88,888,888
八は末広がり、八十八は米寿、八十八ヶ所、ナンバープレートの8888は抽選対象で高倍率、もしお札の番号が888888であると額面の何百倍の値がつくとか。いずれも縁起がいいと喜ばれる数字です。
88,888,888・・ 8が八つ、八千八百八十八万八千八百八十八すごいでしょう。何だと思われますか。
全国各地のみなさんに御宝号を88億回唱えてもらおうというプロジェクトです。毎日唱えた宝号をHPにて集計します。毎日数万の回数が登録されています。
4月15日、この合計数が、88,888,888を超えました。
実は合計が88,888,888になった瞬間の画像を記録しようと数カ月前から待っていました。エクセルに毎日の登録数を記録して88,888,888になる日を予想していました。数日前までその時は4月16日の午前中でした。当日数字を見て88,888,888に近くなればその差を私が唱え、登録するという作戦です。数度のリハーサルでは十分に可能性はありました。
ところが、4月15日の朝見るとすでにオーバーしていました。
なぜオーバー?、それは15日朝行われた四国第22番札所平等寺の御宝号念誦会です。平等寺の朝のお勤めで御宝号を唱えます。リモートで参加している数百人の人の念誦回数も自動的にカウントされ、平等寺の方から一括して登録されます。この回数が十数万回あり、急にカウントが上がったのです。
計算すれば、その朝念誦会に参加した人のうちでちょうど88,888,888に当たった幸運な人が分かるのですが、そこまでするつもりはありません。
ただただ残念。
前回のぞろ目8,888,888は2020年11月19日 でした。
このとき、88,888,888を捕まえようと思いました。
88億回までにもう一度チャンスがあります。
888,888,888 です。
ただ現在のペースで進むと、それは2045年12月22日のことになります。22年後です。私がちょうど百歳。
また88億回達成は今のペースで進むと2270年5月9日になります。
247年後です。
その頃の生活、社会、世界はどのようになっているのでしょうか。
逆に今から247年前といえば江戸の中期、その頃の人々は現在2023年のの生活、電気で明かりがつき、電車が走り、家庭にコンピュータがあり、何百人と乗った船が空を飛んでいるという社会は想いもできなかったと思います。同じように今から247年後は今の社会からは想像もできない世になっているのでしょう。ただ戦いのない、全世界がひとつになっている世の中になっていればいいのですが。
などと考えていると春の暖かい日差しの下でちょっと雄大な気分になってきました。