強力な‘ペンドム’を持つ歌手３組・・・ヒョシンくんも

‘私の歌手は私が守る！’ファンの間でも認められるメンタル最強ペンドムは？


歌謡界にはファンの間でも互いに認めるペンドムがある。ここで‘認定’というのは‘リスペクト’‘尊敬’の意味が強い。
支持するアーティストが難関に直面した時、事件事故に巻き込まれた時にも一途に自分たちのアーティストを支持し応援する　
いわゆる‘メンタル甲’ペンドムがある。１０年たてば山河も変わる。１０年を超える活動期間の間　ファンもアーティストと共に成長し変わる。
見えない所で地道に活動して　うらやましさと尊敬を受けているメンタル甲ペンドム文化を調べてみた。


■もう中堅歌手、‘ＢＩＧＢＡＮＧ’メンバーのあらゆる事件事故にもたくましく

アイドルグループと言うにはもうあまりにも‘先輩’アイドルであるＢＩＧＢＡＮＧ。２００６年にデビューしてもう１０年が過ぎたが　
相変わらず最もホットなグループＢＩＧＢＡＮＧには公式ファンクラブ‘ＶＩＰ’がある。よく知られたＶｅｒｙ　Ｉｍｐｏｒｔａｎｔ　Ｐｅｒｓｏｎの略字だ。
ＢＩＧＢＡＮＧにはとても大切な人たちだという意味だ。ＢＩＧＢＡＮＧの２枚目のシングルアルバム『Ｂｉｇｂａｎｇ　ｉｓ　Ｖ．Ｉ．Ｐ』というアルバムでもわかるように　
ＢＩＧＢＡＮＧはファンを同等だと考えていることがわかる。

ＢＩＧＢＡＮＧ１０年の歴史が短くなかっただけに　メンバーの事件事故も絶えなかった。不本意にメンバーが回り道して　熱愛から社会的事件と事故、イシューまで　
芸能から社会までニュースセクションを掌握した彼らだ。ファンの立場で心臓がドキッとするニュースが絶えなかったが、ＢＩＧＢＡＮＧのファンたち
‘ＢＡＮＧ女子’たちの信頼には変化がなかった。メンバーに劣らず気苦労がひどかったが　ＢＩＧＢＡＮＧを応援する精神力だけで
‘ファンの行動’を続けてきているＶ．Ｉ．Ｐだ。

ＢＩＧＢＡＮＧの‘ＢＡＮＧ女子’たちは概念のある‘ファンの行動’でも有名だ。毎年ＢＩＧＢＡＮＧのデビュー日に合わせて「ＢＩＧＢＡＮＧの森」を造成し
寄付金を集めて寄付するなど特別な日には記念して分かち合いを実践し　自分たちが応援するアーティストを引き立てている。
去る３月　ＢＩＧＢＡＮＧの“ＭＡＤＥ”コンサート時には計６４個のＢＩＧＢＡＮＧファンサポーターズで　２０トンの米の花輪とラーメン１万５４個、
練炭４２５０枚、飼料１２０ｋｇを贈ってきて、所属会社はこれを慈善団体に寄付したりもした。
特にＧ－ＤＲＡＧＯＮの個人ファンクラブ‘Ａｌｗａｙｓ－ＧＤ’は２０１３年から１億ウォンに近い金額を寄付して
トップクラスのグループ‘ＢＩＧＢＡＮＧ’の名前にふさわしい概念のファンの行動で注目を集めている。


■１８年間　歌手‘パク・ヒョシン’を応援する　ソウルあふれる公式ファンクラブ‘ＳＯＵＬＴＲＥＥ’

１９９９年のデビュー後　アルバム、ＯＳＴ、コンサート、ミュージカルなど１８年間　地道な音楽活動を続けてきて幅広いファン層を持っているパク・ヒョシン。
デビュー曲“してあげられないこと”から“バカ”、“遠い場所で”“想い出は愛に似て”“そこに立って”“Ｇｉｆｔ”“Ｈａｐｐｙ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ”“野生花”まで
発表する曲ごとに大ヒットをとばす歌手パク・ヒョシンには　長い間の公式ペンドムがある。まさにパク・ヒョシン公式ファンクラブ‘ＳＯＵＬＴＲＥＥ’。
彼らは互いを‘木’と呼び、森の主人である‘大将の木’パク・ヒョシンを支持する根の深いペンドムだ。木は一度根を下ろした場所を離れずにその場所を守るように　
永遠に自分たちのアーティスト　パク・ヒョシンを支持するという意味のペンドムだ。

