西澤保彦さんの『腕貫探偵、残業中』を読みました。
今回の腕貫さん(仮)は、文字通り仕事の後や休日に、様々な人々の相談に乗ってあげています。
そもそもは、カフェレストランに強盗が入ったところに居合わせたことから始まるのですが、
彼が意外に食通だということが判明。しかも、お手頃価格。
それにほれ込む美女もいて・・・と、事件自体はシリアスながら、周囲の状況は適度に肩の力が抜けた感じで
気楽に読める感じです。殺人事件も取り扱っていますけど。
本当、腕貫さんは市役所の苦情係にしておくのがもったいないくらい探偵として有能です。
いや逆だ、有能だから相談・苦情に乗れるのですね。
それはともかく、面白いので今後もシリーズ化していただきたいものです。
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