「アサヒカメラ」
先日の新聞に『最古参カメラ雑誌が終わる夏』という川柳が掲載されていました。 最古参のカメラ雑誌といえば「アサヒカメラ」?
ネットで見るとやはり「アサヒカメラ」のことでした。7月号を最後に休刊となるそうです。スマホの普及でカメラ全体の需要が減少している中で、追い打ちをかけるように今回のコロナ禍により広告収入が激減し、定期刊行の維持が困難になったためとのこと。
「アサヒカメラ」は毎月図書館で見ていました。
先日もコロナ明けの図書館で6月号を見たばかりですが、8月の誌上コンテストの募集記事も載っており、休刊の報にはちょっとおどろきました。
プロからアマチュア向けの幅広い記事にファンも多かったようです。
私にとってボディだけで一台数十万円のカメラのメカとかは縁遠い記事でほとんど見ることはなく、特集記事の日本トップクラスのカメラマンの撮影した写真を「すごい!」とながめ、世界には、日本にはこのようなところもあるのだ、機会があれば一度行ってみたいものだ、このような写真を撮りたいものだと、ただページをめくっていました。
毎回よく見るのは巻末に掲載された読者の投稿写真です。
読者の写真と言っても、掲載されているのは多くの応募作品の中から選りすぐった作品ですので、すばらしい写真です。またそれに添えられた講評がうまい、上手に褒めて さらなるステップアップのための コメントがさらりと付け加えられています。毎月楽しみにしていました。
図書館へ行く楽しみがひとつなくなりました。
図書館のリサイクル本まつりで貰った本です