般若心経

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般若心経

2018-10-04 | Weblog
1958

 ノーベル賞

 10月2日は、どの新聞も一面トップに京都大 本庶特別教授のノーベル賞受賞を大きく報じていました。
テレビのインタビューで日頃心がけていることはと問われた教授は「信じないこと、簡単に信じないこと。どんな教科書、論文でも必ず間違いがある。本当のところはどうなのかと考えること」と答えられていました。
 並べて記すはおこがましいことですが、私の場合「本に書いてあった」、「新聞に書いてあった」とかと言えばそれが金科玉条のごとく、話にお墨付きをいただいたような、話の信頼性を大きく高めるような気がしていました。教科書、本に書いてあることを疑うことなど微塵もありませんでした。ましてテレビで放送していたことなど絶対的信頼を置いて、それに「今アメリカで流行っているなど」という言葉が付け加えられるともう確信に近い知識となっていました。今から考えると単純といえば単純です
 そんな考えは直さなければと思ったのが、10年ほど前のテレビ放送「あるある大事典」のデータ捏造問題でした。堺正章さんや志村けんさんがおもしろおかしく司会をしていた人気番組です。取り上げるテーマは健康や食材が多く、興味を惹かれ、今、本棚を見てみるとDVDに4枚録画を残しています。確か納豆によるダイエットにねつ造の疑いがあると週刊誌に報じられ、次から次へとねつ造が発覚しました。
この放送の中に内臓脂肪を燃焼させる健康体操というものがあって、捏造が発覚するまで疑うことなく1年か2年の間ずっと毎朝体操をしていました。この体操の放送に捏造があったのかどうかは分かりませんでしたがすぐ止めてしまいました。
この問題以降、遅まきながらテレビだから大丈夫だとは限らない、活字になっていれば絶対信用していいものだとは限らないと考えるようになりました。

 とはいうもののやはりテレビはおもしろく、昨日のNHK「ガッテン」で放送されていた血糖値を下げるという運動をさっそく今朝からやっている一庶民です。