AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

OPI試験官養成ワークショップ 第三日目

2011年12月20日 | 日本語教育
三日目、ちょっとしたハプニングが。

インタビュー練習、当初の予定ではお昼過ぎと、今日の最後の2回だったのですが、朝一番と最後の2回に変更されました。

今回の担当は、ネパールの方と韓国の方です。

ネパールの方とのインタビューでは、ネパールについて知らないことをたくさんお聞きすることができ、とても楽しいインタビューでした。

質問もうまく結び付けていくことができたのですが、余りにも話に熱が入ってしまい、レベルの判定がよくわからなくなってしまいました。

反省会の時も、そのような指摘をいただきました。

インタビューの席に座ると、話をしながらレベルを確認していくというのがとても厄介で、どうも高く高く判定してしまいがちです。それも話が順調に進めば進むほど。
加えて、頭の中が文型中心の授業に慣れてしまっていますから、あの文型が使えた、この文型が使えた、この語彙が使えない、そんなことを考えてしまいます。

頭でわかっていても、これまでレベル判定の手掛かりにしていたものについ頼ってしまいます。

韓国の方とのインタビューでは、若い方だったので、話を広げるのが難しかったです。話題の豊富さという点で、年相応のものもある一方で、被験者の関心のあるものを見つけ出すことも難しいということを感じました。その国について情報を持っているか持っていないかということも、あまり関係ないということを実感しました。

今回のワークショップでは、参加者の人数と、被験者の人数との関係で、3回も体験できました。それぞれの練習で、それぞれの反省があります。

このワークショップでのインタビュー体験、私の会は全部終了しました。

最終日はほかの方のインタビューを見せていただくことになります。

さて、練習のための被験者を集めるのが大変。

んー、とりあえず、大学の国際交流会館に出かけて、授業を担当したことのない学生さんを集めてやってみようかな。

3月20日まで、宿題があります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OPI試験官養成ワークショ... | トップ | いちご »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語教育」カテゴリの最新記事