まず、珪素系生命が地球を侵略してくる「ガラスの地球を救え!」が、オタク心をくすぐります。
「本能寺の大変」は、どの方向にふざけて下さるかと思えば意外にまっとう・・・でもないですね。オチがある辺り(笑)
表題作は、人間の身勝手さとそれを上回るイルカの計算高さに、さもありなんと思わされました。
「屍者の定食」は、一応、ゾンビものですが、この結末には苦笑いでした。
ただ、生者がいなくなったらゾンビも困りそうなので、養殖とか始めるべきだよなあ、と思う時点で感覚がマヒしたのかもしれないですね。
で、一つずつ感想を書いていると長くなりそうなので、一番好きな「まごころを君に」なのですが、私自身は江戸落語も上方落語もこだわりなく好きなのですが、田中さんがご自身の好みを脇に置いて書かれただけあって、その効果が発揮されてとても面白くなっています。
問題は、これが収録されているアンソロジー集を読んでいたのに忘れている私の脳です(苦笑)。
ダジャレが多いのが田中さんの特徴でもありますが、それにも関わらず、冷徹な視線が感じられることもあったりして、そこも魅力的な作品集でした。
「本能寺の大変」は、どの方向にふざけて下さるかと思えば意外にまっとう・・・でもないですね。オチがある辺り(笑)
表題作は、人間の身勝手さとそれを上回るイルカの計算高さに、さもありなんと思わされました。
「屍者の定食」は、一応、ゾンビものですが、この結末には苦笑いでした。
ただ、生者がいなくなったらゾンビも困りそうなので、養殖とか始めるべきだよなあ、と思う時点で感覚がマヒしたのかもしれないですね。
で、一つずつ感想を書いていると長くなりそうなので、一番好きな「まごころを君に」なのですが、私自身は江戸落語も上方落語もこだわりなく好きなのですが、田中さんがご自身の好みを脇に置いて書かれただけあって、その効果が発揮されてとても面白くなっています。
問題は、これが収録されているアンソロジー集を読んでいたのに忘れている私の脳です(苦笑)。
ダジャレが多いのが田中さんの特徴でもありますが、それにも関わらず、冷徹な視線が感じられることもあったりして、そこも魅力的な作品集でした。