くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

似て非なる女の世界

2008-01-27 21:54:56 | 音楽&映画
今月いっぱい契約しているWOWOWで録画した
『さくらん』 と 『SAYURI』 を見た。
『さくらん』は花魁、『SAYURI』は芸者の世界を描いていて、一見同じように思えるが違う。

色遣いがビビッドできれいなのは『さくらん』。
菅野美穂と木村佳乃がきわどいシーンを演じているのが見ものだ。
ただ、土屋アンナがどうしてもヤンキーにしか見えない。
確かに破天荒なキャラではあるが、ちょっとやりすぎでは?という感が否めなかった。

ドタバタのうちに終わった『さくらん』に比べ、『SAYURI』は美しいの一言に尽きる。
日本なのに外国人キャストだったり、英語と日本語ちゃんぽんであったりと疑問も残るが、
ハリウッド映画なのでそこは仕方がないのかもしれない。
何より出ているスターがすごい。
チャン・ツィイーにミシェル・ヨー、渡辺謙に役所広司、
ほかにもコン・リーや桃井かおりといった有名人が顔を連ねている。

チャン・ツィイーは『初恋のきた道』では一途な少女を演じていたので清楚なイメージがあったが、
『グリーン・デスティニー』でかなり大胆に肌を露出していたし、今回も背中から腰にかけてあらわになるシーンがあるので、
役のためなら肌を出すことは厭わないのかもしれない。

それにしても美しい!
肩が張っていて薄手の着物がいまいち似合っていないが、日本人以上にきれいなのではないかと思わせる。
永遠のハッピーエンドではないが、悲しい生いたちの少女の夢が叶ったという点では幸せなエンディングだろう。

気になったのは、アメリカ人将校たちと温泉?に混浴で浸かっていたこと。
ああいう行為は芸者として実際アリだったのだろうか。


ビジュアル重視なら『さくらん』、ストーリー重視なら『SAYURI』といったところか。












コメント
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