歌手パク・ヒョシンを支持するＳＯＵＬＴＲＥＥの活動は　静かながらも強力だ。物静かなパク・ヒョシンの性格に似て　
ファンクラブＳＯＵＬＴＲＥＥの会員たちもまた　物静かながらも地道なファンの行動を続けてきている。

コンサートはもちろん　出演するミュージカルの回ごとに８０～９０％以上の客席占有率を誇るのもＳＯＵＬＴＲＥＥ会員たちの力が大きい。
それもそのはず　放送活動をほとんどしないパク・ヒョシンなので　彼に出会える公演に対する熱望がコンサート完売行列とミュージカルの客席占有率に表れるのだ。

ＳＯＵＬＴＲＥＥ　２０１５－２０１６年　有料正会員募集に　約１万２０００名の会員たちが有料正会員に登録した。
アイドルグループではないソロ男性歌手としてはかなりの会員数だ。ＳＯＵＬＴＲＥＥ会員たちが正会員に命をかけるのは　会員にだけ提供される特別なＭＤアイテムを
パク・ヒョシンが直接制作に携わってその価値を増し、コンサート時　会員対象の先行発売のチャンスを提供する大きなメリットがあるためだ。

公式ファンクラブＳＯＵＬＴＲＥＥだけでなく一般のファンたちが見せる情熱も無視できない。何年間も法的問題で何度も報道がされるたびに
コメントで遺憾を表して応援を送っている。パク・ヒョシンがこれまで積み重ねてきた音楽性と実力は　音楽以外のイシューでは遮ることができなかった。


■これより強力なメンタルはない。文化大統領‘ソテジ’の足跡についていく‘ソテジマニア’

熱愛説、結婚説記事より離婚記事に先に接したファンたちが他にいるだろうか。ソテジマニアは自分たちが好きなアーティストの離婚説をはじめ　続けて結婚記事に接した。
普段ファンたちの調教師として有名なソテジだったのでファンたちの衝撃はかなりのものだった。だがソテジのファンはどんなペンドムより強い精神力を誇る。
アーティストと共に年をとりながら　この世の道理にある程度得度したのではないだろうか。

ソテジマニアは過去　オッパ部隊と称されたペンドム文化が　ソテジを皮切りにファンクラブが作られて国内のペンドム文化を主導してきており、
他のファンクラブ活動の模範になっている。ソテジは公式ファンクラブを持たず一般的に‘ソテジマニア’と称され、ファンサイト　ソテジドットコムを中心に活動している。

ソテジが‘文化大統領’として韓国の大衆文化に寄与したところが大きいアーティストだから　ファンもまた‘文化大統領’ソテジを支持する
ペンドムとしての役割をすべて行っている。そのためソテジマニアは文化消費に価値を付与する社会参加に積極的に乗り出している。

ソテジのファンは１９９６年　ソウル市に社会団体設立を申告して各種社会活動を広げている。著作権文化改善キャンペーンと環境運動を主導し、
ソテジワアイドルのデビュー２０周年を記念してブラジル近隣の熱帯雨林に‘ソテジの森’を造るなど多様な活動が印象的だ。
２０１２年にはソテジ　オンライン博物館“ソテジ・アーカイブ”開館１周年記念展示会をソウル世宗路・光化門駅にある世宗文化会館・光画廊で開いたりもした。
ソテジに女の子が生まれたという知らせに合わせて未婚養育家庭のために寄付金を送ったり　このほかに慰安婦団体への寄付、聴覚障害者福祉館への寄付、
ハイチ地震被害復旧のための寄付など　ソテジマニアとして分かちあい活動を続けている。

ファンクラブの分かち合い活動で‘米の花輪’を除くことはできない。国内最長寿アイドルグループ‘ＳＨＩＮＨＷＡ’のファンクラブ‘神話想像’は
米の花輪寄付の応援文化を作った主人公だ。２００７年　メンバー　シン・ヘソンの単独コンサートで初めて米の花輪を送った神話想像は　
先月開かれた１５周年記念コンサートでも　米はもちろんラーメン、練炭、マンゴーなどを送って目を引いた。
神話想像の米の花輪は　これまでの花でできた花輪が浪費に感じられ新しく試みた応援文化で、以後　多くのファンクラブでこれに倣い、
進んでファンクラブの分かち合い、寄付活動として広がった。２０１５年には７年ぶりに１０期ファンクラブを募集したことがある。