幸彩学習塾 オフィシャルブログ

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温泉と水道水 ~栄北高校を訪ねて

2017年09月15日 23時21分38秒 | 受験・学校
去る9/8、栄北高校の塾対象説明会に参加してきました。
当塾の卒業生で、栄北高校から某大学に進学し、大学を今年卒業された生徒さんが、埼玉県の教員試験に現役で合格するなど、栄北高校の卒業生の活躍の一端を知る身としては、とても楽しみにしていた説明会でした。



今年はいつもと説明会の趣向が変わっていて、学校の取り組みがとてもよく分かる説明会でした。コース別の進学実績や2020年問題に向けての取り組みなど、私もハッとさせられるようなことがありました。

特に2020年問題については、よく研究をされているように思いました。
このあたりの取り組みがあいまいな学校や未定の学校も多く存在するので、入試形態別に研究を進めていて、その対応についても早速取り組みを始めている様子には、とても好感がもていました。

これからの学校説明会の季節、2020年問題への対応がきちんとできているかどうかは、これからの学校選びの1つのポイントになってくるようにも思います。


↑いろいろとメモを取らせていただきました

そんな取り組みの一端を説明会では知ることができましたが、一番印象に残ったのは、校長先生のお話しの中にあった「公立高校」と「私立高校」の違いです。昨年度も同じ内容を書いたように思いますが、このたとえ話は、本当に秀逸だと思います。それは、公立高校を「水道水」、私立高校を「温泉」に例えられたお話しです。

公立高校の教育は、ある意味の平等性が必要となります。
公平・平等が求められる、つまり均一性が求められます。これは「水道水」と同じようなものであるということ。

しかし、私立の教育はそれぞれの学校においての独自性が求められる。
高校としての教育は同じで基本は同じでも、各校ごとに独自性が求められる。つまりは、成分が場所場所で違う「温泉」のようなもの。

そんなたとえ話をされていたように思います。この例えはとても面白い例えだなと思っています。

これから志望校を選んでいく上で、皆さんはどのようなことを求めていくのでしょうか?
私立高校といっても、場所によって温泉成分が違い効能が違うように、それぞれの学校においていろいろな独自性があります。

温泉も療養目的によって選ぶことが大切なように、私立高校もその学校がどんなものを求めているのか、それによって選んでいくことが大切かなと思います。

これから公立高校も含めた様々な学校を見比べていく時に、ぜひこの話しを参考にしながら、自分にあった高校を見つけていって欲しいと思います。

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