九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

なぜ年末を‘年の瀬’という?

2018年12月15日 | 日記
 NHKテレビ『チコちゃんに叱られる』が愉しい。
 日頃の素朴な疑問に向き合い、
 日本国民に問う形で番組は進行する。
               □
 大抵の回答者たちは、あやふやで適当な答えになる。
 すると、チコちゃんが怒り出し、

 ボーっと生きてんじゃね~よ~♪」と、
 決め台詞が飛び出す。
 今や、この言葉は今年の流行語大賞にノミネートされるまでになった。
               □
 さて、今回の問いかけは「なぜ年末のことを‘年の瀬’という?」
 答えは‘借金返済の攻防の時期だから’。

 江戸時代、武士や町人らはツケで買い物をするのが常だった。
 一年の貯まった借金を大晦日に済ませ、新しい年を迎えた。
 中には借金取りから逃げ回ったり、難儀する話は落語などでもよく登場する。
               □
 もともと、‘瀬’とは海や川で流れが速く渡るのに難儀するところ。
 転じて、一年の貯まった借金を返すのに最も難儀するのが年末。
 ここから大晦日を‘年の瀬’というようになった。
         
 
 
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