AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

黒板、黒板、黒板

2013年06月07日 | どーでもいいこと
大学の教室がホワイトボード化していき、実は、愛教大では黒板のある教室はわずかになっております。

さて。

今、うちの学生さんたちは教育実習中。

来週から、一斉に研究授業が始まります。

ある学生さんから、

 「黒板を使う練習がしたい」

という相談がありました。

 「大学の教室で黒板を使う練習ができないだろうか」

というものでした。

防犯の観点から、最近は夜遅くまで実習校で準備することができなくなってきており、実習校にいる間は子供たちと向き合い、自分の教材研究などの時間は自宅でということが多くなっているようです。指導をしていただく時間はきちんと確保していただいているのはもちろんですが。

子供たちがいる間、黒板の練習なんてできませんもんね。

こういう相談を受けたのが初めてだったので、週末、黒板のある教室を一つ借りて、練習に付き合うことにしました。

とはいっても、カギの管理だけになりそうですが。

多くの学生さんに声をかけてもらいましたが、さて。


学校現場では、ホワイトボード化を通り越して、黒板からいきなり電子黒板になるのかもしれません。

おととしの院生さんは、電子黒板の練習がしたい、ということを言っていましたし。


ただね、教具がどんなに発達しても、目の前にいる子供たちは、今も昔も子供で、先生が機器を上手に切り回してもそれはそれだけのことだということに気づいているかなあ。

どんなにつたないものでも、わかりやすいものは分かりやすいのですよ。

板書の練習がしたいといってきた学生さん、明日はどんなことをしに来るんだろう??

会うのが楽しみでもあります。
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