この時期、当塾にはいろんな「ハジメテ」にあふれています。
初めて塾に来て、緊張している人、
小学生の時間から中学生の時間になり、まだ慣れていない様子を見せる人、
新しい先生との授業で、まだどことなくぎこちない人、
塾内のいろんなところで「ハジメテ」な場面に遭遇をします。
そんな「ハジメテ」をたくさん見ながら、塾長としては、
一人一人の生徒さんが早くこの場になじんで、
いい意味で自分らしさを発揮してもらえるようにしていくこと、
それが大切だと考えています。
そして、この「ハジメテ」の時期だからこそ、
徹底しておかなくてはならないこともあります。
それは、授業に臨む姿勢です。
先日の3年生向けの理社国授業では、
授業に臨む姿勢を1時間かけてお話をしました。
当塾ではまず最初はこの3つをお話しています。
・メモをしっかりと取ること
・分かったら、しっかりと頷くこと
・問題文や資料の中で大切だと思うところをもぎ取ること
他にもたくさんありますが、まずはこの3つからスタートしていきます。
この3つは、当塾の近くにある開智未来高校の「学びのサプリ」から拝借したものです。
受験生としての自覚を持って授業を受けてもらうという意味においては、
いろんな言葉をたくさん並べるよりも、この3つにまずは集約して、
1つでも確実に実行できることを増やしていく、それが肝心かなと思います。
初回の授業でこの3つをお話し、しっかりと実行できているかどうかを確かめながら進めることで、
皆さんの授業を受けるときの姿勢が大きく変わり、
そしてそれがだんだんと成績という結果にもつながっていく、
そのように思います。
年度初めの「ハジメテ」があふれているこの時期は、
今年度1年間を作っていく大切な時期だと思います。
生徒の皆さん一人一人に授業などに慣れてもらうようにするのと同時に、
学習に対する基本的な姿勢を身につけてもらえるように、
まずは全力を尽くしていきたいと思います。