いの為に祈り始めました。ある日、聖書を読んでいたところ、強く印象に残る御言葉があり、脳裏から離れなくなりました。
「この女はアブラハムの娘なのです。」(ルカ13:16)
「きょう、救いがこの家に来ました。(中略)人の子は失われた者を捜して救うために来たのです」(ルカ19:9)。
もしかして、これは神様から祈りの答えが来たのかも、と思った私は
「伯母を『アブラハムの娘』と言って下さり感謝します。伯母が救われると、あなたが本当に約束して下さったのなら、絶対そうなる事を信じます。本当に嬉しいです、心から感謝します」と、その日から“受けたと信じる”祈りに変更しました。
正直言って最初は「そんな都合よくいくかな~」と思っていました。しかし祈りを続ける中で「どんな形で事が起きるんだろう?」と、神に期待する心持ちに変わっていくのがわかりました。
見舞いに行ったある日、伯母がぼやき始めました。「私なんか早く死んだ方がいい。毎日つまらないし、どうすれば死ねるかな」。
そのぼやきを聞いた瞬間、「こう言いなさい。」と、背中を押される感じがした私は、思い切って言いました。
「死ぬ前にイエス様を信じない?つまらない日々が変るよ死んだら天国にも間違いなく行けるよ」。
今迄は、いつも知らんぷりだった伯母がボソッと「・・・信じない事も、ないかな」。 驚きました。
ごく簡単に福音を語り、私の後について一緒に祈って・・・と、あっさり救われてしまいました。感動しました。主をあがめます。
hiromi
※2015年12月25日付の当ブログでも「あいごすぺるの思い出」という題で伯母の証しを書きました。本当に、神は愛です。栄光在主。
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