AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

「KANO」を見たよ。今日の日本語教育史

2019年05月13日 | 日本語教育
なんか、映画ばっかり見ているようですが、

先日、「セデックバレ」を見せてのコメントシートがなかなか偏ったものになっていたんで、翌年の出来事なんだよ、と言いながらの「KANO」。

歴史の一面だけ見て判断するのは非常に危険だということ、

だから、韓国が反日、台湾が親日、とまとめてしまうのも、実は大きな情報を切り捨てている可能性がある、ということをお話ししました。


今のこの時代を100年後、200年後見た時、

僕のこの愚痴だらけのブログを見られたら、ずいぶんひどい社会だったんだなあと思われるでしょうし、

一方で、僕みたいなのが結婚して子供も授かって、仕事もできているとなると、ずいぶんぬるい社会だったんだなあと思われるでしょうし、

たかだか、この数回の授業を聞いただけで、あの時代を理解した風に思うのはやめてほしくて、いろんな手を尽くして戦前戦中の話をしました。

次回、「家なき天使」を見せて、映画は終わり。

駆け足で、江戸時代前後をやらないといけない。でもまあ、これはね、本を読めば出てくるから。


学生さんのコメントシートも、二分化してきました。自分で調べて(ネットであっても)書いてくる学生と、自分の先入観だけで書いてくる学生と。

コメントを付けて返すのも面白いです。
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