箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

WJ41号 家庭教師ヒットマン REBORN! 標的208『完璧なX BURNER』

2008-09-07 03:23:21 | 雑誌[J]
センターカラーの今号。
ツナギの色がオレンジになっていますが、イメージカラーということで
よいのかな?
超死ぬ気モードで、膨大な炎を操るツナの姿は、本当かっこよいです。

今回はファミリーの状況図が載っています。
ミルフィオーレファミリーのマーレリングの守護者は
白蘭、ユニ、入江正一、γ、グロ・キシニア、幻騎士、そして
あともう一人は不明とのこと。
何気に太猿、野猿コンビの動向も載っているのが嬉しいです。

さて本編。

先週ツナの放った「X BURNER」の単語に反応するジンジャー。
リボーン、アイリス、そしてスパナの視線を集める中、
ツナは部屋の真ん中、空中で佇んでいます。

リボーン:『ツナ コンタクトの使い方はわかってるな』
ツナ:『ああ』

もったいつけるけどハッタリだと断じたジンジャーからの攻撃を
グローブから炎を噴射し避けるツナ。
コンタクトの動きを確認しつつ、スパナから受けた説明を思い返します。

まず、コンタクトはツナのヘッドホンと音声で連動させてあり、
コンタクトの情報は耳からも入ること。
そして、上部のスロットルバーが右手の炎に、
下のスロットルバーが左手の炎の出力を表しており、
剛の炎は赤く柔の炎は緑色にバーに表示されること。

ここでツナは左手で炎を撃ち、その機能が正常に働いていることを確認します。

次に思い返すのはメインとなる、X BURNERを撃つ際の機能。
これは、「オペレーションX(イクス)」のかけ声で、自動的にコンタクトが
発射誘導プログラムを開始するそうです。

画面がX BURNER用に切り替わり、両手の位置で動くターゲットが出現。
上下のスロットルバーから中心に向けて出力のバランスラインが伸びるので、
両メーターから伸びるラインを一直線にすることにより
安定したX BURNERを撃つことができるそうです。

なるほど、左右の目それぞれが各々の手に連動しているわけではなく、
両手の出力ゲージを一度に把握できるのですね。
先週の本編を読んだ際に感じた、視線をどこにやればよいのかという心配は
まったくの杞憂でした。

ジンジャーの攻撃を掻い潜り、スパナの目の前で停止したツナは、
右手をスッと上げ、静かに声を上げます。

ツナ:『オペレーション………X』

音声を拾ったヘッドホンがコンタクトへ情報を送り、
コンタクトからヘッドホンへ音声が渡ります。

『了解シマシタ ボス』
『X BURNER発射シークエンスヲ 開始シマス』

スゴイですスパナ。ちゃんと「ボス」呼びしてます。
にしても…シークエンス?シーケンスではなくて??

倒れたままツナを見やるスパナは、ツナがいきなり空中で撃とうとしているのに
少なからず驚いているようです。

構わずツナの右手から逆噴射された、膨大な炎に驚くジンジャーとアイリスの元に
入江とチェルベッロから通信が入ります。

チェルベッロ:『モスカのレコーダーから戦闘記録を解析したところ』
       『ボンゴレが起こすその攻撃は高エネルギーを前方に放つ技だと考えられます』
入江:『真っ向から受けては危険だ!!』『回避だ!!回避しろ!!』

ミルフィオーレがそんなやり取りをしている中、ツナはレフトバーナーへと
意識を集中させます。

にしてもこれは…少し時間がかかり過ぎなような気がします。
と言いつつも、零地点突破もリング争奪戦終了後にはサクサクできるように
なっていたので、きっと初めてだからだということにしておきます(ぉ。

この状況で、何故か対抗心が芽生えたのはアイリスでした。

アイリス:『強力な飛び道具ってわけかい』
     『面白いじゃないか』

笑みを浮かべ、死茎隊へ『マッスルスクラムだよ!!』 と命令するアイリス。

肩を組み、団子状の盾となった死茎隊。
真正面から受けて立つつもりのようです。

尽く部下に無視される入江が本気で可哀想になってきました。
これだけ苦労させられれば、そりゃお腹も痛くなります。
…あれ?胃じゃなくてお腹??(←今更)

ミルフィオーレが何をしようと、X BURNER 発射への準備は着々と進みます。
『ターゲットロック』というプログラムの音声が響き、
ライトバーナーの出力が20万FV(フィアンマ ボルテージ)で固定され、
次にレフトバーナーの炎圧が20万FVとなった瞬間。

