AWA@TELL まいにち

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追悼 浅井亨先生

2006年02月27日 | どーでもいいこと
 浅井亨先生がお亡くなりになったというお知らせをいただきました。今日がお葬式だったそうです。

 浅井亨先生は、私が富山大学大学院で言語学の修士課程に在学していたときの指導教官でした。内科の医師免許をお持ちで、アイヌ語やドイツ語の研究をなさっていました。多分、ネットで検索したら、アイヌ語関係の論文や書籍で名前を見ることができると思います。ラジオアイヌ語講座についても関わっていらっしゃったようです。

 自由な方で、おそらく、ああいった大学の先生というのは、浅井先生が最後なのではないかと思います。昔の話にはよく出てくるタイプの先生ですが。頭の非常に切れる方で、授業のたびに、「上田君はあんまり勉強してないなあ」と言われたのを思い出します。

 いつか折を見て書こうと思っていますが、浅井先生との間にあった笑えない笑い話というのは多数有ります。入学試験面接事件、回転寿司事件、阪大受験時の宿泊事件、そして大学院博士課程の願書事件の3つがその代表だと思います。

 大学院修了後、年賀状も途絶えてしまい、心配していたところでした。金澤での学会でも、同期の方から、ご病気らしいという話しをお聞きしていたので。
 去年お亡くなりになった赤羽根義章先生、そして浅井亨先生、教えていただいた先生方がお亡くなりになって行きます。正直いって、こたえます。ずいぶん。

 ご冥福を心よりお祈りします。

 もう会えないんですよ、浅井先生。
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