般若心経

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般若心経

2023-08-18 | Weblog

 おんの一字を唱うれば

おん あぼきゃ べいろしゃのう ・・・
おん あらはしゃのう
おん さんまや さとばん
 光明真言や十三佛ご真言などの頭に「おん」という言葉がついています。梵字で(端末によっては表示されないかもしれません)と書きます。
 数十年前のことになりますが、お遍路で宿に泊まったときに あの「おん」はなにだろうか、と話題になったことがあります。お遍路を始めたばかりの人たち4~5人ほどでしたので、結論は出ませんでした。
中にひとり年配の人が真言は意味を解釈しなくてよい、ただ唱えればよいと話されていました。後になってそれが正しかったのだと先達さんから教わりました。般若心経の 羯諦 羯諦 波羅羯諦・・・もそうらしいです。
 その後、羯諦 羯諦 波羅羯諦・・・ は行こう、行こう、彼岸に行こう・・・と説明されている本を読みました。光明真言などの「おん」についても 真言の頭に共通についているからには何か共通の意味があるのではないと思っていましたら、光明真言和讃にその説明がありました。
  「おん」の一字を唱うれば
  三世の仏にことごとく
  香華燈明飯食の
  供養の功徳具われり
つまり「おん」の一字を唱えることは、過去、現在、未来のすべての仏さまに香、華、燈明、飯食をお供えすることと一緒ですよということです。
 お盆のお経を聞いていて、ふとあの時の宿のことを思い出しました。


お断り
先日、一粒万倍日に関して天赦日とか大安の話をアップしましたが、私がこれらの暦を信じている訳ではありません。毎日の行動の指針にするとか、参考にするとかも一切ありません。まして皆様にお勧めするようなつもりなど毛頭もありません。
誤解されませぬように。念のため。

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