NHKラジオ『らじるラボ』からの聞き書きである。
詳しくは、同放送の『聴き逃し』があるから、そちらへ。
テーマは、聞き慣れない『三字熟語』が話題。
誰もが知っている夏目漱石の『吾輩は猫である』から、
漱石先生が創り出した『三字熟語』を設問形式で問うもの。
問1,小説の中に『春〇〇』と二字付けている〇〇とは?
答えは、一日とつけて『春一日(はるひとひ)』と読ませる。
語り手我輩(猫)が春うららを愉しんでいる様を、句に詠んでいる。
書を読むや 踊るや猫の 春一日(はるひとひ)
問2,吾輩が飼い主苦沙弥のことを牡蠣的主人と呼ぶが、『牡蠣的』とは?
答えは、文字通り牡蠣(英語:OYSTER オィスター)である。
英語圏では、牡蠣は、殻の堅い口数の少ない人を指す意味でも使う。
漱石はイギリス留学していたから、英語には精通していた。
以上、今回の三字熟語は、『春一日』と『牡蠣的』でした。
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