AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

大学院の授業

2014年07月18日 | 日本語教育
大学院生の授業は、戦前の日本語の教科書を一緒に読みながら、日本語教育的な配慮についてお話しているのですが、

留学生の授業をしていて気付いたことや気になったことを、院生さんたちと雑談のように意見交換することも多々あります。

それでテキストのほうが進まないことも多いのですが。

先日、折り紙のことをここに書きましたが、その折り紙をご自身の日本語教室でやってみたら、とてもよかったというお話を聞かせてくださった方がいたので、今日も調子に乗って授業に使えるような小ネタや工作を一緒にして時間を使ってしまいました。

子供たちだけでなく、大人に対する日本語教育も、最初のインパクトが大切ですよねー、とみんなで話しながらの工作。

作りながら、いろんな話が聞けるのもいい時間です。受講している留学生にも、作り方を日本語でどう説明していくのかをみんなが試行錯誤するのもいい経験だと思いながら見ています。


朝鮮の国語読本、旧学部期から始まって第二期までかなあ。巻一しか見てないのに。

文字の提出順だとか、文法項目の提出順だとか、朝鮮語と日本語の対照研究の話だとか、そんな話をしていると、時間が足りません。

でも、知識からどう実践力を引き出すかということを考えると、雑談や、技術的なこと、小ネタなども捨てがたいんですよね。
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