熊本人を指すのに「肥後もっこす」という言葉がある。
頑固で、負けん気、きかん気の強い男のことを「あやつは、肥後もっこすですたい」とか使う。
「肥後もっこす」に対し、同様な「土佐のいごっそう」がある。
頑固一徹で、一度決めたたら金輪際動かない。
「いごっそう」について、次のような話しを思い出した。
ある樹が榎か楠かで二人が言い争った。
互いに譲らないまま樹が成長し、葉が茂り、実がなった。
やっぱり榎だったと一方が勝ち誇って言うと、
相手は葉や実は榎かも知れないが、幹は楠だと言い張った、という。
熊本人も高知人も「もっこすといごっそうは違う」とこだわる。
その点でも、かたやもっこすで、こなたいごっそうである。
熊本人は自分から「オレはもっこす」とは、あまり使わない。
他人を指して「あやつは、もっこすたい」と使うケースが多い。
一方、高知人は「オレはいごっそう」と使う。
「バカヤロー解散」で有名な吉田茂は、自分の性格を聞かれて、
「オレはいごっそうだからね」と誇らしげに答えていた。
頑固で、負けん気、きかん気の強い男のことを「あやつは、肥後もっこすですたい」とか使う。
「肥後もっこす」に対し、同様な「土佐のいごっそう」がある。
頑固一徹で、一度決めたたら金輪際動かない。
「いごっそう」について、次のような話しを思い出した。
ある樹が榎か楠かで二人が言い争った。
互いに譲らないまま樹が成長し、葉が茂り、実がなった。
やっぱり榎だったと一方が勝ち誇って言うと、
相手は葉や実は榎かも知れないが、幹は楠だと言い張った、という。
熊本人も高知人も「もっこすといごっそうは違う」とこだわる。
その点でも、かたやもっこすで、こなたいごっそうである。
熊本人は自分から「オレはもっこす」とは、あまり使わない。
他人を指して「あやつは、もっこすたい」と使うケースが多い。
一方、高知人は「オレはいごっそう」と使う。
「バカヤロー解散」で有名な吉田茂は、自分の性格を聞かれて、
「オレはいごっそうだからね」と誇らしげに答えていた。