こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

『森の家』千早茜

2012-09-04 19:40:57 | 本と雑誌
森の家 森の家
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2012-07-12

父が家を捨てたため、娘に嫌悪と異常な執着を見せた母を持つミリ。
気がふれた母が急死し、母に父親だと指名された無関心な男に育てられた少年まりも。
まりもの一応父親である聡平は、ミリを家に同居させたあげく、当初の予定通り、まりもが20歳になると家を出て行ってしまった。

表紙の絵がイメージさせる、森の奥の暗がりのような陰りを帯びた物語です。
三人が三人とも、自らの歪みや偏りを自覚し、普通の人とは違うんじゃないかという不安を持っているところに共感を覚えます。
少しドロッとしたところもあるので、読むときの精神状態は考えた方がいいかもしれません。

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森の家

2012-09-04 00:00:00 | 未分類
千早茜さん『森の家』を読みました。

父が家を捨てたため、娘に嫌悪と異常な執着を見せた母を持つミリ。
気がふれた母が急死し、母に父親だと指名された無関心な男に育てられた少年まりも。
まりもの一応父親である聡平は、ミリを家に同居させたあげく、当初の予定通り、
まりもが20歳になると家を出て行ってしまった。

表紙の絵がイメージさせる、森の奥の暗がりのような陰りを帯びた物語です。
三人が三人とも、自らの歪みや偏りを自覚し、普通の人とは違うんじゃないかという
不安を持っているところに共感を覚えます。
少しドロッとしたところもあるので、読むときの精神状態は考えた方がいいかもしれません。

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