こっぱもちの部屋

主に、読書感想のブログです。他に、日常生活で楽しかったことを書くと思います。

パントマイムフェスティバル

2004-10-10 00:00:00 | 未分類
第2回北九州パントマイムフェスティバルに行ってきました。
今日は、シアター・モンジさん中村有志さんのパントマイムでした。

まず、モンジさんのは、全体的に怪しげで新興宗教っぽい印象を受けました。
[Shaman Sword]や[Incense]のせいでもあるのでしょうが、見ていて疲れます。
前衛芸術のようにも感じたのですが、どうなんでしょう。

中村さんは、ひたすら楽しく、でしたね。
えらく子どもが多く、「東京では、15歳以下は入場お断りにしているのに。あれ何?と言われても
説明に困るんだから」とおっしゃっていました。

「ザ・サムライショー」は、たそがれ清兵衛が面白かったです。
頭と腕の無いマネキンを使った色っぽいシーンもありましたし、おかしいんです。
一通り物語をやったあとの「立ち枯れ清兵衛」はなんだそりゃ(^_^;)でした。

「マイム・アラカルト」では、よくリクエストされる「壁」でも「並」「上」「特上」と
一通りやって下さいました。「上」は、なめらかな動きの中でも壁を感じさせる。
「特上」は、遠くを見ていても、後ろでも壁を感じさせるということで、これができて
初めて一人前なのだそうです。
暴風雨の中を歩くマイムも面白かったし、人類の進化も良かったですね。

「人体くん」これは、物を擬人化して見せるという趣向です。
まず「毛根」
毛根君が、髪の毛をしっかり抱え込んで抜けないように頑張っているのですが、
人が頭をくしゃくしゃにかき回しているうちに、耐えられず放してしまい、バイバ~イと
手を振るところがかわいらしく感じました。また、育毛剤を塗るとパワーアップして
力こぶを作ってみせるところが、面白いです。
次は「食道」
見せ物で、釘や生きた魚や刀を飲んでみせる人の食道を擬人化して見せてくれました。
変なものが入ってくるたびに食道君は驚いて、でも、基本的に胃に送り込むのですが、
人が口に戻そうとするもので、それに対応するのに困っていました。
3番目は「便秘」
腸で、便君が一生懸命、前を押し出すのですが、一向に進みません。
人が下剤を飲むと、かなり攻撃的で暴力的な下剤君が、無理やり押し出して便秘は解消するのでした。
最後は「肛門」でしたが、ここに書くほどのものではないかな?
ごめん後半は下ネタで。

最後は「ベルサイユのばら(特別編)」
一人でフェルゼンとマリー・アントワネットとオスカルとアンドレを演じて、
かなり忙しいけど面白いベルばらでした。
アンドレだけ、やけに老けているなぁと思ったら、配役が笠智衆さんでした
オスカルが(確か)原節子さんなど、ちょっと古いのですが、面白かったです。

中村有志さんのは、機会があればまた拝見したいと思います。
今日は、本当に楽しませていただきました。

コメント
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