日本人離れした鼻

上領さんの顔を穴のあくほど眺めてつくづく思ったのは、「この人の鼻って日本人の鼻じゃない」でした。
額からまっすぐ鼻梁がのびてるんです。
いったんへこんでからじゃなくてギリシャ彫刻みたいにすっとした鼻筋…
気品のある感じがするのはたぶんそのせい。

そんなに派手な顔立ちではないのにこの上もなく優雅で美しいと思えるのは、あの鼻筋と綺麗な形をした唇が大きいのだろうなぁ。
フェイスラインも実に綺麗。
結構美形でも正面はいいけど横顔はいまいちと言う人はたくさんいます。
上領さんの場合はもう骨格から美形（笑）たぶん髑髏だけになっても綺麗だろうと…

なんだろう、心が落ち着く美しさなんですよね。
くじらはよくどういうタイプが好みと聞かれたとき「魔界系美形」と答えていましたが、どうやら「極楽系美形」も相当好みみたいです。
ずっと見てても疲れない美貌（笑）
男子特有の厳つさなどみじんもなくて、どこもかしこも柔らかそうですべすべ♪
光源氏の君がリアルに存在したらこんな感じかなぁ。
これまで源氏物語を読んでも具体的に光の君をmぷりに思い浮かべることは難しかったんですが、今は上領さんをイメージすれば大丈夫♪
バタ臭くない美形なんてあまりお目にかかれないから、ああいいうタイプはなかなか貴重です。
あくまでも和風で、品があって、なおかつ美しい。
光源氏の君が40を越してもますますその美しさに磨きがかかって畏れ多いくらいだと言う描写がありますが、正直どんなハンサムだって40を越したら若いころに比べていいはずがないと思っていました。でも上領さんを間近では意見して、こういう顔の人は歳をとってもやっぱり綺麗なんだと悟りました。
歳を重ねたことで落ち着きと優雅さが更に加わって、若いころにはないまろやかさみたいなものが生まれています。
まさに匂い立つような美しさと言うか…
美容整形の技術が進歩して、今ではいくらでも美男美女が量産されるようになりましたが品のよさだけは人の手では作り出せません。

師匠は果たして上領亘のドラムにほれてP-MODELに誘ったのか、それとも美形好きだからなのかどっちなんだろ（笑）
何となく後者のような気がするけど…