感謝と祈りといやし

熊本アンテオケ教会の神様の栄光の表れを神様に栄光を帰しながら書いていきます

悪霊問題も(=対応するなら)益になる

2019年08月24日 | 脱出の道

 「クリスチャンに、悪霊の問題はあるでしょうか」という質問を見たことがあります。

福音派の某牧師(とても著名な方です)は

「悪霊は現実に存在します。聖書にそう書いてあるからです」と答え、続けて「でもクリスチャンは神の子だから聖霊が内在しています。聖霊と悪霊は一緒にいられません」

「その方の性格や、何らかの精神病の現れを、悪霊問題と混同されていませんか」と、御言葉を紐解きながら説明されました。

わかりやすいし、御言葉の選択も解説もさすがです。とてもためになりましたが、私の見解は少し違います。

以前のブログに、

①(占いや黒魔術等の)悪霊に関する事柄に関わったら、悪霊とつながりができる。

②(クリスチャンになったら)神は、その人と悪霊の関係を断ち切ろうとされる。

③悪霊から解放されるポイントは【本人の悔い改めと適切な対応】と【教会】にある

という内容を書きました。「精神病や性格」に由来。という場合も多いですが、すべてがそうではありません。

 その後、聖霊派の某牧師(この方もとても著名な方です)のお話が「なるほど~」と、良い学びになる内容だったので、紹介します。

インドネシア宣教をされていた時、現地の若い女性がイエス様を信じました。そして献身し神学校にも入学しました。その際、彼女は悔い改めの祈りと共に一切の偶像礼拝を捨て、それに関連した道具も処分しました。

一見素晴らしい歩みですが、牧師は「彼女と悪霊のつながりが100%断ち切られていない。80%位ではないか」と違和感を覚えたそうです(=経験からくる「見分け」。ヘブル5:14)。

しかし彼女に色々確認しても「もう魔術や偶像礼拝はしていません。お守りも道具類も全部処分しました。信じて下さい」というばかり。嘘をついてるようには見えません。「でも彼女はクリスチャンとして、ちょっと首をかしげる事柄が見受けられる。その原因は何だろうか・・」。

 ある日、牧師は「もしや彼女が母親の胎内にいる時に、家族や親族が悪霊に関わったのでは?」と思い立ち、さっそく確認を取ると、彼女の母曰く「大抵のインドネシア人は、代々、家宝として剣(=魔術師が祈祷した物)を持っています」。

「原因はそれだ!持ってきなさい」。家族の了解を得た上で(※1)、牧師が剣を捨てた所、彼女は変えられました。牧師が引っかかっていた妙な事柄が一掃されたという形で。

最後に牧師はこう話されました。

「インドネシアは偶像礼拝や悪霊関係がすごく強い国だから、献身するならそういう関わりを100%断ち切らないと色々まずいんだよ」

「悪霊だって、牧師や献身者(の家)にいたくないに決まってる。光と闇は真逆の物だからね。でも適切な対処をしないと、悪霊は、絶対に出て行かない」。

アーメン!そういう意味では、過去の私も貴重な体験をしました(悪霊と関わらないのが一番ですが)

すべてを益にして下さる神に、感謝します。

hiromi

ヘブル5:14 「堅い食物は大人の物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です」(【大人=霊的に成長した人】を指す。具体的には ①信仰の年数が長い ②神の言葉に対する深い知識がある ③神の言葉によって善悪を判断できる)。

(※1)他の人の所有物なので、了解を得るのは必須です!


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