九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

喪中はがき

2017年12月01日 | 日記
 きょうから12月(師走)。
 1年はアッという間だと、しみじみ思う。
 ここ数日間に、私の処へも何通かの喪中はがきが届いた。
                    ■

 そんな中には、残されたご婦人からのものもあり、
 同世代で「ヤツも黄泉の国へ行ってしまったか」と思ったり、
 「いつかオレもか」と神妙な気分になったりする。
                    ■
 そんなこんなと思い巡らしていたら、ふと吉田兼好が浮かんだ。
 以下、‘徒然草’第155段から引用する。
 
 〈 死期は序を待たず かねて後に迫れり
      ー途中略ー
  沖の干潟はるかなれど 潮の満るが如し
 〉
  
                    ■
 中世の随筆家の精神は現代でも通じる。
 ただただ感服するのみ。

コメント
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