般若心経

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2023-09-13 | Weblog

 恥の上塗り

 全くお恥ずかしい次第です。
ビデオにNHK「きょうの健康」とか「チョイス」などの健康関連番組を録画しています。すぐに見るわけではないのですが、将来何らかの参考になるだろうと思って録っています。
 昨日の昼休み、一年ほど前のチョイス 「脂肪肝と言われたら」を見ていてハッとしました。2月末のブログにChatGPTをアップした際に(・・・・・、健康診断でいわれるGPTとは関係ありません)と註を入れました。その後肝臓の指標にγ-GTPがあることを見て、先の注釈の「健康診断でいわれるGPT」は「・・・GTP」の間違いだったと勘違いし訂正しました。ところが、昨日ビデオで肝臓機能の指標にGPT、γ-GTPがあると知りました。GPTもGTPもあったのです。
 GOT、GPT、γ-GTPなど常識だろうと言われそうですが、恥の上塗りをしてしまったようです。
いつも健康診断などの血液検査では「肝臓は大丈夫ですよ」と言われていましたし、実際にデータを見ても要注意の「※」とか「H」や「L」のマークがついていませんでしたので、気にしていませんでした。
全くお恥ずかしい次第です。

 ところで、皆さまは「FIB-4」《フィブフォー》をご存じでしょうか。GPT、GTPを間違える私が申し上げることではないのですが、昨日のチョイスで見ました。
AST(GOT)、年齢、血小板数、ALT(GPT)から肝線維化、肝硬変の進展を予測できる指標です。
ASTなどのデータから計算式で算出します。


次の日本肝臓学会のサイトからデータを投入することにより算出することもできます。
 どうも肝臓の調子はAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどのデータが基準値内であるからと言って安心していてはだめのようです。

例えば
上記ビデオの計算式に各項目の基準値のほぼ中央のサンプルとして
AST=22   年齢=30   血小板数=250   ALT=26 
とすると
FIB-4=0.517 となります。  1.3未満なので異常なし
【注意】
上記ビデオの計算式の血小板数の単位は(10^9/L)です。ネットサイトの計算単位は(万/μL)です。
上の例の血小板数=250はネットでは25として投入する必要があります。

次に同じく基準値内ですが、
AST=30   年齢=30   血小板数=160   ALT=11
とすると
FIB-4=1.70 となります。  1.3以上なので精密検査へ

そのまま 年齢が70歳になると
FIB-4=3.96 となります。  2.67以上なので肝硬変の可能性が高い
となります。

ですから、AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどのデータだけを見て安心していてはだめのようです。
いずれにしても健康診断などの機会があればできるだけ受診しましょう。