坂木司さんの『ホテルジューシー』を読みました。同作者の『シンデレラ・ティース』と姉妹編です。
さて、柿生浩美は大学生。
幼い頃から、忙しい両親の代わりに弟妹の世話と家事を引き受けてきたしっかり者だ。
しかし、弟妹も高校生になった分、彼女が心配するべきことは減り、
母が遊ぶなら今のうちと、それら全てから開放してくれた。
だが、無為な時間のすごし方を知らない彼女は、夏休みに南の島のホテルで働くことに決めた。
良くも悪くもいい加減なホテルの人々、そして何かしらトラブルを持ち込むホテルの客。
それらに振り回される彼女だが・・・。
今までの人生で、責任を負わされてばかりで肩に力の入っていた浩美が、ホテルの人々に慣れ、
事件が起こるたびに、少しずつ物の見方に余裕ができてくるところが、読んでいてこちらも勉強になりました。
ホテルの従業員も、いい加減に見えて、大切なところは押さえている魅力的な人々でした。
素敵な成長物語です。
さて、柿生浩美は大学生。
幼い頃から、忙しい両親の代わりに弟妹の世話と家事を引き受けてきたしっかり者だ。
しかし、弟妹も高校生になった分、彼女が心配するべきことは減り、
母が遊ぶなら今のうちと、それら全てから開放してくれた。
だが、無為な時間のすごし方を知らない彼女は、夏休みに南の島のホテルで働くことに決めた。
良くも悪くもいい加減なホテルの人々、そして何かしらトラブルを持ち込むホテルの客。
それらに振り回される彼女だが・・・。
今までの人生で、責任を負わされてばかりで肩に力の入っていた浩美が、ホテルの人々に慣れ、
事件が起こるたびに、少しずつ物の見方に余裕ができてくるところが、読んでいてこちらも勉強になりました。
ホテルの従業員も、いい加減に見えて、大切なところは押さえている魅力的な人々でした。
素敵な成長物語です。