『ゲージシンメトリー!!』 『発射スタンバイ!!』

ピーッという音と共にコンタクトディスプレイにXの文字が浮かび上がり
とうとう完璧なあの技が発射されます。

『X BURNER!!!』

圧倒的破壊力を持つ X BURER は、部屋を吹き飛ばし、
死茎隊をなぎ倒し、ジンジャーの人形を粉々にします。

継承したボンゴレリングの力を象徴するかのようなXグローブVer.VRの紋章(エンブレム)。
そして、前を見据えるツナ。

ちなみに、X BURNER 発射してからここまでのシーンで5Pあります。
大ゴマ連発です。かなり燃えます。

爆風に一瞬目を閉じたスパナですが、X BURNERが安定してることは
無事、確認できたようです。次の瞬間、爆風で浮きあがってますが;

一方入江サイド。
カメラの破損によりモニターが突如砂嵐になったことに驚く入江。
その彼に、更に驚くべき報告がなされます。

チェルベッロ:『大変です』 『入江様!!』
       『実験場から3区画が…』 『消滅しました!!!』
入江:『しょ…』 『消滅!!?』

驚愕の表情の入江で以下次号!

柔の炎と剛の炎。
それをシンメトリーで出力するツナは、スパナの真上に陣取っていました。
そのため、スパナにはX BURNER の影響が及ばなかったのですね。
となるとこれは、味方が身近に居る場合は、常に空中で撃たねばならない技と
いうことになりますね。

もしも10年後のツナがボンゴレリングを破棄していなくて
このX BURNER を撃てる状態だったらと考えてみましたが、
対(普通の)人間相手だとしたら、やっぱり使わなかったのじゃないかなと。
確実に相手をこの世から抹消してしまいますから;

ツナが初代の再来っぽく描画されるのは嫌いではありませんので、
この展開はかなり燃えました。
1話全部をツナの技に使用したというのは、流石に驚きましたが。

スパナの想いと行動に、ちゃんと応え報いたツナ。
その姿が見れただけでもよかったです。

来週の展開がどうなるか想像もつきませんが
なにはともあれ、次回も楽しみです!


そういえば、ダブル・アーツが終わりました;
掲載順位ヤバいなぁ何故かなと思っていた矢先…!
1話1話が面白く、好きな作品だっただけにショックです。

謎が謎のまま、見事に放置されちゃいました。
二人の旅は終わり、目的も果たしたハッピーエンドで終わるのだろうと
窺わせる終わり方はしていますが、ちゃんと読みたかったです。


最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (ラン)
2008-09-07 09:49:16
こんにちは。
とうとう完成しましたね、X BURNER。
凄い威力ですね!さすがボス…
入江は大変ですね…思いっきり無視されましたね。
ところで、どうして入江はマフィアの世界に入る事になったのでしょうか…(今更ながら
10年前は、一般人だったのに…
うーん、まだまだ謎はありますが、これからも楽しみですね。
返信する
こんばんは (アリス)
2008-09-07 18:53:13
スパナよかったですね。
完璧なXBURNERを見ることができてきっと嬉しいと思います。
マーレリングの守護者ですが、白蘭さんはマーレリングのデザインからして恐らく大空かな?と私は思っています。
そうするとユニちゃんは嵐か雲になってしまうのでしょうか?不明な1人の正体も気になるところです。
謎が多いほどこれからも楽しみです。
返信する
コメントありがとうございます (書庫の管理人)
2008-09-07 23:57:14
ランさん>

こんにちは。
完成しましたよ X BURNER!
歴代最強と謳われた初代も、こんな感じの技を
使用していたのかなと思うほどの威力でしたね。
入江が何故ミルフィオーレに入ったのかは謎ですが、
彼の苦労性には同情を覚えます。

今一番の楽しみは、了平の入れ替わりと
ランボがどうなるか…ですね。
謎も楽しみも盛りだくさんで嬉しい限りです。



アリスさん>

命懸けでツナを支援したスパナが、
彼のその想いに応えたツナの完璧な X BURNERを
見ることが出来たのは、本当によかったです。

白蘭、ユニ、そしてもう一人のリングの属性は
状況図では「不明」となっていますが、
骸と戦った際のリングデザインからして
アリスさんの予想どおりではと思っています。

ツナたちのこれから、そして多く残されている
謎の答えが解き明かされるのも楽しみですね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。