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こっぱもちの部屋

http://blog.livedoor.jp/kisaragi12yukari20/「こっぱもちの読書日記」

『ショーン・タンの世界展』北九州市立美術館分館

2020-12-19 20:13:59 | 美術館・博物館
小倉北区リバーウォーク北九州内にある北九州市立美術館分館で開催されている『ショーン・タンの世界展』に行ってきました。

オーストラリアの画家で『アライバル』で知られていて、エリックなどの独特の生き物を描く方ですね。
入場してまず、撮影OKのところがあったので、撮りました。

私としては、『アライバル』の「気球と町並み」「巨人の夜」『エリック』の「エリックの庭」今回、初公開かな?の「ロボットふくろう」油彩画の「浜辺で絵を描く子どもたち、ニュージーランド」「風の強い日の黄色い木、パークヴィル」が好きですね。

あと『クマとその弁護士』は、星新一さんだったかな?の牛が話せるようになって「私たちを食べないでください」と言うようになったという物語を思い出させました。

それに、アトリエを再現している展示もあって、撮影OKでした。

このブログは、あまり写真を載せられそうにないので、これくらいで。
今回、どれも楽しくて、とても好みだったので、図録を購入しました。
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「風景画のはじまり コローから印象派へ」北九州市立美術館本館

2020-09-03 20:07:08 | 美術館・博物館

久しぶりに本館に来ました。

歴史や神話の背景でしか無かった自然の風景を、主役とした「風景画」というジャンルが成立した19世紀初頭。
コローなどの風景画の先駆者たちから始まり、バルビゾン派、そして画家がエッチングの技法によって版画という表現を始めます。
そして、ウジューヌ、ブータンなども経て、印象主義が現れてくるまでが、今回の展覧会のようです。

私としては、ベルタンの「風景」や、ラヴィエの盆栽の元になりそうな「平原の老木」が好きです。

コローでは、明暗がくっきりして実際とは位置関係は違うらしいのですが、暗がりから明るい景色が見える「ヴィラ・メディチの噴水盤」柳のうららかな配置が春めいて美しい「春、柳の木々」
やはり、春の穏やかさが伝わる「樹間の小道、春」も気に入っています。
かと思えば、突風にしなる木々を描いた「突風」の動きも好きですね。
あ、そうそう「水辺で洗濯する女性たち」も忘れてはいけません。

バルビゾン派では、シャルル・ジャックの「水飲み場の羊の群れ」が好きです。

画家=版画家の誕生以降では、レオ・ドルーアンの「ジロンド・ラカノー沼」ミレーの「野良仕事」
レオン・オーギュスタン・レルミットの「村にて」では、子どもが、母親に叱られて泣いている光景に見えてかわいいです。

ブータンは「水飲み場の牛の群れ」が、牛が大きくおおらかにゆったりと過ごしているようで、穏やかな気持ちになりました。また、「ベルク、船の帰還」では、船が漁から帰ってきて浜の人々と魚たちを多分市場まで引いていっている光景が、素敵です。

印象主義では、ルノワールの「風景」とマキシム・モーブラの「日没の岩礁」がいいと感じました。

私も、観に行くのが遅くなりましたので、開催が9/6(日)までなのをお知らせいたします。3日後ですね。
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日本の切り絵 5人のミューズ(北九州市立美術館分館)

2020-01-10 20:06:55 | 美術館・博物館
展覧会のチラシからして、繊細さと緻密さを感じさせる切り絵作品に惹かれて、行ってきました。

チラシの表を飾っていたのは、蒼山日菜さんの「枯れない蓮 スコア― 2010」
スコア―なだけあって、音符も4分音符だけでなく、8分音符、2分音符も切り出されて表現されています。「ヴォルテール」も、文字が美しく表現されていて、素晴らしかったです。

ちなみに、唯一撮影可能なのが、これですね。

次を飾るのは、アールヌーボー風?の動物と花の柔らかい色合いの切り絵。筑紫ゆうなさん。
大抵、無題なので、どれが好きとは言えませんが、カラーながら穏やかな絵になっています。

3番目は、光に透かし出されて2倍以上の楽しみを味わせていただける酒井敦美さんの絵。
暗室で拝見したのですが、光の当たり具合で、絵柄が変わってくるという面白い作品で、可愛らしいものでした。

続いては、スタンダード素朴な切り絵を表現されている柳沢京子さん。
チラシに載っている「安曇野の声」が印象的ですが、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」も素敵でした。

最後は、松原真紀さんの透明感のある作品群。
これもチラシに載っている「team BLUE」が、素晴らしいものでした。

とても、堪能させていただきました。
明日、明後日、トークショーとサイン会があるようですよ。
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にじいろのさかな原画展in北九州市立美術館別館

2019-07-19 17:12:28 | 美術館・博物館
北九州市立美術館別館で開催されている、マーカス・フィスターさんの「にじいろのさかな」の原画展に行ってきました。

鮮やかな色使いで、銀色の箔が使われていながら柔らかい世界が描かれていて、とても和みました。
物語の内容と共に絵が飾られていたのですが、中でも私は、「しましまをたすける!」が、好みです。
フィスターさんは、「おおくじら」がお好きみたいです。

あと、「ねぼすけふくろうさん」や「ペンギンピート」などの絵もあって、とても楽しめました。

最後の方で、撮影可な動画コーナーがあって、私も撮ってきました。
ロングで撮ったので、ぼけています(^^;)





観覧あとのグッズでは、珍しく絵本を1冊ですが買いました。
「しましまをたすける!」のDVDブックで、DVD無しのと値段が変わりませんでした。
この原画展、お近くにお立ち寄りの際には、ごらんになると楽しいですよ。
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北九州市立美術館本館「ターナー風景の詩」

2017-11-25 20:12:18 | 美術館・博物館
英国の風景画家、ターナーの絵画展に行ってきました。



写真は、リニューアルオープンした北九州市立美術館本館の外観です。

第1章・地誌的風景画の最初「マームズベリー修道院」の廃墟と緑のコントラストに、まず引き込まれ、「ソマーヒル・トンブリッジ」で風景からカントリーハウスまでの眺めを楽しみ、「タウンリー・ホール」で「部屋に飾りたい(^^♪」と思わされました。

第2章・海景―海洋国家に生きてでは、光と影のコントラストのはっきりした「嵐の近づく海景」に惹かれ、「風下側の海辺にいる漁師たち、時化模様」で波の迫力に圧倒されました。
逆に「ヘレヴーツリュイスから出航するユトレヒトシティ64号」に、華やかさを感じました。
あ、そうそう「海辺の日没のホウボウ」のホウボウが可愛いと思ってしまいました。

第3章・イタリア―古代への憧れでは「テルニの滝」で、じっくり見るとヤギの群れが小さく描かれていて、楽しかったです。

第4章・山岳―あらたな景観美をさがして辺りになると、私も疲れが出てきて、かなり見飛ばしてます。

むしろ第5章―ターナーの版画作品の方が、原画と比べて楽しんでいました。ご自身は、版画は暗いので気に入らなかったようですが、版画も原画とは違う魅力がありました。

私は、ターナーの絵は好きだと感じられました。

最後に、今日、美術館前に咲いていた「四季桜」の写真を載せます。

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